チャ・ザの足

GM [2012/11/18 03:53]

モノリスをくぐった先の景色は、やはり荒野である。
正面、遠くに城の幻影が揺らめく。


しかしそこには、荒野に設置されているとしては違和感を拭えない、泉と大きな車輪、そして向かい奥にはもう一つのモノリスがあった。
地面は、先程の石畳と同じものが、今度は大きな範囲で円状に敷かれている。


左手に大きな車輪、石畳を挟んで向かい側に泉があった。


車輪は大きな水車くらいあり、材質は石とも金属ともとれぬものだった。
黒く艶があり、流れるような曲線の装飾がされている。


泉。明らかに不自然なのは、水が湧いているからだけではない。
直径2mほどの泉の中心に、天秤があった。台座と一体化している。
この天秤は、皿が裏返っている。
泉の底は深く、覗けない。


その天秤の背後に、四角柱の石碑がある。何かの台座のようにも見える。
石碑の上面を調べれば、また上位古代語・・・のように見えるが、それは所々過ぎて文章になっていないようだ。単語にさえなっていないのが多い。


     ---------------


レンバートは石畳の中心へ歩いて行った。
しゃがみ込み、手で地面の砂を払う。


「ここに彫られている文様を見てくれ。
 これは・・・チャ・ザの聖印だろう。
 さっきのところみたいに、輪っかの陣で刻まれている。
 そして、輪の中心に書いてあるのは・・・ええと・・・たしか・・・」


また上位古代語。


"幸運よ、天下を廻れ
 全てのものへ平等に"


「ええと、グッドラックユーみたいなことが書いてある、とミデルが言ってた」


だいぶ違う。
レンバートの記憶違いであることは確かだ。


「それはいいとして、あっち側のモノリス。
 あれを開けるのにコツがあるんだ。あれは合言葉や力技じゃ開かない。
 まず・・・」


そう言って、まるで水車くらいある不思議な車輪を回した。
すると、車輪の上の方から小さな魔晶石がポロポロと落ちてきた。


「泉の方を見てくれ」


レンバートは車輪を回し続けた。
天秤の皿は、底が下にある、通常の状態になっている。


「車輪から落ちてきた魔晶石を泉の方に投げて、
 あの天秤の皿、両方に、同時に乗せるんだ」


そう言って車輪を止めると、天秤の皿はまたひっくり返ってしまった。


「ここで亡くなった仲間はいない。
 あの、扉の、向こう側の、さらに 向こう側 なんだ」


レンバートは少し息を切らしている。


「あの、車輪をまわ すと、どうやら・・・。
 少し、精神力が吸い取られるようだ」



―――――――――――――――――――――――――
...GMより:

はい!最初のエリアです。
ざっとした配置は、図を載せますのでそちらをご参考ください。


次のモノリスを開くには、このエリアのギミックを解除しないといけないようです。


※解説※

車輪を回して落ちてきた魔晶石を、天秤に投げ、同時に両皿に乗っけてください。
ルール的には、指定の2d8と全く同じ2d8が出ると当たりとなります。(8面ダイス

2d8で一回投げたことになります。
同時に何人が挑戦しても構いません。(ただし車輪回せないので全員は不可です><)

当たりを出した人は、何回目で当たりが出たか申告をお願いします。
複数人が当たりを出した場合、振った回数が小さいほうが適用されます。

まとめて振るのもいいですね。
60d8(30回分)100d8(50回分)などなど。


そして・・・

車輪を回す人は、1d8(8面ダイス)をまわして出目が1だった場合、精神点が1点引かれます
天秤組に当たりが出るまでお願いします。

・車輪は軽いので一人でも回せます。なので複数人と交代しながら回すこともできます。

※ちなみに、ここで気絶するような数字が出た場合、休憩を挟むことになるでしょう。
 何回、クリティカルごはんタイムが出るでしょうか!


