明らかに虎穴

マーク・ロドラー [2014/01/02 18:04]

「・・・」

ここから一番近い人里はミードだ。
だが、彼女は『村』から来たと言った。
ミードは『街』と呼ぶのが普通に思える。
ではそれ以外の、となると。記憶する限り半日は距離があるぞ。
それを毎日往復と言うのは・・・

>「あの木、あの木の根本に鳥が落ちていたんだあ。
> 見てみると・・・死んでたん。
> あたい、拾って――――べ、別の場所に埋めてやったのさあ」

何だ、今の間は。
・・・さては焼いて食ったか?かなーり不衛生だが。
この気候なら腐るのも遅いからな。

>「今日と同じ手袋をしていたんだけどさあ、鳥を拾う時に手袋を外したんだあ。
> そんで、さあ手袋をしなおそうってとき指輪がないことに気がついたん」

「なるほど。」

俺ならその程度の作業は手袋着けたままやるなぁ。
ちょいと掘って放り込んで土かけるだけ。手も汚れないし。
・・・いや、スコップがなくて手掘りだと少し難しいか?

「どの辺に埋めたか覚えてる?
 それと一緒に指輪を埋めちゃったって事も考えれるから。」

これは普通、真っ先に探してる場所とは思うが。一応、聞いとく。
実際に埋めてないなら適当な言い訳ではぐらかされるだろう。

>「へええ、そうなのかい・・・?
> ふんふん・・・。わかったよぉ」

・・・ぬぅ、不発。ヴェンには受けてんだけどなー。
これは一般受けしないセンスだったか。

>「・・・あ、あの木の根元と、その周辺だあ。道の上からそこまでも、何回も。
> でもずっと見つからなくてさあ。
> あたい、今日はもっと広く見てみようって思ってるんだあ。
> 夜の間に風でコロコロ転がって、どこかの影に引っかかってるかもしれないでさあ」

「風、ね。この立地だと山からの吹き降ろしがこう来るから・・・」

それなりの強風じゃなきゃ飛ばんとは思うけど。
湖に落ちてたら流石に無理だな。
しばらく探してなければ・・・諦めも肝心と説くべきか。

※※※※※

ヴェンは女性に釣った魚を調理させる腹づもりらしい、が。

>「料理・・・かい。
> 昔、火事にあってから火というのが苦手になってしまってねえ。
> 自分で作るのはもっぱらスープだけだあ。それでもめったにないよ。

「・・・」

じゃぁ、鳥を焼いて食ったって線はナシか。

「まぁ、指輪がサクッと見つかれば後で俺が焼いてみよう。
 俺も上手いってわけじゃないけどね。」

世間一般で言うところの蛮族なんかは魚や肉を生で食べたりもするらしいが。
うーん・・・俺はやっぱ焼いた方がいいなー。

※※※※※

「・・・ぬぅ、無い。」

これは本当に湖へ強風で飛ばされたか。
誰かに拾われてネコババされたか。
あるいは・・・

>「もし! ここ! 見ておくれよー!」

おや、向こうが見つけたか?

>「穴があるーん! 人の足跡も、あるーん!!」

「・・・は?」

※※※※※

これは・・・穴か。まぁ、穴だな。

>「あたいの指輪、絶対この中だあ。
> だってこんなに探してもないんだよ!
> 誰かいるんだ!
> とっちめておくれよ!」

「・・・うーん。」

何かもう、色々と取り繕いきれてない感がする
トーコの発言は一先ず置いといて。

「まず、ちょいと調べて見るよ。
 場合によっては不用意に近づくのも危ない。」

例えば・・・例えばもし、この穴が古代の遺跡へ通じてたりしたらどうだ。
で、この足跡が先行した冒険者によるものだったとしたら。
質の悪い連中は後続者を妨害する罠を仕掛けてたりとかするんだよな。
後はヒトではなく妖魔とかが入り込んでたら
いきなり攻撃が飛んでくる可能性もある。

