野営地 二度目
マイリーの"間"を後にし、昨日の野営地へと戻って来た。
場所は既に出来ている為、準備は容易に済む。その負担の軽さが有り難い。
>「結構、消費した。
> すまん俺何もしてないが、見てるだけでハラハラした。
> いやー、すごかった」
「確かに消費はしましたな。あちこち行き来しましたし、
命が脅かされる目にも会いました」
ある種無邪気な依頼人の呟きに相槌を打ちながら、考える。
「1日掛けて2つの"間"を攻略し、聖石版を2つ手に入れた。
成果としてはまずまず、といった所でしょうか」
焚き火を起こしながら答える。
「明日は最初に事前情報を得ており対策を立て易いファリスの間を
最初に攻略、その後ラーダの間に向かうのが宜しいかと考えますぞ」
僅かでも攻略し易い所から攻めて確実な成果を積んでいく。
戦略としては妥当な所だ。
「そして...最短でも明後日には、
推定"右手の間"へと...進む事になるのでしょうな」
語尾が濁るのは、その"間"が象徴する神が何者かを想像しての事だ。
始源の巨人の右手...即ち暗黒神ファラリス。
>「この痕もいつか、消えっちまうんだろうな」
焚き火の痕を眺めながら、レンバートが妙に感傷的な事を呟く。
「此処が磁場の中云々を差し引いても、そうでしょうな。
形あるもの、いつか消え行くが必定」
おそらくこうした正論を求めていないのは分かるのだが、
つい説教じみた返答をしてしまうのは、我ながら救えない性分だ。
「レンバート氏よ、もし後存知なら教えて頂きたい事があるのじゃが。
6つの"間"を攻略した後の事じゃ。
晴れて"死城"に入れるだろう事は推測出来るのじゃが、
その"死城"の本体そのものについて、何か言い伝えやら
伝承やら情報やらはお持ちではありませんか?
妙に気になっておりましてな...」
杞憂であればいいのだが。
この"死城"の構造はとかく気になる事ばかりだ。
6つの"門"、大仰な仕掛けを作ってでも人を拒絶するのは何故か?
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【ステータス】
HP22/22 MP03/24 インスピ:未使用 体調:健康
支援魔法:無し
【装備品】
武器1=最高品質モール<カレドゥイネ>(必要筋力26-5)
攻撃力 7 打撃力36 Cr値12 追加D 7
武器2=銀製ハンドアクス<フューネラルアクス>(必要筋力11):
攻撃力 6 打撃力16 Cr値11 追加D 7
武器3=最高品質ロングボウ<ラク・ダーレィ>(必要筋力26-5)
攻撃力 6 打撃力31 Cr値10 追加D 7
盾=なし:回避力 5
盾=銀製スモールシールド<ランパート>(必要筋力1):回避力 6
鎧=チェインメイル(必要筋力19):防御力24 D減少 4
【消耗品管理】
矢19 銀の矢14 魔晶石3・3・1・1・1 暗晶石3・2・1・1
保存食43 羊皮紙15 松明6 ロープ30m くさび30個
※保存食4、羊皮紙4消費
【作成した地図の管理】
・"死城"までの道程 :達成値12
・チャ・ザの足の"間":達成値 9
・マーファの胸の"間":達成値 6
・マイリーの足の"間":達成値14
【PLより】
クリティカルごはんタイムついでの質問日記。
保存食1つ消費しますね!残り43食。
本文に書きましたが、"間"を全部攻略した後の事について
何か情報は持っていませんか?とレンバートに尋ねます。
【ダイスチャットからの添付】
今回は無し!
さて、日も暮れた事なのでマーファの間で二度目の野営となる。
>「結構、消費した。
> すまん俺何もしてないが、見てるだけでハラハラした。
> いやー、すごかった」
>「確かに消費はしましたな。あちこち行き来しましたし、
> 命が脅かされる目にも会いました」
「ああ、魔法使った連中は優先して休んでくれ。」
昨晩も何事もなかったし、大丈夫だろう。
二番手は俺とマヌルが務めた方がよさげだな。
>「1日掛けて2つの"間"を攻略し、聖石版を2つ手に入れた。
> 成果としてはまずまず、といった所でしょうか」
とガラフ。知識神の神官としては大満足だろう。
>「明日は最初に事前情報を得ており対策を立て易いファリスの間を
> 最初に攻略、その後ラーダの間に向かうのが宜しいかと考えますぞ」
「ま、それが妥当だな。」
>「そして...最短でも明後日には、
> 推定"右手の間"へと...進む事になるのでしょうな」
「そうだな、そこが一番読みにくいだろうな。」
暗黒神の教義なんざわかんねえしな。
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>「この痕もいつか、消えっちまうんだろうな」
「いやに感傷的じゃねえか、大将。
いいじゃねえか、傷ってのは癒えるのが自然ってもんだぜ。」
最初に会った時のせっぱつまった感じがなくなってる。
レンバートの心の傷も少しは癒えてきてるのかな?