<指定の出目> 2d8で、 4,5 の順

04:06:53 しょう@GM 天秤ギミック 当たりの目 2d8 Dice:2D8[4,5]=9


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GOOD LUCK!! ^^

MAP02.jpg

レイフィア=ハイウィンド [2012/11/18 20:40]

すべてが整い次の"間"へ。

正直な所、遺体の状態は酷いものだ。

綺麗に"なくなっている"のだから、余計にたちが悪い。

毛布に包れ、樽に安置された彼は、浮かばれるのだろうか。

信心深いわけではない私には理解が出来ない。

 

「・・・・今度は、なんですかね、これは・・・・」

 

次の場所は先ほどとはまた違う様相を呈している。

レンバートさんの説明を聞き流しながら、ざっと見回してみる。

が、どうなのだろう。建築系の知識は余り詳しいわけではないが・・・・

 

「・・・・ガラフ殿、こう云うカラクリの造りはドワーフ族の手が入っているものなのですか?

 単純に、知的興味なのですけどね」

 

何とは無しの問いかけだが、正直答えが帰ってくるとも思えない。

 

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・

・・・・・・

・・・・

 

「・・・・その古代語の意味、間違っていますよ」

突っ込みを入れながら、この部屋のギミックを試してみる事にする。

「・・・・精神を削られるのは、勘弁願いたいところですね。

 では、私は投げてみますね・・・せぇ、の!」

__________________________________________________

PLより

れっつチャレンジング。

 


SystemCyphissさんが退室しました。 (11/18-20:59:15)


Cyphiss : 49回目(笑) (11/18-20:59:12)


Cyphiss : 残り3 56回 16D8 → 4 + 5 + 7 + 6 + 5 + 2 + 1 + 7 + 1 + 8 + 7 + 1 + 8 + 8 + 1 + 3 = 74 (11/18-20:58:56)


Cyphiss : MPのこり4 48 16D8 → 1 + 8 + 6 + 7 + 4 + 3 + 8 + 4 + 8 + 7 + 8 + 2 + 6 + 2 + 3 + 2 = 79 (11/18-20:58:36)


Cyphiss : MPのこり5 40回 16D8 → 2 + 8 + 5 + 6 + 2 + 5 + 4 + 6 + 1 + 4 + 4 + 4 + 8 + 6 + 5 + 3 = 73 (11/18-20:58:19)


Cyphiss : MP-6のまま。あー、総計だと残りMP9 32回 16D8 → 1 + 5 + 5 + 1 + 2 + 4 + 1 + 4 + 3 + 3 + 5 + 2 + 2 + 4 + 1 + 4 = 47 (11/18-20:57:55)


Cyphiss : 出たかと思ったけど、組が違う。 MP-3 24回 16D8 → 4 + 4 + 3 + 3 + 3 + 4 + 2 + 7 + 6 + 6 + 8 + 7 + 7 + 6 + 3 + 5 = 78 (11/18-20:56:32)


Cyphiss : MP-3 16回分 16D8 → 8 + 4 + 3 + 5 + 7 + 2 + 8 + 1 + 1 + 4 + 5 + 2 + 8 + 7 + 1 + 7 = 73 (11/18-20:55:04)


Cyphiss : 16dがここは最高か。 8回分で、ごー。 16D8 → 1 + 3 + 1 + 3 + 3 + 1 + 7 + 6 + 8 + 3 + 8 + 2 + 4 + 7 + 3 + 2 = 62 (11/18-20:54:32)


SystemCyphissさんが入室しました。 (11/18-20:53:43)

 

レイフィア的には寝たい(笑) >49回目に達成

精神消費は無しです、間違えてましたー!     こうしーん!

マヌル [2012/11/18 21:48]

