入り口
レンバートさんの案内のせいか、旅は順調に進んだ。
むしろ順調すぎて少しばかり気味が悪くなるくらいだ。
心なしか......いや確かに減っていく植物。
次第に広がっていく荒野の風景に、今度は本当の気味悪さが湧き上がってくる。
>「ここだ」
>「あれが"モノリス"――――入り口だ」
地割れの向こうの石板を指して、レンバートさんはそう言った。
しかも、地割れを迂回せずに飛び越えた正面が死城の入り口というのだ。
わたしが地割れに目を向けた時
>「あれを飛び越えようとしてはいけない。あれは罠だ。
>あれこそが、幻影の魔法だ。―――どなたか"魔法解除"を頼む。
続く説明を聞き、なるほどと頷く。
何とも意地の悪い幻影の罠だ。その分効果は十分だろうとも思う。
事実、レンバートさんの仲間の一人が犠牲になっているということだ。
「依頼その1ですね」
ガレスさんが落ちたであろう本物の地割れを露わにするために解呪の魔法を唱えようとし、中断する。
仲間にはわたしより適任者がいることを思い出したからだ。
「レイフィアさん、解呪の魔法をお願いできませんか?」
わたしよりもより上手く扱えるはずです、と言葉を続ける。
そして、持参した荷車などの重荷を渡す手はずを考え始めた。
しばしの沈思の後、まとめた案を皆に説明する。
うまくいくといいのだけど......。
--PLより--
HP18/18 MP23/24 猫(5/5 5/5) インスピ○
ストサバ触媒*7 魔石晶 2点×2 4点×2 保存食42
まずは入口ですね。
ここでの行動の提案ですが。
・谷の幻影はディスペルで消して安全策を取る。
・ディスペル役は基準値の一番高いレイフィアさんが達成値拡大2倍くらいでかける。
・ガレス氏の遺体は引き上げる。
・樽などの重い品は以下のようにして谷を渡す。
・すべて荷車に搭載し、ロープで固定する。
・3m以上のロープを別途用意し、一端を荷車に結び付ける。
・筋力の高い人が幻影解除済の谷を先にわたる。
・その人に向かって荷車に結んだロープの反対側を投げて渡す。
・筋力の高い人にロープを引っ張ってもらい、荷車が落ちようとしたら
ソーサラーが「きわめてゆっくり」な落下速度でフォーリングコントロールをかける。
・荷車が落ちる前に筋力の高い人が対岸へ引っ張り上げる。
という感じでどうでしょうか?
そして予備ダイスを3つ振りました。
まう@プレナ : 2D6 → 6 + 6 = 12 (11/13-00:56:21)
まう@プレナ : 2D6 → 2 + 2 = 4 (11/13-00:56:20)
まう@プレナ : 予備ダイス3つです 2D6 → 6 + 2 = 8 (11/13-00:56:18)
System : まう@プレナさんが入室しました。 (11/13-00:56:08)
オランを出立し、パダ...そしてレックス。
旅程は穏やかだ。
時折、後退で荷車に載せてもらったりもした事もあって、快適だったと言える旅だ。
それも、終わりを告げるときはあっけないものだ。
脇道・・・獣道も斯くや。
そんな道が、私たちの道程だ。
「・・・不思議なものですね」
"死城"と呼ばれるそれを目の当たりにし、どこか・・・そう、目の奥だろうか。
キリキリと痛むような感覚がある。
酔う、のとはまた違う・・・感覚。
磁場の影響というわけではないだろう。これは、違和感の延長だ。
依頼人曰く、魔法解除が必要だという。
ならば、私の出番か・・・
「・・・では、〈魔力解除〉は私が行います。
他の皆さんは、周囲を警戒して置いてください。
大丈夫だとは思いますけれど、ね」
根拠もないし、情報でもそう言うことは無いだろう。
ここはまだ入り口だ。
だが、それでも、用心して損は無い。
ゆっくりと歩む。
ゆっくり、ゆっくりだ。
歩数にして40歩ほど。
『万物の根源たる魔力よ・・・
その魔、魔を持って破せ!