「しかし、さっきのマイリーの間の『おめでとう』たあ、ずいぶん上からだな。
なーんか、試されてる感じがすんだよなあ。」
【PLより】
明日のファリスの間攻略の為に手ごろな石ころがあれば拾っておきます。
保存食残り39
どうにも、この依頼人は、気安い。
元来の性格なのだろうが・・・仲間の死を克服したがっているからゆえの発言なのだろうか。
軽い、と言うことが悪い事ではない事は知っている。
だからこそ、彼の言葉が不思議なのだ。
・・・ま、言うまい。
ガラフが言うように、今日の成果は良い方だろう。
遺体と、遺品と。
そして、謎を解き明かすかも知れぬ聖石板。十分だ。
そう言えば、ガラフは知識神の神官だったか。あまりドワーフが入信している印象はなかったが。
その含蓄のある言葉も納得がいく。
「・・・ファリスに関しては、あくまで予想の範疇ですからね・・・
ラーダの方は、ほとんど問題ないと考えていますよ」
なにせ、本職二人だ。
ダンテとガラフの会話。自らの知識。
右手はファラリス。暗黒神。
読み難い。・・・まぁ、だが、言葉にすれば簡単なのだ。
「・・・汝の成したいことを成す。でしたか?
逆に言えばとても簡単で・・・そして、難しい。
深く考えれば、囚われます。極力単純化してみてはどうでしょう。
まぁ、答えは出せないのですけどね」
何の意味もない意見だ。確認以上ではない。
レンバートのつぶやきに、各々の価値観で答えるものたち。
・・・私は、カリカリと火掻き棒で焚き火を整える。
私にとっては・・・なんだろう?
傷はいえるものだ。・・・そうか?
後々まで、黒ずみ、残るのでは・・・ないか・・・?
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PL
うっとおしい女第二章・・・どうしてこうなった。
冒険の最中,俺がしばしば見落としそうになること。
それは「生きて帰るのが一番大切」ということだ。
大地母神の間で,俺達は2回目の夜をむかえた。
>「1日掛けて2つの"間"を攻略し、聖石版を2つ手に入れた。
>成果としてはまずまず、といった所でしょうか」
ガラフがまとめる。
>「明日は最初に事前情報を得ており対策を立て易いファリスの間を
>最初に攻略、その後ラーダの間に向かうのが宜しいかと考えますぞ」
「そうだな。至高神の間を攻略する手立ては考えてある。」
ダンテがそれとなく小石を拾い集めている。
>「そうだな、そこが一番読みにくいだろうな。」
暗黒神か。
以前その僕と戦ったことはあるが,独特の印象があった。
「この場では ‐。
意外と暗黒神は教義にのっとって,勝手にやらせてくれるかもしれんぞ。」
汝の思うままに成すがよい だったかな。
大麦をひいて固めた保存食を食べきらないまま,俺は浅い眠りについた。
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PL欄:
保存食残44.5(苦笑)嘘です。44。
PL的にはファリスの間で遺品(?)回収をしたら,依頼は一応達成かな,と考えています。
>「1日掛けて2つの"間"を攻略し、聖石版を2つ手に入れた。> 成果としてはまずまず、といった所でしょうか」
>「いやに感傷的じゃねえか、大将。>いいじゃねえか、傷ってのは癒えるのが自然ってもんだぜ。」
>「・・・汝の成したいことを成す。でしたか?> 逆に言えばとても簡単で・・・そして、難しい。> 深く考えれば、囚われます。極力単純化してみてはどうでしょう。> まぁ、答えは出せないのですけどね」
>「この場では ‐。> 意外と暗黒神は教義にのっとって,勝手にやらせてくれるかもしれんぞ。」
>「レンバート氏よ、もし後存知なら教えて頂きたい事があるのじゃが。> 6つの"間"を攻略した後の事じゃ。> 晴れて"死城"に入れるだろう事は推測出来るのじゃが、> その"死城"の本体そのものについて、何か言い伝えやら> 伝承やら情報やらはお持ちではありませんか?> 妙に気になっておりましてな...」
>「もう一度、確認させてくれ。
>これからファリスの間へ行くんだな。
>それは全員で?」
レンバートが聞く。
これから踏み入ろうとするファリスの間に仕掛けられた罠は,十中八九飛び道具をそのまま放った者に返す。
飛び道具が返ってこないようにするには,正しい順序で放たねばならない。
ダンテがしようとしているのは,小石のような返ってきてもダメージが知れているようなもので順序を確認してから...,というヤツだ。
その方法でうまくいけば良いが,あまりに力がぬけた攻撃には『目』が反応しないかもしれない。
また,逆に弱い力で投げた小石が何倍にも加速して戻ってくる,という可能性も考えられる。
「少なくとも俺はファリスの間に入ろうと思っている。
ほとんどの飛び道具を無効にできる精霊魔法があるからな。」
ミサイルプロテクション。
一度も使ったことはないが,シルフを源とする精霊魔法で,飛び道具による攻撃から身を守る。
この魔法の影響下ですべての『目』に同時に攻撃を仕掛け続ければよいのだ。
レンバートに答える。
「さらに『目』を攻撃するのに5人必要だ。
それならば戦力を分断するより,全員で入るのが良いと思うのだ。」
「スタッフスリングにシルフを封じておいて正解だったようだな。」
―――――――――――――――――――――――――
PL欄:
保存食残43。
グリリバ案としては,ミサイルプロテクションの影響下で,5人が各々の目を同時に攻撃することを提案します。
ただし,飛び道具の打撃力が30を超えていた場合は無効なので,そこら辺だけ配慮よろしくです。
特にダンテとガラフ!