消えかかったレンバートさんの仲間。その遺体。
仕事とはいえ何とも辛い空気だ。

次の間に進むも、
ここでは遺体の回収はないようだ。

あるのは泉と奇妙な車輪。

しかし

>「車輪から落ちてきた魔晶石を泉の方に投げて、

> あの天秤の皿、両方に、同時に乗せるんだ」


よくこんな仕掛け、解いたもんですぅ

>「あの、車輪をまわ すと、どうやら・・・。

> 少し、精神力が吸い取られるようだ」


ふらつくレンバートさんを支える。
「ハワ、大丈夫ですか?」

>「・・・・精神を削られるのは、勘弁願いたいところです」


「ハワ。じゃあ、僕が回すですぅ」
精神力には無駄に自信がある。

回す、回す。
出てくる、出てくる。
少し楽しくなってきた。

「どんどん、行くですぅ!」

======================
PLより

 僕の理解では、
 天秤組のレイフィアの精神点は消費されないとおもうのですが。

 マヌルさんが退出しました。
21:32:27 マヌル ≫ ひたすら車輪回し 49d8 <Dice:49D8[6,3,6,1,4,5,1,6,3,1,5,6,2,5,7,6,2,8,4,3,6,6,4,7,1,4,6,5,8,6,8,5,2,6,4,7,4,4,1,4,5,8,1,8,1,3,5,4,6]=223>
* マヌルさんが入室しました

 49回の時点までで精神点7点消費


ダンテ [2012/11/18 23:11]

今度の仕掛けは・・・・なるほど、天秤に投げて乗せればいいんだな。

死んだ奴はいないっていうし、楽勝楽勝・・・・・

・・・・・・って結構むずいぜ・・・・・・


【PLより】

とりいそぎ・・・31回目で出ました。

玄武@ダンテ : 31回目 (11/18-23:07:02)
--------------------------------------------------------------------------------
 玄武@ダンテ : 10D8 → 4 + 5 + 8 + 3 + 5 + 1 + 8 + 6 + 4 + 7 = 51 (11/18-23:06:46)
--------------------------------------------------------------------------------
 玄武@ダンテ : 10D8 → 6 + 4 + 1 + 6 + 5 + 2 + 1 + 1 + 8 + 1 = 35 (11/18-23:06:42)
--------------------------------------------------------------------------------
 玄武@ダンテ : 10D8 → 6 + 5 + 6 + 1 + 8 + 7 + 5 + 2 + 5 + 7 = 52 (11/18-23:06:33)
--------------------------------------------------------------------------------
 玄武@ダンテ : 10D8 → 4 + 7 + 3 + 1 + 5 + 3 + 4 + 3 + 6 + 6 = 42 (11/18-23:06:23)
--------------------------------------------------------------------------------
 System : 玄武@ダンテさんが入室しました。 (11/18-23:05:54)

プレナ [2012/11/18 23:38]

 手分けして荷物を地割れの向こうに移し、遺体を回収した。
 予定通り順調に進んだことに安堵しつつも、気を抜かないように気を付けた。
 落ちると即死......目の前の地割れに視線を移し、その事実を再確認した。
 自然と引き締まる身と心......この先も気を付けておこうと気持ちを新たにした。
 そしてモノリスの前に立つと、指定された合言葉を話した。
 
「レイフィアさん、了解しました。いきますね」

 モノリスが上位古代語にわずかに反応する。
 これでいいのだろうか......?
 
>「上手くいった」

 わたしの不安を見越したかのようにレンバートさんが告げた。
 そして、扉を開けるような感じでモノリスを押すと、次の舞台が姿を現した。


☆☆☆

 
 今までと同じように広がる荒野。そこに孤独な存在感を出している車輪と天秤。
 非現実な光景に目を奪われるわたし......レンバートさんの解説が始まる。

「なるほど、車輪を回している間に、天秤の2つの皿に同時に石を乗せないといけないんですね」

 説明をまとめてみる。そしてどうやら車輪を回す人は気力を消耗するらしい。
 急ぐ必要がある......そう思ったわたしは、急く気を抑えながら狙いを定めながら石を投げ込んだ。
 焦る気持ちのせいか、生来の不器用のせいか、望む結果は得られなさそうだ。
 ここは素直に他のメンバーの力に甘えることにしよう。
  
 

--PLより--
HP18/18 MP23/24 猫(5/5 5/5) インスピ○ 
ストサバ触媒*7 魔石晶 2点×2 4点×2 保存食42


マヌルさん車輪係感謝です。確かにいい手です。
そしてわたしも石投げしてみます。
......220回かかりました。
※ログが多くなったので、過去ログからコピーしました。そのため通常と順序が逆になっています。