CODE:DISPEL MAGIC!
SET:10M FLONT!』
_______________________________________________
PLより
という訳で遅くなりまして。
20m前進後、10m先に向けてディスペルマジック。
System : Cyphissさんが退室しました。 (11/13-02:27:24)
Cyphiss : あぶい、いけたいけた (11/13-02:27:21)
Cyphiss : でぃすぺる☆まじっく 2D6 → 3 + 5 + (6) = 14 (11/13-02:27:14)
System : Cyphissさんが入室しました。 (11/13-02:26:22)
とのことで、一応成功かな?
「まずは第一関門ってとこね。」
いきなり地面に空いた大きな裂け目。
飛び越えるのは難しくないが、今見えてるのは幻影で、本物はその前か後かにあるらしい。
そして最初の犠牲者は向こう見ずな戦士だったそうだ。
・・・・耳が痛いね。
幻影は魔法で消せるみたいだし、3mぐらいなら軽く跳べるんだが・・・・
問題はこの荷車ね・・・・
どうしようか考えてたら、プレナが名案を挙げてきた。
「さすが、"小さな大賢者"様だな。
・・・・さて、じゃあ、誰が最初に飛ぶ?・・・力強い人ー。」
突っ込みを待たずにいそいそとロープを腰に巻きつける。
【PLより】
プレナ案大賛成。
幻影消滅後、一番ダンテ跳びます。
念のため、腰にロープを巻きつけて跳びます。
ガラフたち持っててくださいね。
跳んだら、腰のロープをほどいて、反対側を荷車に結び付けます。
(万が一の時一緒に落ちないため)
念のため古い毛布は樽に巻きつけておきましょう(破損防止)
グリーンリバーが狂った精霊についてレンバートに質問した。
返ってきた返答は、空飛ぶ光霊の群れ。
いつかの"墓谷"の事を思い出す。
あれが、一斉に襲いかかってきたら...
「生きた心地がせんのう..."死城"とはよく言ったものだわい」
黒焦げになった自分を想像して嫌な気分になってしまった。
一方ダンテは、余分に毛布を持って行こうとしている。
どうやら、レンバートの仲間の亡骸を回収する為のようだ。
こうした表には出さない優しさが、彼のよさなのだ。
亡骸を見つけたら、祈りの言葉を手向けよう。
尤も、亡骸がまだ存在していればの話だが...
***********************************
準備を終え、パダを経由してレックスへ向かう。
出来るものなら初めて訪れたパダで魔法の武具や品々を物色したかったが、
残念ながらそれは適わなかった。帰りのお楽しみとしておこう...
レンバートの案内に従って、木々の間を進んで行く。
徐々に木々の数が少なくなり、森は荒地へと姿を変えていく。
そして木々の隙間から伸びる細道に入った。
どうやら、特定の種類の木の本数を数え、それを目印としていたらしい。
このレンバートという男、野伏としても中々の技量の主かも知れない。
羊皮紙に道程を描き留めながら、ふと思うのであった...
***********************************
>「ここだ」
時刻は昼頃。
>「あれが"モノリス"――――入り口だ」
どうやら入口に到達したようだ。
荒野のど真ん中に走る2本の地割れ。
その交わる所には、1枚の石版がそびえ立つ。あれが"モノリス"だろう。
レンバートが"死城"への入り方を説明する。
今目に見える地割れは幻覚であり、魔法で解除する必要がある事。
そして彼の仲間が猪突し、命を落とした事...
>「レイフィアさん、解呪の魔法をお願いできませんか?」
プレナがレイフィアに《解呪》の詠唱を依頼する。
どうやら、古代語魔術の腕はレイフィアの方に一日の長があるようだ。
>「...では、〈魔力解除〉は私が行います。
> 他の皆さんは、周囲を警戒して置いてください。
> 大丈夫だとは思いますけれど、ね」
レイフィアは承諾して呪文の詠唱を始めた。果たして上手く行くか?