翌朝
>「もう一度、確認させてくれ。
>これからファリスの間へ行くんだな。
>それは全員で?」
>「少なくとも俺はファリスの間に入ろうと思っている。
> ほとんどの飛び道具を無効にできる精霊魔法があるからな。」
>「さらに『目』を攻撃するのに5人必要だ。
>それならば戦力を分断するより,全員で入るのが良いと思うのだ。」
>「スタッフスリングにシルフを封じておいて正解だったようだな。」
どうも、グリリンは5つを同時に攻撃するつもりのようだが・・・・
ふむ・・・・・
昨日みつけたアーノルドの遺品・・・左手をふと思い出し、
じっと自分の手を見る・・・・
ファリスは巨人の左手から生まれたんだったよな・・・・
「なあ、ちょっと試してみたいことがあるんだが。」
【PLより】
ミサイルプロテクションももったいないので。
おそらく、ファリスの間は左手に見立てて、
一番左(親指)から短い順じゃないかと考えてます。
親指>小指>人さし指>薬指>中指
ファリスって序列を重んじますよね?
全員で入るのはいいのですが、試させていただけませんか?
朝飯で保存食残り39。
「・・・成る程、法則性ですか。
一番端にある目が閉じた事と手を想定するなら、それは確かにそうかもしれませんね。
俗説で言うなら、親指が父、人差し指が母・・・と言った序列もありますが、試して見ましょう。
しかし、ダンテさんは凄いですね。私は思考が停止していたようです」
驚いた。
思考が凝り固まっているのは私のほうだ。
>「オランに行ったことは俺が唯一間違えなかった選択だな」
レンバートは聞いてきてむず痒くなる様な事を言う。
一方、推定ファラリスの間について議論が俄かに巻き起こる。
>「...汝の成したいことを成す。でしたか?
> 逆に言えばとても簡単で...そして、難しい。
> 深く考えれば、囚われます。極力単純化してみてはどうでしょう。
> まぁ、答えは出せないのですけどね」
>「この場では ‐。
> 意外と暗黒神は教義にのっとって,勝手にやらせてくれるかもしれんぞ」
>「どうなっちまうんだ」
レンバートが不安になってしまったようだ。これはいけない。
「まあ、今考えても詮無い事でありましたな。
先ずは目の前の事を成してから考えた方が宜しいですかな!」
何だか話が横滑りしそうだったので適当な所で切り上げておく。
>「今夜はどうするかい。
> このあたりは今日調べた通り、やばい魔物は潜んでいなさそうだ。
> 警戒するに越したことはないが、
> この磁場にあまり長らくも居たくないだろう。
> 今夜は俺が起きて、異変がないか見張っていよう。
> 他の人はゆっくり寝ていていい。...明かりもまだあるしな」
レンバートが、消耗の激しいレイフィアを気遣い見張りを買って出る、
と申し出た。
さて彼は自分の問い掛けに声を震わせこう答えた。
>「...気になるよな。俺もだ。
> 伝承は、一切知らない。
>
> 間がある、ということもここに踏み込んで初めて知った程度だ。
> そして、この各方角の間が神々を模しているということも、
> プレナから聞いてやっと気がついた。
> 俺は..."勉強"が苦手でな。
> 始原の巨人の伏せた形、なんだっけ。
>
> だが、遠くからずっと見えていた死城の影はここからどこに見える?