System : まう@プレナさんが入室しました。
まう@プレナ : 天秤ダイス 当たり 4-5 10D8 → 1 + 6 + 4 + 6 + 2 + 3 + 5 + 7 + 6 + 2 = 42
まう@プレナ : 10D8 → 3 + 8 + 6 + 2 + 4 + 4 + 6 + 8 + 4 + 6 = 51

まう@プレナ : 10D8 → 2 + 7 + 8 + 2 + 5 + 3 + 5 + 1 + 5 + 4 = 42
まう@プレナ : 10D8 → 3 + 6 + 6 + 5 + 8 + 3 + 3 + 3 + 2 + 3 = 42

まう@プレナ : 10D8 → 5 + 7 + 6 + 3 + 6 + 8 + 3 + 8 + 5 + 6 = 57
まう@プレナ : 10D8 → 3 + 5 + 4 + 3 + 1 + 2 + 1 + 7 + 7 + 7 = 40

まう@プレナ : 10D8 → 3 + 5 + 2 + 2 + 2 + 5 + 6 + 3 + 5 + 5 = 38
まう@プレナ : 10D8 → 1 + 1 + 2 + 7 + 2 + 1 + 4 + 6 + 7 + 5 = 36

まう@プレナ : 10D8 → 1 + 5 + 8 + 7 + 8 + 6 + 6 + 6 + 5 + 5 = 57
まう@プレナ : 10D8 → 5 + 3 + 4 + 3 + 1 + 6 + 4 + 3 + 8 + 3 = 40

まう@プレナ : 10D8 → 8 + 6 + 6 + 4 + 4 + 2 + 5 + 8 + 7 + 3 = 53
まう@プレナ : 10D8 → 5 + 4 + 5 + 3 + 3 + 8 + 1 + 6 + 5 + 3 = 43

まう@プレナ : 10D8 → 8 + 6 + 5 + 6 + 6 + 5 + 6 + 8 + 3 + 8 = 61
まう@プレナ : 10D8 → 1 + 5 + 1 + 7 + 4 + 1 + 1 + 2 + 6 + 6 = 34

まう@プレナ : 10D8 → 2 + 2 + 8 + 5 + 1 + 8 + 2 + 8 + 1 + 6 = 43
まう@プレナ : 10D8 → 7 + 7 + 3 + 3 + 4 + 1 + 7 + 4 + 8 + 5 = 49

まう@プレナ : 10D8 → 3 + 2 + 1 + 3 + 2 + 3 + 8 + 8 + 8 + 5 = 43
まう@プレナ : 10D8 → 2 + 7 + 4 + 3 + 5 + 3 + 8 + 1 + 2 + 6 = 41

まう@プレナ : 10D8 → 6 + 5 + 2 + 2 + 4 + 1 + 2 + 7 + 6 + 7 = 42
まう@プレナ : 10D8 → 4 + 6 + 5 + 4 + 4 + 2 + 8 + 2 + 8 + 4 = 47

まう@プレナ : 10D8 → 6 + 6 + 6 + 3 + 4 + 2 + 7 + 1 + 2 + 2 = 39
まう@プレナ : 10D8 → 1 + 3 + 8 + 3 + 7 + 8 + 1 + 7 + 4 + 6 = 48

まう@プレナ : 10D8 → 1 + 7 + 8 + 4 + 1 + 6 + 7 + 5 + 1 + 3 = 43
まう@プレナ : 10D8 → 3 + 5 + 8 + 8 + 4 + 1 + 3 + 1 + 8 + 4 = 45

まう@プレナ : 10D8 → 1 + 8 + 1 + 3 + 1 + 2 + 4 + 6 + 5 + 4 = 35
まう@プレナ : 10D8 → 2 + 6 + 5 + 6 + 2 + 2 + 5 + 5 + 7 + 2 = 42

まう@プレナ : 10D8 → 7 + 7 + 6 + 1 + 2 + 6 + 4 + 6 + 8 + 1 = 48
まう@プレナ : 10D8 → 4 + 4 + 1 + 8 + 4 + 7 + 4 + 4 + 8 + 2 = 46

