一人目の...
呪文は無事に幻を打ち破った。
一瞬にして亀裂は動いた。
位置は大雑把な掴みでしかなかったし、魔力を練り上げると言う手もあった。
が、魔力を多く消費して成功するのでは、今後が思いやられるのだ。
こんな場所で、弾切れなど起こしたくは無い。
レンバートが礼を返してきたが、正直なところ〈魔力解除〉は初歩の術。
礼を言われるほどの事ではない。
が、その言葉には微笑みを返しておく。
明らかに彼には余裕が無いのだ。
さて、この亀裂を渡る方法は、私が魔法を行使している間にプレナが整えてくれたようだ。
彼女は人を使うのが上手いようだ。
人徳と言う奴か。
私には、無いな。
私は仲間を駒として見るほうが性に合っている。
もっとも、だからと言ってそれが得手であるかどうかなど・・・・
・・・・止そう。
一人目の犠牲者は、ここに居た。
かなり、酷い事になっているようだが・・・・
落下しただけで、このような遺体になるのだろうか・・・・?
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・・
ともあれ、まずはこのモノリスか・・・・
取り敢えずは、自分の見地で量ってみるとしよう。
そしてこの石畳・・・
「・・・・"立ち入りを禁ず"、ですか。」
上位古代語だ。まぁ、予想には違わないが、魔法王国時代の遺産。
それにしたって、特異過ぎる存在の遺跡だ。
故に。
「・・・・迂闊に上位古代語は使わないほうがいいですよ。
何がキーワードになっているか知れたものではありませんから」
迂闊な依頼人に釘を刺す。知識がないなら使わないほうが良いのだ。
「・・・・皆さんの準備が整ったら、言葉を紡ぎましょう。
よろしい、プレナ司祭?」
先達は立てるべきだろう。一応、私のほうが先に魔術師の階位は上がっていたような覚えはある。
が、正直な所・・・・彼女をはじめ、私は余り人を知らない。
部屋や搭に篭っているのが原因、なのだろう。
別段、困る事もないのだが・・・・こういう時は、兄上の誰とでも気安い性格は羨ましく思えますね。
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PLより
モノリスをセージチェックしてみます。
あと、ガレスの死因チェックをば。
System : Cyphissさんが退室しました。 (11/15-00:39:19)
Cyphiss : みっつ 2D6 → 4 + 3 = 7 (11/15-00:39:14)
Cyphiss : ぎゃーす (11/15-00:39:10)
Cyphiss : あ、今のは+7無視で ふたつ 2D6 → 1 + 1 = 2 (11/15-00:39:07)
Cyphiss : 予備3つ ひとつ 2D6 → 6 + 1 + (7) = 14 (11/15-00:38:47)
Cyphiss : 死因 2D6 → 1 + 6 + (7) = 14 (11/15-00:38:38)
Cyphiss : せーじちぇっく、ものりす 2D6 → 4 + 6 + (7) = 17 (11/15-00:38:32)
System : Cyphissさんが入室しました。 (11/15-00:38:22)