「ガラフ。この穴、人工のものだと思うか?」

足跡と一緒に穴の壁などを見ながら。
滑り落ちるのは勘弁願いたいので中には入らず慎重に、だが。
ガラフはドワーフには珍しいと思われるラーダの神官だ。
道中、話す限りでは知識量もかなりあると見て取れた。
それをアテにしての問い。

「ヒトが通る用にしては狭いんだよなぁ。
 かと言ってこんなのがそう自然発生するもんなのか。」

・・・ヒト以外ならどーだ。
直径がこれくらいで、穴を掘る。そういう奴。

「・・・?・・・何だか。妙に穴の中が明るいな。
 あの青いのは雪か?それにしては青みが・・・」

この距離だと判断が難しいなー。

「この穴、湖の方に伸びてるけど、まさか途中で繋がってる?」

これは奥の青色が水面か、とも思っての発言。
それなら太陽光が差し込んで明るくなったりするかもしれんけど。

「いや、それならもっと高いとこに水面が来てないとおかしいかね。」

確か物理的には湖の水面と同じ高さまで水が来ないとおかしいんだっけ。
むむむ、入って更に調べれば何かわかるかもしれないが・・・

※※※※※

「リスクを考えるなら。今日は一度、ミードに引き返して。
 冒険者の宿でその道に覚えのある奴を一人誘ってまた来るって手があるな。」

この穴が人工のもので、奥に遺跡があった場合。
俺達3人はその手の技能を持ってない。
鍵開けくらいなら俺が魔術で何とか出来るんだが。
最も警戒すべき罠とかはどーしよーもない。

「うーん・・・でもそれならここが遺跡かどうかくらいは確認しとくべきかねぇ。」

この穴、入るより出る方が難しそうだ。
命綱付けて一人が入ってくのがいいか。

「その場合は俺が行くけど。」

流石に金属鎧を着た二人よりはマシだろう。
どーする?と他の二人へ。
面倒くさいから放置で、とならないのはこの稼業の悲しい性か。

PLより----------------------------------------------

ここが遺跡っぽいなら放っておく事もないな、と言うスタンスなマーク。
一先ずの調査結果次第では色々と白紙ですが。

トーコはボロ出まくりな感ですが、決定的な証拠がなぁ。
最後のセリフからしてメタでは狙いが予想できるのですが。

まずは足跡についての調査。
そして穴の壁について調査。どういう作りか。
更にこの穴の発生原因について知識に引っ掛かるものがないか。
罠についても一応、警戒しますか。野外用罠ならある程度は対応できますし。
そして聞き耳と危険感知も念のため。
以下判定。ついでに予備ダイスも。

悪根@マーク : 足跡 2D6 → 3 + 2 + (6) = 11 (01/02-17:49:05)
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悪根@マーク : 穴の壁 2D6 → 1 + 4 + (6) = 11 (01/02-17:49:29)
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悪根@マーク : 穴の発生原因 2D6 → 2 + 6 + (6) = 14 (01/02-17:49:44)
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悪根@マーク : 罠発見 2D6 → 3 + 5 + (6) = 14 (01/02-17:50:03)
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悪根@マーク : 聞き耳 2D6 → 6 + 6 + (6) = 18 (01/02-17:50:14)
--------------------------------------------------------------------------------
悪根@マーク : 危険感知 2D6 → 6 + 3 + (6) = 15 (01/02-17:50:33)
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悪根@マーク : 予備1 2D6 → 6 + 4 = 10 (01/02-17:50:49)
--------------------------------------------------------------------------------
悪根@マーク : 予備2 2D6 → 3 + 2 = 5 (01/02-17:51:03)
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悪根@マーク : 予備3 2D6 → 6 + 6 = 12 (01/02-17:51:15)

肝心の足跡についてが微妙な線。他に任せた!