まう@プレナ : 10D8 → 8 + 5 + 3 + 2 + 1 + 7 + 2 + 7 + 6 + 7 = 48
まう@プレナ : 10D8 → 2 + 1 + 5 + 8 + 5 + 2 + 5 + 3 + 3 + 1 = 35

まう@プレナ : 10D8 → 2 + 8 + 3 + 3 + 8 + 8 + 4 + 6 + 2 + 5 = 49
まう@プレナ : 10D8 → 5 + 6 + 6 + 5 + 8 + 3 + 2 + 5 + 1 + 2 = 43

まう@プレナ : 10D8 → 1 + 6 + 6 + 2 + 2 + 3 + 2 + 3 + 7 + 6 = 38
まう@プレナ : 10D8 → 1 + 8 + 7 + 1 + 1 + 7 + 3 + 8 + 5 + 4 = 45

まう@プレナ : 10D8 → 5 + 1 + 2 + 2 + 6 + 2 + 5 + 5 + 3 + 1 = 32
まう@プレナ : 10D8 → 3 + 6 + 3 + 7 + 8 + 2 + 5 + 3 + 6 + 6 = 49

まう@プレナ : 10D8 → 6 + 1 + 7 + 5 + 8 + 8 + 2 + 2 + 2 + 2 = 43
まう@プレナ : 10D8 → 5 + 1 + 5 + 2 + 4 + 3 + 6 + 2 + 5 + 5 = 38

まう@プレナ : 10D8 → 2 + 8 + 6 + 5 + 7 + 4 + 4 + 4 + 5 + 3 = 48
まう@プレナ : 10D8 → 7 + 2 + 3 + 4 + 2 + 1 + 7 + 5 + 2 + 4 = 37

まう@プレナ : 10D8 → 3 + 8 + 4 + 1 + 7 + 3 + 7 + 4 + 4 + 4 = 45
まう@プレナ : 10D8 → 2 + 3 + 3 + 5 + 7 + 2 + 3 + 3 + 1 + 3 = 32

まう@プレナ : 10D8 → 1 + 4 + 5 + 4 + 5 + 6 + 4 + 7 + 4 + 5 = 45

ガラフ [2012/11/20 00:48]

レイフィアがレンバートから合言葉を教わり、上位古代語を紡ぐ。
 すると、魔方陣がごく僅か、光った様な気がした。
 その現象を受けてレンバートが一歩進み出る。
 そして、"モノリス"の端を押した。
 
>「上手くいった」
 
彼が言うには、どうやら"死城"への侵入に成功したらしい。
 モノリスがまるで扉のように隙間を広げていく―――
 
***********************************
 
開いた"モノリス"の向こうには、此処とは異なる風景が姿を見せる。
 "死城"は正面遥か向こうの高みに座し、此方を見下ろしている。
 それと眼前に配置されている、荒野には不釣り合いな構造物達。
 