その間、荷物の受け渡しについて考える。
プレナの提案をしばし聞き、その素晴らしい内容に頷いた。
「流石はプレナ神官。よい案ですな。それで行きましょう」
>「さすが、"小さな大賢者"様だな。
> ...さて、じゃあ、誰が最初に飛ぶ?・・・力強い人ー。」
賛同の意を示したダンテが早速腰にロープを巻きつけ始めた。
「何とも気の早い...即断即決は一つの美徳じゃが、
一歩間違うと浅慮となり兼ねんぞ。
...まあ、何かあったら援護するで、この場合は問題無いがな」
ダンテの気の早さに苦笑してしまう。
「さて、二番目に力強い人としては、
ロープをしっかりと握っておかなくてはな」
ダンテが巻いたロープの対岸を、ぐっと掴んだ。
===================================
【ステータス】
HP22/22 MP23/24 インスピ:未使用 体調:健康
支援魔法:なし
【装備品】
武器1=最高品質モール<カレドゥイネ>(必要筋力26-5)
攻撃力 7 打撃力36 Cr値12 追加D 7
武器2=銀製ハンドアクス<フューネラルアクス>(必要筋力11):
攻撃力 6 打撃力16 Cr値11 追加D 7
武器3=銀製高品質ダガー<シルバームーン>(必要筋力5-2):
攻撃力 6 打撃力 5 Cr値10 追加D 7
武器4=最高品質ロングボウ<ラク・ダーレィ>(必要筋力26-5)
攻撃力 6 打撃力26 Cr値10 追加D 7
盾=なし:回避力 5
盾=銀製スモールシールド<ランパート>(必要筋力1):回避力 6
鎧=チェインメイル(必要筋力19):防御力24 D減少 4
【消耗品管理】
矢19 銀の矢24 魔晶石3・3・1・1 暗晶石3・2・1・1
保存食47 羊皮紙18 松明6 ロープ30m くさび30個
【PLより】
投稿遅くなりすみませんでした!まうさんの案に賛成致します。
レイフィア達成値上昇させずに抵抗突破とはグッジョブです!
行動宣言としては、ダンテが身体に巻いたロープの反対側を
しっかりと握ります。ダンテが万が一落ちそうになったら、
引っ張って回収しますね。力仕事はドワーフの出番だぜ!
後はまうさんの案に従って行動します。
あと、こっそりと"死城"までの道程を<地図製作>します。
羊皮紙1枚消費しますね。達成値は12でした。
何故かレンジャー関連はいつも出目がいいなあ。
【ダイスチャットからの添付】
01:57:52 テッピン@ガラフ ≫ 《インスピ》! 2d6 <Dice:2D6[6,3]=9>
01:58:17 テッピン@ガラフ ≫ 予備1 2d6 <Dice:2D6[4,3]=7>
01:58:31 テッピン@ガラフ ≫ 予備2 2d6 <Dice:2D6[2,6]=8>
01:58:46 テッピン@ガラフ ≫ 予備3 2d6 <Dice:2D6[1,6]=7>
01:59:01 テッピン@ガラフ ≫ 何と言う平均値...!
02:41:42 テッピン@ガラフ ≫ <地図製作>! 2d6+3 <Dice:2D6[3,6]+3=12>
02:41:57 テッピン@ガラフ ≫ まずまず!
『立ち入りを禁ず』
呪文は無事に幻を打ち破った。
一瞬にして亀裂は動いた。
位置は大雑把な掴みでしかなかったし、魔力を練り上げると言う手もあった。
が、魔力を多く消費して成功するのでは、今後が思いやられるのだ。
こんな場所で、弾切れなど起こしたくは無い。
レンバートが礼を返してきたが、正直なところ〈魔力解除〉は初歩の術。
礼を言われるほどの事ではない。
が、その言葉には微笑みを返しておく。
明らかに彼には余裕が無いのだ。
さて、この亀裂を渡る方法は、私が魔法を行使している間にプレナが整えてくれたようだ。
彼女は人を使うのが上手いようだ。
人徳と言う奴か。
私には、無いな。
私は仲間を駒として見るほうが性に合っている。
もっとも、だからと言ってそれが得手であるかどうかなど・・・・
・・・・止そう。
一人目の犠牲者は、ここに居た。
かなり、酷い事になっているようだが・・・・
落下しただけで、このような遺体になるのだろうか・・・・?
