別空間へ？

ガレスだったその半身は、毛布を巻いて樽へしまわれた。

レンバートはその樽を一回、撫でる。

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ガラフからの忠告を重ねて受け、レンバートははにかんだ。

「オーケー。今度から無茶はしないよ」

ミノ亭からの冒険者達が依頼人からの合言葉を唱えると、まず、石畳にぐるりと刻まれた魔法陣が僅かに光ったような気がする。

ずっと下を見ていたレンバートはそれを確認し、石畳から一歩出る。

そして、黒い大きな石板の一端を押した。

「上手くいった」

モノリスが扉のように隙間を開けた。

レンバートは一行の方を見ながら、もう少し右手に力を加えた。

どんどんと、開いていく。

さっきまでこの石板の後ろ側は荒野が広がるばかりだったが、扉の向こうには、様々なオブジェクトが見られる。

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...GMより：

開けます！

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