>「...今度は、なんですかね、これは...」

レイフィアの呟き。

「車輪と泉に...これは、天秤ですかな?」
 
左手に大きな車輪、石畳を挟んで向かい側に泉があった。
 
「何とも珍妙な。流石は古代魔法王国の遺跡ですな...」

泉を見遣り、肩を竦める。底は見えない。
 
「確かに水には困らくて良さそうじゃが...怖いの」

泉とは言え、水は水なのだ。

>「...ガラフ殿、こう云うカラクリの造りは
> ドワーフ族の手が入っているものなのですか?
> 単純に、知的興味なのですけどね」

「古代魔法王国時代の構造物には、同族の手による物が多く遺されている。
 そう聞いておりますが、これがそうであるとは、確証は致しかねますな」

レイフィアの質問に、答えになっていない答えを返しておく。

>「車輪から落ちてきた魔晶石を泉の方に投げて、
> あの天秤の皿、両方に、同時に乗せるんだ」

レンバートが一連の構造物の仕掛けについて説明をしてくれた。
 
>「ここで亡くなった仲間はいない。
> あの、扉の、向こう側の、さらに 向こう側 なんだ」

「なるほど、此処はまだ序の口と言った所なのですな。
 ならばこの様な遊戯じみた仕掛けにも納得がいきます」

レンバートの話に得心する。
"死城"の主は、些かの遊び心を有していたようだ。

>「あの、車輪をまわ すと、どうやら...。
> 少し、精神力が吸い取られるようだ」

車輪を回したレンバートが、若干疲労した様子で教えてくれた。
どうやら、精神力を対価に魔晶石を生み出す仕組みらしい。

>「ハワ。じゃあ、僕が回すですぅ」

マヌルが、車輪を回す役を買って出てくれた。
草原妖精であり、魔法を使わない彼は正しく適任だ。
勢い良く車輪を回し、どんどんと調子づいている。

>「どんどん、行くですぅ!」

>「...精神を削られるのは、勘弁願いたいところですね。
> では、私は投げてみますね・・・せぇ、の!」

レイフィアを先駆けに、ダンテとプレナも魔晶石を投げ始めた。

「ではワシもやって見るかな...縁日の的当てを思い出すのう!」

自分も仲間に倣って魔晶石を天秤目掛けて放り投げる...
 
===================================

【ステータス】
 
HP22/22 MP23/24 インスピ:未使用 体調:健康
支援魔法:なし
 
【装備品】
 
武器1=最高品質モール<カレドゥイネ>(必要筋力26-5)
    攻撃力 7 打撃力36 Cr値12 追加D 7
武器2=銀製ハンドアクス<フューネラルアクス>(必要筋力11):
    攻撃力 6 打撃力16 Cr値11 追加D 7
武器3=最高品質ロングボウ<ラク・ダーレィ>(必要筋力26-5)
    攻撃力 6 打撃力26 Cr値10 追加D 7
 
盾=なし:回避力 5
盾=銀製スモールシールド<ランパート>(必要筋力1):回避力 6
 
鎧=チェインメイル(必要筋力19):防御力24 D減少 4
 
【消耗品管理】
 
矢19 銀の矢14 魔晶石3・3・1・1 暗晶石3・2・1・1
保存食47 羊皮紙17 松明6 ロープ30m くさび30個
 
【PLより】
 
レイフィアにレスして絡みつつ、天秤ダイスは32回目でヒット!でした。
グリリバ次第ですがダンテの31回で確定でしょうかね!

ガラフの行動としては、恒例の<地図製作>及び車輪の<知識>判定です。
達成値は8と14でした。地図コンチクショウ...羊皮紙1枚消費します。
一応予備ダイスも振ってみましたが、1ゾロが見えるのは気のせいです。
気のせいですってば。

ところで車輪から出てくる魔晶石、持ち帰れませんかね~(笑)

【ダイスチャットからの添付】

06:16:53 テッピン@ガラフ ≫ 10d8 <Dice:10D8[1,8,2,7,3,7,4,1,6,8]=47>
06:17:18 テッピン@ガラフ ≫ 10d8 <Dice:10D8[7,8,3,4,4,4,1,8,5,6]=50>
06:17:36 テッピン@ガラフ ≫ 10d8 <Dice:10D8[6,5,2,3,6,2,8,8,8,8]=56>
06:17:53 テッピン@ガラフ ≫ 10d8 <Dice:10D8[4,7,7,5,1,4,5,1,6,1]=41>
06:18:12 テッピン@ガラフ ≫ 10d8 <Dice:10D8[2,6,1,1,5,3,1,7,8,8]=42>
06:18:26 テッピン@ガラフ ≫ 10d8 <Dice:10D8[5,7,5,4,3,7,8,7,3,5]=54>
06:18:45 テッピン@ガラフ ≫ 10d8 <Dice:10D8[3,7,4,5,3,6,5,8,6,3]=50>
06:19:32 テッピン@ガラフ ≫ 32回目で出ましたかね!
00:45:21 テッピン@ガラフ ≫ <地図製作>! 2d6+3 <Dice:2D6[2,3]+3=8>
00:45:40 テッピン@ガラフ ≫ 車輪の<知識>! 2d6+6 <Dice:2D6[4,4]+6=14>
00:46:23 テッピン@ガラフ ≫ 予備1 2d6 <Dice:2D6[1,1]=2>
00:46:37 テッピン@ガラフ ≫ げふう...
00:46:47 テッピン@ガラフ ≫ 予備2 2d6 <Dice:2D6[5,1]=6>
00:46:56 テッピン@ガラフ ≫ 予備3 2d6 <Dice:2D6[6,4]=10>