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
ともあれ、まずはこのモノリスか・・・・
取り敢えずは、自分の見地で量ってみるとしよう。
そしてこの石畳・・・
「・・・・"立ち入りを禁ず"、ですか。」
上位古代語だ。まぁ、予想には違わないが、魔法王国時代の遺産。
それにしたって、特異過ぎる存在の遺跡だ。
故に。
「・・・・迂闊に上位古代語は使わないほうがいいですよ。
何がキーワードになっているか知れたものではありませんから」
迂闊な依頼人に釘を刺す。知識がないなら使わないほうが良いのだ。
「・・・・皆さんの準備が整ったら、言葉を紡ぎましょう。
よろしい、プレナ司祭?」
先達は立てるべきだろう。一応、私のほうが先に魔術師の階位は上がっていたような覚えはある。
が、正直な所・・・・彼女をはじめ、私は余り人を知らない。
部屋や搭に篭っているのが原因、なのだろう。
別段、困る事もないのだが・・・・こういう時は、兄上の誰とでも気安い性格は羨ましく思えますね。
_______________________________________________________
PLより
モノリスをセージチェックしてみます。
あと、ガレスの死因チェックをば。
System : Cyphissさんが退室しました。 (11/15-00:39:19)
Cyphiss : みっつ 2D6 → 4 + 3 = 7 (11/15-00:39:14)
Cyphiss : ぎゃーす (11/15-00:39:10)
Cyphiss : あ、今のは+7無視で ふたつ 2D6 → 1 + 1 = 2 (11/15-00:39:07)
Cyphiss : 予備3つ ひとつ 2D6 → 6 + 1 + (7) = 14 (11/15-00:38:47)
Cyphiss : 死因 2D6 → 1 + 6 + (7) = 14 (11/15-00:38:38)
Cyphiss : せーじちぇっく、ものりす 2D6 → 4 + 6 + (7) = 17 (11/15-00:38:32)
System : Cyphissさんが入室しました。 (11/15-00:38:22)
古代王国期に存在した"空中都市"レックス。
レックスは古代王国の滅亡と時を同じくして墜落し,500年以上が過ぎた。
「今だに魅力尽きぬ夢の場所・・・か。」
俺達はレックスのほんのささやかな一部分,死城の入り口にいるようだ。
>「あれを飛び越えようとしてはいけない。あれは罠だ。
>あれこそが、幻影の魔法だ。―――どなたか"魔法解除"を頼む。
>本物の亀裂は、その前後どちらかにある。
「悪趣味な罠だな。」
俺の発した軽いひとり言は,失言であった。
>「亀裂に落ちた、仲間がいる。
しまった。
しかし変に謝るのも変だ。ここは流そう。
レイフィアが『ディスペルマジック』で幻影を消す。
プレナが出した案に従い,荷車にロープをかけ,先にクレバスを飛び越えたダンテが荷車を引き寄せる。
荷車はいとも簡単にクレバスを越えた。
「予備知識なしでは,危険極まりないな。」
クレバスには果たして,ガレスとかいう戦士の亡骸がひっかかっていた。
これを回収すれば,依頼の一部を果たしたことになる。
「とはいえ,一応。」
心を澄ませ,精霊の声に耳を傾ける。
黒っぽい石板,モノリスとかいったか。どうやらここは入り口らしい。
―――――――――――――――――――――――――
PL欄:
思いの他,多忙で投稿が滞っております。まったく申し訳ない。
まうさん,ナイスプランを立てていただき,ありがとうございます。
ダンテの筋力,レイフィアの拡大なしのディスペル成功,いずれも順調で良い感じですね♪
クレバスを越えた時点で『センスオーラ』を試みます。おそらくガレス回収前の行動になるでしょう。
