My Name Is ・・・
俺の名はグリーンリバー。精霊使いにして野伏だ。
冒険者という不安定で不確実な・・・俗に言う「やくざな」稼業をはじめて,2年が過ぎた。
さほど素養に恵まれていない俺であったが,ギリギリの難題・戦いをくぐりぬけた結果,熟練と言われる域に足を踏み入れることが叶った。
その日,俺はミノタウロス亭でくつろいでいた。
以前一緒に仕事をした仲間も一緒だ。
金髪の少女プレナ。
幾回りも大きくなったダンテ。
銀髪のドワーフ,ガラフ。
彼らと情報交換も兼ねてする冒険談は,実に楽しいものであり,俺にとっては至福の時間であった。
至福の時間はレンバートという盗賊によって打ち切られた。
ジョージは否応なしに俺たちにレンバートの依頼をあてがったのだ。
顔見知りでない冒険者も1人2人いる。
「幻城。死城。
遺跡から遺体を回収したい・・・か。
正直気乗りしないが,仲間を思う気持ちはよく分かる。
及ばずながら協力しよう。」
俺自身,蘇生してもらった身だ。その恩は決して忘れない。
頼主の仲間4人が同じように蘇生できるかと言えば,首を横に振らざるをえないが,弔いたいという気持ちは尊重したい。
「俺の名はグリーンリバー。精霊使いにして野伏だ。」
レイフィアと名乗る小柄な魔法戦士,そしてどこか普通とは違う雰囲気のグラスランナー マヌルに自己紹介する。
レンバートに問いかける。
「遺体の回収は結構だが,4人ともなるとそれなりの作業になるぞ。荷車か何か用意してあるのか?」
「思惑以上の結果が出た場合,どうする?つまり莫大な金品が得られるとなった場合だ。
依頼主と仲間割れだなんて,格好悪いのは御免だからな。」
「死城で水は確保できるのか?できないなら,かなりの量を馬で運ぶ必要があるからな。」
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PL欄:
保存食×40を購入します。(280ガメル) 計47個だ(笑)
防具は最高品質銀製リングメイルアーマーです。
募集欄記載の高品質武器は持ち込みます。
マジックアイテムは持って行きません。