> この"マーファの間"が磁場の中心ならば、
> 俺たちは死城の影の中にいるっていうことなんだろうか。
> ...どう思う?
>
> 俺も、同じ事をずっと考えているよ、ガラフ。
> あの影は何なんだ。あの塔は。
>
> 聖石版を集めたら、何がわかるだろうか」
「レンバート氏よ、余り悪い方向に物事を考えなさるな。
聖石版を集めていけば、自ずと答えは明らかになりましょう」
内側に沈み込みそうになるレンバートに制止を掛けておく。
意外と危うい精神構造をしているようだ。
>「明日、ミデルを見つけたら。後は俺は君たちについていく。
> 協力は惜しまないよ。
> それにきっと、この地を調べるほどオランに戻ってからの売値が
> 良くなるだろう。"壁"に、触れることが出来れば」
「有り難い申し出ですな。是非ともお願いしたい所です。
しかし先の事は明日、至高神の"間"を攻略してからにしましょうぞ」
前向きにはなったもののやや性急な依頼人に、柔らかく返答しておく。
***********************************
翌朝。
>「俺もうとうとと意識を失うことがあった。だが何より無事だったようだ。
レンバートの洒落にならない言葉にぎょっとして目が覚める。
全く安心出来ない、もう少し気の利いた言は言えないのか...
朝の祈りを終え、食事と身支度を済ませてからレンバートがこう言ってきた。
>「もう一度、確認させてくれ。
> これからファリスの間へ行くんだな。
> それは全員で?」
>「少なくとも俺はファリスの間に入ろうと思っている。
> ほとんどの飛び道具を無効にできる精霊魔法があるからな。」
>「さらに『目』を攻撃するのに5人必要だ。
> それならば戦力を分断するより,全員で入るのが良いと思うのだ。」
>「スタッフスリングにシルフを封じておいて正解だったようだな。」
グリーンリバーは《矢返し》の呪文を行使するつもりらしい。
「なるほど、それは効果的な防御方法でしょうな!」
この練達の精霊使いは、全く以って頼もしい。
>「なあ、ちょっと試してみたいことがあるんだが。」
すると、ダンテが腹案を皆に説明する。
曰く、左手の指の配列順に石を投げて行ってはどうか?と。
>「...成る程、法則性ですか。
> 一番端にある目が閉じた事と手を想定するなら、
> それは確かにそうかもしれませんね。
> 俗説で言うなら、親指が父、人差し指が母...と言った序列もありますが、
> 試して見ましょう。
> しかし、ダンテさんは凄いですね。私は思考が停止していたようです」
レイフィアが嘆息する。
「見事な推論じゃな。そして試す価値は十分にある。
ダンテよ、お主はやはりラーダの信徒として十分な素養を持っておるな!」
レイフィアの思考はけして停止しては居ないのだが、
この場合はダンテの着想の見事さに脱帽、と言った体である。
この男は武辺一辺倒、筋肉の厚みだけが売りでは無いのだ。
===================================
【ステータス】
HP22/22 MP23/24 インスピ:未使用 体調:健康
支援魔法:無し
【装備品】
武器1=最高品質モール<カレドゥイネ>(必要筋力26-5)
攻撃力 7 打撃力36 Cr値12 追加D 7
武器2=銀製ハンドアクス<フューネラルアクス>(必要筋力11):
攻撃力 6 打撃力16 Cr値11 追加D 7
武器3=最高品質ロングボウ<ラク・ダーレィ>(必要筋力26-5)
攻撃力 6 打撃力31 Cr値10 追加D 7
盾=なし:回避力 5
盾=銀製スモールシールド<ランパート>(必要筋力1):回避力 6
鎧=チェインメイル(必要筋力19):防御力24 D減少 4
【消耗品管理】
矢19 銀の矢14 魔晶石3・3・1・1・1 暗晶石3・2・1・1
保存食42 羊皮紙15 松明6 ロープ30m くさび30個
※保存食5、羊皮紙4消費
【作成した地図の管理】
・"死城"までの道程 :達成値12
・チャ・ザの足の"間":達成値 9
・マーファの胸の"間":達成値 6
・マイリーの足の"間":達成値14
【PLより】
繋ぎ日記です。
レンバートにフォロー入れたりツッコミ入れたり(笑)
CGTに付き保存食1消費、残り42です!
朝が来たのでインスピまた唱え直してます。結果は成功です。
【ダイスチャットからの添付】
02:36:24 テッピン@ガラフ ≫ 《インスピ》! 2d6 <Dice:2D6[1,5]=6>
02:36:32 テッピン@ガラフ ≫ 成功!