Open Sesame
GM
[2012/11/14 14:40]
ガラフの、ここまでの道のりを描いた地図は、とても・・・普通に出来た。
とても普通に見えるくらいよく出来た。
レイフィアがディスペル・マジックの呪文を唱えると、
大地の亀裂は音もなく瞬間的に4mほど移動したかのように錯覚するだろう。
幻影と同じ幅、同じ深さであろう亀裂は、場所以外は先程の幻影と変わらない見た目をしている。
「ありがとう、すまない。・・・同じだ。奥だ」
レイフィアに礼を述べたあと、レンバートが呟く。
位置は定かではないが、本物の手前に幻影が表示されていたのは前回と同じだったようだ。
一番先にダンテがそこを飛び越え、荷車の移動を試みる。
樽が乗ったものを引き上げるのはかなりの負担だが、島揺らしで鍛えた腕なら問題ない。
プレナの提案はうまく物事を進められた。
レンバートが亀裂を超え、片膝をつき右手を亀裂の縁にかけて覗きこむ。
覗いた後、爆ぜるようにそこを離れた。うつむき、具合が悪そうにしている。
ガレスは仰向けに引っかかったようで、クレバスのそう深いところまでは落ちていなかった。
が。頭部のない上半身になっていた。まるで腕の生えた鎧がそこにあるようだった。
ガレスを回収する場合、例えばシーフなら10mのロープがあれば仕事は容易いだろう。
レンバートに両腕があれば、落ち着きを取り戻したあと、名乗り出たに違いない。
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全員が渡りきり、前へ進んでもいいようになったら。
「入ろう」
黒っぽい石板、モノリスの手前の地面には、円状の石畳がある。
これも幻影の魔法で隠されていたものだ。
石畳は魔法陣のように彫ってあり、中心に文字がある。
レイフィアとプレナには読める。上位古代語だ。
『立ち入りを禁ず』
「みんな、この石畳の中に入ってくれ」
レンバートは自ら円の中に立ち、何やらを唱えようとしている。
もにゃもにゃと、言葉になっていない。
「すまない。俺は魔術語?上位古代語?が使えない。
誰か上位古代語で『立ち入り許可を願う』『たのもー』って、ゆっくり順番に言ってくれるかい?」
そうして6人を見渡した。
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...GMより:
亀裂はぴょーんで渡れます。
ガレス回収フェーズと、モノリスオープン手前まで進めました!
それぞれお願いいたしますm(__)m
ガラフの地図作成はいい出目ですが、達成値的に「ふつう」となりました。あしからず(笑)
引き続き中の地図を作る際は、ダイスをお願いしますね。
みなさんの投稿が揃いましたら、次のカテゴリへと進めまーす!
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