事前情報

GM [2012/11/08 17:54]

>「・・・レンバートさん、でしたか。
> アナタの仲間の命を奪ったのは罠ばかりでしたか?
> 魔物やらの類、気配は無かったのですか?」


「魔物の気配は、俺が知る範囲にはなかった。他の場所はわからんが。
 ああ。狂った精霊はあちこちに居たがな。それは大したもんじゃない」


>「レンバート氏よ、"磁場"や"死城"の内部を記した地図は
> ございますかな?もしあるなら、対策も立て易いというものですが」


「地図は別の仲間が作って持っていた。
 俺が描いたとしても参考になるかどうかは・・・わからん。
 紙の無駄遣いをするだけだろう」


薄れかけた記憶を利き腕ではない手で書くのは少し難しい、とレンバートは言った。


「これで、準備の参考になっただろうか。
 俺はいつでも出発できる。
 君たち次第だ。任せる」


レンバートは頷いた。


ガラフは腕の結晶をじっと観察する。
が、やはりレイフィアと同じく、これが「マナを帯びた結晶」であることしか、わからない。


自分の知識をたどり、依頼人の言う"磁場"と"モノリス"について思い当たることがないか考える。


"磁場"・・・とても強いマナを帯びた荒野。
魔力探知の魔法は、この強いマナによってぼける。
物を消す・復刻させるその自浄作用はおおよそ最低3日ほどかかるらしいと読んだことがある。消えるまでの時間は質量に比例する。
まるで、高難度の古代魔法の"ディスインテグレート"が徐々に、徐々に、じわじわと作用しているようだ、と書いてあったことを思い出す。救いなのは、それが生命を持ったものには作用しないというくらいか。


"モノリス"については、噂程度のものだ。
荒野にぽつんと立っている石板は「便所の壁」と憎々しげに言われることもある。
便所はその設計上丈夫になるもので、レックスが落ちた際も砕けなかったんだろうと笑われている程度だった。


ガラフは"モノリス"について、更に思案する。と、インスピレーションが降りて、思い出す。
磁場についての記事の一節だった。


『荒野に一枚で屹立する黒みを帯びた岩板に、"魔法解除"を試みる。
 変化は伺えなかった。』



--------
...GMより:

【追記】
ガラフがモノリスについてインスピレーションを使用するということでしたので、その分を追記しました。
あまり具体的な作用についてはわかりませんでした!^^


お答えしました!
地図については、紙をもらえるなら書くつもりはあるようですが、かなりざっくりしたものになるでしょう。


もう出発してもいいよ!というかたは、こちらのカテゴリにて出発の宣言をお願いします
全員揃いましたら、次カテゴリに進みます。
(戻れない系で^^)


>平賀さん

防具と食料の確定をお願いしますー!