貸し出す。

ガラフ [2012/11/18 00:45]

レイフィアの《魔法解除》の呪文は見事に効力を発揮した。
幻影の景色が払われ、亀裂が瞬時に後方へとへずれる。

当初の打ち合わせ通りに粛々と亀裂を越えていく。
その最中、レンバートが懊悩する。
どうやら、亡くなった仲間の遺体を発見したらしい。

>「回収役には俺かマヌルが適任だが・・・・持ち上げられるかい?」

ダンテがマヌルに提案するが、マヌルは草原妖精だ。
彼の独力では難しいだろう。というよりも不可能だろう。

>「遺体の損傷から言って、中に何かいるかあるかわかったもんじゃないしな。
>
> マヌルにロープをくくりつけて、俺が支えてさ、
> もしやばそうだったら俺がマヌルを引き上げる。
> ほんで、別のロープを遺体にくくりつけて
> ガラフが引き上げるってのはどうだ?」

「そうじゃな、それが良かろう」

ダンテの提案に賛成の意を表す。

>「ハワ、じゃあ、ダンテさんお願いしますぅ。」

マヌルは早速ロープを腰に括りつけている。

>「誰かもう一本、ロープをぉ貸してもらえますかぁ?」

「ワシのものを貸そう」

今回の依頼に合わせて新たに購入した自前のロープを放った。

「綺麗に使えよ!」

無論、冗談である。

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亀裂を乗り越えた先、"モノリス"の前には円形の石畳があった。
魔方陣のようなものかも知れない。これで"死城"へ転送されるのだろうか。

>「みんな、この石畳の中に入ってくれ」

レンバートは自ら円の中に立って、もごもごと妙な発音を始めた。

>「すまない。俺は魔術語?上位古代語?が使えない。
> 誰か上位古代語で『立ち入り許可を願う』『たのもー』って、
> ゆっくり順番に言ってくれるかい?」

どうやら鍵となる文言を唱えようとしたらしい。
しかしそれは危険な行いであったようだ。

>「...迂闊に上位古代語は使わないほうがいいですよ。
> 何がキーワードになっているか知れたものではありませんから」

案の定レイフィアから釘が飛んできた。

「レンバート氏よ、レイフィア嬢の仰る通りですな。
 お気をつけくださるよう、お願い致しますぞ」

自分からも、一応注意喚起を促しておく。

>「...皆さんの準備が整ったら、言葉を紡ぎましょう。
> よろしい、プレナ司祭?」

レイフィアに準備の事を言われて、ハッと気付く。

「そうじゃ、大切な事を忘れておった」

精霊や不死生物が闊歩しているであろう"死城"。
自分だけが十全に備えていればいい、というものでは無いのだ。

「マヌルよ、これを貸しておこう」

腰に佩いていた銀製の短剣【銀月】と、矢筒から抜いた銀の矢を差し出す。

「戦いになってからでは遅いからな...お守り代わりじゃ。
 実を言うと一度も使った事は無い。綺麗に使ってくれよ」
 
ニヤリと笑ってみせた。

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【ステータス】

HP22/22 MP23/24 インスピ:未使用 体調:健康 
支援魔法:なし

【装備品】

武器1=最高品質モール<カレドゥイネ>(必要筋力26-5)
    攻撃力 7 打撃力36 Cr値12 追加D 7
武器2=銀製ハンドアクス<フューネラルアクス>(必要筋力11):
    攻撃力 6 打撃力16 Cr値11 追加D 7
武器3=銀製高品質ダガー<シルバームーン>(必要筋力5-2):
    攻撃力 6 打撃力 5 Cr値10 追加D 7
武器4=最高品質ロングボウ<ラク・ダーレィ>(必要筋力26-5)
    攻撃力 6 打撃力26 Cr値10 追加D 7

盾=なし:回避力 5
盾=銀製スモールシールド<ランパート>(必要筋力1):回避力 6

鎧=チェインメイル(必要筋力19):防御力24 D減少 4

【消耗品管理】

矢19 銀の矢24 魔晶石3・3・1・1 暗晶石3・2・1・1
保存食47 羊皮紙18 松明6 ロープ30m くさび30個

【PLより】

投稿遅くなって申し訳ないです。そして中身の無いレスorz...

ダンテの提案に乗ってガレスの遺体を引き上げます。
荷車にロープの端を括りつけておきますね。
ロープはガラフのものを使用します。作業が終わったら勿論回収します。

"死城"に突入する前にマヌルに<シルバームーン>と銀の矢10本を貸します。
マヌルは確か銀製武具持ってないんですよね。
平賀さん、もし嫌なら仰ってくださいませ!
けしてフラグ立てと言う訳では...(苦笑)

>しょうさん

 普通の地図了解です(笑)
 いいんだ、俺このセッションが終わったらレンジャーを2に上げるんだ...

【ダイスチャットからの添付】

今回は無し!