緑川 : 予備ダイス (11/15-01:24:20)
緑川 : 2D6 → 3 + 5 = 8 (11/15-01:24:26)
緑川 : 2D6 → 6 + 3 = 9 (11/15-01:24:27)
緑川 : 2D6 → 2 + 2 = 4 (11/15-01:24:28)
皆が無事渡りきったところで、今回の眼目、『お仲間の遺体回収』に入る。
裂け目を確認したレンバートの顔色が悪い。
どれどれ・・・・あー。
毛布持ってきて正解だったな。
「回収役には俺かマヌルが適任だが・・・・持ち上げられるかい?」
身の軽さからいってマヌルが適任だが、いかんせん非力だ。
「遺体の損傷から言って、中に何かいるかあるかわかったもんじゃないしな。
マヌルにロープをくくりつけて、俺が支えてさ、
もしやばそうだったら俺がマヌルを引き上げる。
ほんで、別のロープを遺体にくくりつけてガラフが引き上げるってのはどうだ?」
【PLより】
まあ、さくっと進行されてるんで何もないとは思ってますが(メタ)
念のため、荷車にロープの端はくくりつけときましょう。
ちなみにロープは30mものを二束所持しております。
予備ダイス【9,7,4】
地面の亀裂が一瞬にして後退した。
「ハワ」
幻の亀裂を飛び越えると、
そのまま本物の亀裂に飲み込まれるわけか。
確かに趣味の良い罠とは言えない。
まあ、罠なんだから趣味が言い訳もないが。
槍と弓を脇に置き、
亀裂の縁に楔を打ちつけようとすると
>「遺体の損傷から言って、中に何かいるかあるかわかったもんじゃないしな。
>
>マヌルにロープをくくりつけて、俺が支えてさ、
>もしやばそうだったら俺がマヌルを引き上げる。
>ほんで、別のロープを遺体にくくりつけてガラフが引き上げるってのはどうだ?」
なるほど、引き上げてもらえれば心強い。
「ハワ、じゃあ、ダンテさんお願いしますぅ。」
ロープを体に括り付け、ダンテさんに束を預ける。
「誰かもう一本、ロープをぉ貸してもらえますかぁ?」
ロープを借り、
亀裂へと足をかける。
************************
>「・・・・"立ち入りを禁ず"、ですか。」
>
>「・・・・迂闊に上位古代語は使わないほうがいいですよ。
> 何がキーワードになっているか知れたものではありませんから」
・・・。
先の亀裂の幻影といい、
この遺跡は単にレックスが落ちた後ではないのか?
何か違和感がある。
========================
PL
ダンテ案で、亀裂に降りまーす。
* マヌルさんが退出しました。
23:12:34 マヌル ≫ 予備 2d6 <Dice:2D6[4,1]=5>
23:12:22 マヌル ≫ 予備 2d6 <Dice:2D6[3,1]=4>
23:12:10 マヌル ≫ 危機感知 2d6+6 <Dice:2D6[2,5]+6=13>
* マヌルさんが入室しました
>「・・・・迂闊に上位古代語は使わないほうがいいですよ。> 何がキーワードになっているか知れたものではありませんから」
レイフィアの《魔法解除》の呪文は見事に効力を発揮した。
幻影の景色が払われ、亀裂が瞬時に後方へとへずれる。
当初の打ち合わせ通りに粛々と亀裂を越えていく。
その最中、レンバートが懊悩する。
どうやら、亡くなった仲間の遺体を発見したらしい。
>「回収役には俺かマヌルが適任だが・・・・持ち上げられるかい?」
ダンテがマヌルに提案するが、マヌルは草原妖精だ。
彼の独力では難しいだろう。というよりも不可能だろう。
>「遺体の損傷から言って、中に何かいるかあるかわかったもんじゃないしな。
>
> マヌルにロープをくくりつけて、俺が支えてさ、
> もしやばそうだったら俺がマヌルを引き上げる。
> ほんで、別のロープを遺体にくくりつけて