GM [2012/11/20 21:25]

レイフィアのツッコミに、古代語を介さない一介の盗賊は、僅かにきょとんとする。
マヌルに支えられたレンバートだが、小さ体格差を気にして足元を確かにしたようだ。


「ああ、すまない、ありがとう」


ガラフは車輪を観る。材質は金属に近いだろう。
おおよそ、同族、鉱山妖精が手がけたものだろうということが想像つく。
装飾のモチーフは翼と蛇。チャ・ザを象徴しているようにも見える。


マヌルが車輪を回す。軋むことなく車輪はまわり、感触も軽い。どんどんと回せる。


4人が、そこから零れた魔晶石を泉の天秤と投げ込む。

投げ込む。・・・投げ込む。
外れた魔晶石はポチャン、ポチャンと泉の中へ底深く入っていく。
途中、投げようとして手から落としたりもする。


     ---------------


運はやってきた。いや、集中力の賜物か。


「ぃやった!! 乗った!!」


   コロン   コロン


ずっと様子を見守っていたレンバートが、天秤の両皿に魔晶石が乗ったことを刹那確認し、声を上げる。


「あんた、"持ってる"んだな」


と、白い歯を見せてダンテに声をかける。




変化は2箇所で起こった。
一つは、石畳の中心に刻まれている紋様円が淡く光ったこと。

もう一つは、泉の方であった。
天秤の後ろにある石碑の上面が、白く強めに光り、やがて止む。

すると石碑に薄い膜のようなものが乗っている。
なんとも見たことのない膜だ。
素材は透明で柔らかく軽くやや弾力性があり、刃物には弱いよう。
その聖石版に書かれているのは、石碑を写したものだった。


「へえ」


レンバートが声を上げる。


「聖石版は、何度でも出てくるのか。
 あの、薄いガラスみたいなやつ。俺たちのときもあの石碑から出た。
 ・・・ミデルが、持ってた」


「これで、あそこのモノリスは開くだろう」


紋様円から北西に位置するモノリスの端を、レンバートはゆっくりと押した。

時刻は日没になる。



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...GMより:

おめでとうございます!!
チャ・ザの間はダンテさんの31回でクリアしました。
31回でも、マヌルのMPダメージは変わりませんでした><

このタイミングでは【チャ・ザの聖石版】を入手できます。
 ※ずばり、プラスチックのノート下敷きをイメージしてもらえればOKです!

>車輪
チャ・ザさんの聖印はちょっと資料がありませんのでわかりませんでした!
が、なんとなくヘルメスっぽいよなーという偏見にてヘルメスさんの杖ぽいデザインです。


>魔晶石
持っていけますよー。すべて1点魔晶石です。
持っていける個数に制限はありません^^
持って行く人は、ダイスを2回振ってください。


>地図
この間の地図を描きました!ちょっと天秤がだんごのように見えてしまいます。

グリーンリバー [2012/11/20 22:12]

 モノリスを開いた先は,荒野には変わりなかった。
 しかし遠くに城の影が揺らいでいる。

 俺達が先に進むには,チャ・ザ神が仕掛けたように演出されたパズルを解かなくてはならない。

 マヌルが気楽に車輪を回し,俺を除く他の面々があふれ出る魔晶石を次々と天秤に投げ入れる。

 俺はというと,レンバートの説明を上手く飲み込めないまま,茫然としてしまい,まったく乗り遅れてしまった。

 魔晶石は綺麗に受け皿に乗り,なじめないままにゲームは終了した。
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PL欄:

 ルールを上手く飲み込めないままで数日過ごしてしまいました。
 車輪を回す人も4,5を出さなければいけないと思い込んでいたようで,それで混乱していたようです。