使えるならばアウラダでも使え(酷

イシュタル [2012/07/06 11:28]

「手紙が欲しければいくらでも書いてあげるわよ、ただしアナタが手紙の宛先を探し出せれば、ね
 返事を書いているのはあくまでも保険よ、返事が来なければ手紙の主も悲しむでしょうし...」

アウラダの飄々とした物言いに少々苛立ちを覚えながらも私はアウラダにそう言い
ふと、考えた事をアウラダに伝えてみた

「アウラダ、例えばの話だけれど手紙の主が妖魔討伐をした神官の名前を聞き間違えている、と言う可能性はないかしらね?
 何分子供の耳だし、老人ほど聞き間違えが酷くはないでしょうけど...名乗った側の発音次第では聞き間違えもあると思うのよ」

「例えば...エリス、エリシャ、アリエス、アリーシャ...似た名前なら幾らでもでてくるわ、"アリス"というのが愛称でも本名でもなく
 単純な子供の聞き間違えだとしたら...宛先がアリスと言う事自体前提として崩れる事になる...そんな人物は存在しないのだから」

私の言葉にアウラダは正直半信半疑のような表情だ、恐らくは私が無理矢理にも話を完結させようとしているように見えているのだろう
しかしながら考え方としては間違ってはいないはず、アリスと言う人物がこの神殿には存在しない事(ただし愛称は除く)
妖魔討伐などの任務は機密扱いなものの、出向できる人間など限られており時期的にいなかった人物を当たるのはそう難しくないだろう

「アウラダ、もう一度アナタの知り合い、それも似たような名前に当たってみてくれないかしら
 妖魔討伐が云々かんぬんは機密でしょうから教えてくれないでしょうけど、ニコルって言う子供の名前に聞き覚えはないか、と
 少なくともニコルが"アリス"と認識している女性は、ニコルと一度は話しているのだから聞き覚えがあるはずなのよね」

「機密に関する事を聞いても教えてはくれないだろうけど、一人の子供の名前まで厳重に情報統制されているわけではないし
 少しでも反応を見せたら手紙を見せるなり、搦め手で攻めるなりやって頂戴よ、そういうの得意でしょう?」

そこまで言って私は口元にニヤリと笑みを浮かべ

「まさか、やりたくない...とは言わないわよね?アナタは困っている女を見捨てるほど薄情じゃないものねぇ?」

とやや挑発的にアウラダに言葉を投げかけてみた

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PL
ダメだ、文章力の限界が...っ!他者を描写するのがこれほどまでに難しいとは...
もうイシュタルの独白みたいな文章にしかならない...GM様申し訳ないです、書くのに時間かかった挙句こんな出来で...