> ガラフが引き上げるってのはどうだ?」
「そうじゃな、それが良かろう」
ダンテの提案に賛成の意を表す。
>「ハワ、じゃあ、ダンテさんお願いしますぅ。」
マヌルは早速ロープを腰に括りつけている。
>「誰かもう一本、ロープをぉ貸してもらえますかぁ?」
「ワシのものを貸そう」
今回の依頼に合わせて新たに購入した自前のロープを放った。
「綺麗に使えよ!」
無論、冗談である。
***********************************
亀裂を乗り越えた先、"モノリス"の前には円形の石畳があった。
魔方陣のようなものかも知れない。これで"死城"へ転送されるのだろうか。
>「みんな、この石畳の中に入ってくれ」
レンバートは自ら円の中に立って、もごもごと妙な発音を始めた。
>「すまない。俺は魔術語?上位古代語?が使えない。
> 誰か上位古代語で『立ち入り許可を願う』『たのもー』って、
> ゆっくり順番に言ってくれるかい?」
どうやら鍵となる文言を唱えようとしたらしい。
しかしそれは危険な行いであったようだ。
>「...迂闊に上位古代語は使わないほうがいいですよ。
> 何がキーワードになっているか知れたものではありませんから」
案の定レイフィアから釘が飛んできた。
「レンバート氏よ、レイフィア嬢の仰る通りですな。
お気をつけくださるよう、お願い致しますぞ」
自分からも、一応注意喚起を促しておく。
>「...皆さんの準備が整ったら、言葉を紡ぎましょう。
> よろしい、プレナ司祭?」
レイフィアに準備の事を言われて、ハッと気付く。
「そうじゃ、大切な事を忘れておった」
精霊や不死生物が闊歩しているであろう"死城"。
自分だけが十全に備えていればいい、というものでは無いのだ。
「マヌルよ、これを貸しておこう」
腰に佩いていた銀製の短剣【銀月】と、矢筒から抜いた銀の矢を差し出す。
「戦いになってからでは遅いからな...お守り代わりじゃ。
実を言うと一度も使った事は無い。綺麗に使ってくれよ」
ニヤリと笑ってみせた。
===================================
【ステータス】
HP22/22 MP23/24 インスピ:未使用 体調:健康
支援魔法:なし
【装備品】
武器1=最高品質モール<カレドゥイネ>(必要筋力26-5)
攻撃力 7 打撃力36 Cr値12 追加D 7
武器2=銀製ハンドアクス<フューネラルアクス>(必要筋力11):
攻撃力 6 打撃力16 Cr値11 追加D 7
武器3=銀製高品質ダガー<シルバームーン>(必要筋力5-2):
攻撃力 6 打撃力 5 Cr値10 追加D 7
武器4=最高品質ロングボウ<ラク・ダーレィ>(必要筋力26-5)
攻撃力 6 打撃力26 Cr値10 追加D 7
盾=なし:回避力 5
盾=銀製スモールシールド<ランパート>(必要筋力1):回避力 6
鎧=チェインメイル(必要筋力19):防御力24 D減少 4
【消耗品管理】
矢19 銀の矢24 魔晶石3・3・1・1 暗晶石3・2・1・1
保存食47 羊皮紙18 松明6 ロープ30m くさび30個
【PLより】
投稿遅くなって申し訳ないです。そして中身の無いレスorz...
ダンテの提案に乗ってガレスの遺体を引き上げます。
荷車にロープの端を括りつけておきますね。
ロープはガラフのものを使用します。作業が終わったら勿論回収します。
"死城"に突入する前にマヌルに<シルバームーン>と銀の矢10本を貸します。
マヌルは確か銀製武具持ってないんですよね。
平賀さん、もし嫌なら仰ってくださいませ!
けしてフラグ立てと言う訳では...(苦笑)
>しょうさん
普通の地図了解です(笑)
いいんだ、俺このセッションが終わったらレンジャーを2に上げるんだ...
【ダイスチャットからの添付】
今回は無し!