貸し出す。
レイフィアの《魔法解除》の呪文は見事に効力を発揮した。
幻影の景色が払われ、亀裂が瞬時に後方へとへずれる。
当初の打ち合わせ通りに粛々と亀裂を越えていく。
その最中、レンバートが懊悩する。
どうやら、亡くなった仲間の遺体を発見したらしい。
>「回収役には俺かマヌルが適任だが・・・・持ち上げられるかい?」
ダンテがマヌルに提案するが、マヌルは草原妖精だ。
彼の独力では難しいだろう。というよりも不可能だろう。
>「遺体の損傷から言って、中に何かいるかあるかわかったもんじゃないしな。
>
> マヌルにロープをくくりつけて、俺が支えてさ、
> もしやばそうだったら俺がマヌルを引き上げる。
> ほんで、別のロープを遺体にくくりつけて
> ガラフが引き上げるってのはどうだ?」
「そうじゃな、それが良かろう」
ダンテの提案に賛成の意を表す。
>「ハワ、じゃあ、ダンテさんお願いしますぅ。」
マヌルは早速ロープを腰に括りつけている。
>「誰かもう一本、ロープをぉ貸してもらえますかぁ?」
「ワシのものを貸そう」
今回の依頼に合わせて新たに購入した自前のロープを放った。
「綺麗に使えよ!」
無論、冗談である。
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亀裂を乗り越えた先、"モノリス"の前には円形の石畳があった。
魔方陣のようなものかも知れない。これで"死城"へ転送されるのだろうか。
>「みんな、この石畳の中に入ってくれ」
レンバートは自ら円の中に立って、もごもごと妙な発音を始めた。
>「すまない。俺は魔術語?上位古代語?が使えない。
> 誰か上位古代語で『立ち入り許可を願う』『たのもー』って、
> ゆっくり順番に言ってくれるかい?」
どうやら鍵となる文言を唱えようとしたらしい。
しかしそれは危険な行いであったようだ。
>「...迂闊に上位古代語は使わないほうがいいですよ。
> 何がキーワードになっているか知れたものではありませんから」
案の定レイフィアから釘が飛んできた。
「レンバート氏よ、レイフィア嬢の仰る通りですな。
お気をつけくださるよう、お願い致しますぞ」
自分からも、一応注意喚起を促しておく。
>「...皆さんの準備が整ったら、言葉を紡ぎましょう。
> よろしい、プレナ司祭?」
レイフィアに準備の事を言われて、ハッと気付く。
「そうじゃ、大切な事を忘れておった」
精霊や不死生物が闊歩しているであろう"死城"。
自分だけが十全に備えていればいい、というものでは無いのだ。
「マヌルよ、これを貸しておこう」
腰に佩いていた銀製の短剣【銀月】と、矢筒から抜いた銀の矢を差し出す。
「戦いになってからでは遅いからな...お守り代わりじゃ。
実を言うと一度も使った事は無い。綺麗に使ってくれよ」
ニヤリと笑ってみせた。
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【ステータス】
HP22/22 MP23/24 インスピ:未使用 体調:健康
支援魔法:なし
【装備品】
武器1=最高品質モール<カレドゥイネ>(必要筋力26-5)
攻撃力 7 打撃力36 Cr値12 追加D 7
武器2=銀製ハンドアクス<フューネラルアクス>(必要筋力11):
攻撃力 6 打撃力16 Cr値11 追加D 7
武器3=銀製高品質ダガー<シルバームーン>(必要筋力5-2):
攻撃力 6 打撃力 5 Cr値10 追加D 7
武器4=最高品質ロングボウ<ラク・ダーレィ>(必要筋力26-5)
攻撃力 6 打撃力26 Cr値10 追加D 7
盾=なし:回避力 5
盾=銀製スモールシールド<ランパート>(必要筋力1):回避力 6
鎧=チェインメイル(必要筋力19):防御力24 D減少 4
【消耗品管理】
矢19 銀の矢24 魔晶石3・3・1・1 暗晶石3・2・1・1
保存食47 羊皮紙18 松明6 ロープ30m くさび30個
【PLより】
投稿遅くなって申し訳ないです。そして中身の無いレスorz...
ダンテの提案に乗ってガレスの遺体を引き上げます。
荷車にロープの端を括りつけておきますね。
ロープはガラフのものを使用します。作業が終わったら勿論回収します。
"死城"に突入する前にマヌルに<シルバームーン>と銀の矢10本を貸します。
マヌルは確か銀製武具持ってないんですよね。
平賀さん、もし嫌なら仰ってくださいませ!
けしてフラグ立てと言う訳では...(苦笑)
>しょうさん
普通の地図了解です(笑)
いいんだ、俺このセッションが終わったらレンジャーを2に上げるんだ...
【ダイスチャットからの添付】
今回は無し!