破幻の初手
オランを出立し、パダ...そしてレックス。
旅程は穏やかだ。
時折、後退で荷車に載せてもらったりもした事もあって、快適だったと言える旅だ。
それも、終わりを告げるときはあっけないものだ。
脇道・・・獣道も斯くや。
そんな道が、私たちの道程だ。
「・・・不思議なものですね」
"死城"と呼ばれるそれを目の当たりにし、どこか・・・そう、目の奥だろうか。
キリキリと痛むような感覚がある。
酔う、のとはまた違う・・・感覚。
磁場の影響というわけではないだろう。これは、違和感の延長だ。
依頼人曰く、魔法解除が必要だという。
ならば、私の出番か・・・
「・・・では、〈魔力解除〉は私が行います。
他の皆さんは、周囲を警戒して置いてください。
大丈夫だとは思いますけれど、ね」
根拠もないし、情報でもそう言うことは無いだろう。
ここはまだ入り口だ。
だが、それでも、用心して損は無い。
ゆっくりと歩む。
ゆっくり、ゆっくりだ。
歩数にして40歩ほど。
『万物の根源たる魔力よ・・・
その魔、魔を持って破せ!
CODE:DISPEL MAGIC!
SET:10M FLONT!』
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PLより
という訳で遅くなりまして。
20m前進後、10m先に向けてディスペルマジック。
System : Cyphissさんが退室しました。 (11/13-02:27:24)
Cyphiss : あぶい、いけたいけた (11/13-02:27:21)
Cyphiss : でぃすぺる☆まじっく 2D6 → 3 + 5 + (6) = 14 (11/13-02:27:14)
System : Cyphissさんが入室しました。 (11/13-02:26:22)
とのことで、一応成功かな?