始源の箱庭。
レンバートの証言から考えるに、聖石版は複数集めないと意味が無さそうだ。
しかも、それはそれぞれの"間"で与えられた試練を乗り越えないと
得られないものらしい。
そして覗き込んだ聖石版に書かれている内容については、
残念ながらよく分からなかった。
やはり上位古代語は魔術師の領分だ。
後でプレナかレイフィアに見て貰うのが一番だろう。
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モノリスを潜り、天秤と車輪の"間"を出ようとした正にその時。
>『にわかに禁ず』
頭の中に雷鳴の如き声が轟く。
「!!??」
続いて全身に襲いくる衝撃!!!
「がふぁ...」
かろうじて踏み止まる。
幸いにして負傷はしていない。これは僥倖と言えるだろう。
「俄かに...禁ず...もしや...」
平静を取り戻し、思考を巡らせる。
禁ず。禁ずるとは、一体何を禁ずるのだ?
自分は一体何をした?
やがて、一つの結論に達する。
自分だけがしていて、他の皆がしていない事が答えだ...
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>「完全に暮れる前に、様子を見ておこう。
> 左からでいいだろうか」
レンバートの案内を受け、石畳を巡りながら他のモノリスの話を聞く。
仲間の最期と自身の腕が千切られる体験を語るのは、勇気の居る事だろう。
>「...すまない、具合が...。気分が戻るまで少し、休んでいいだろうか。
> チャ・ザの間前まで戻ろう」
こうして気分を悪くするのは無理の無い話だ。
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一通り石畳を巡って"間"の構造を把握した後、休息を取る。
レンバートも、少し持ち直したようだ。
>「なんだい?カタツムリかい?」
「...これは地図なのですがな...」
...冗談を言える位には。
>「ひょっとして、こういう位置関係なのかもしれませんね」
プレナが、位置関係を整頓して羊皮紙に書き出してくれた。
自分の物と見比べてみる。
「なるほど、なるほど...始源の巨人を象徴しているのですな!」
その分かり易さに納得しつつも、
自分の地図がかたつむりと言われても仕方無いのを
理解して憮然とした気持ちになった。
「ぐぬう...修行せねば」
さて、気分を変えようと夜空を見やる。
なんと星の配置は冬空だ。
「それにしても何とも奇妙な場所じゃ...不自然極まる」
元々自然を司る為に創造された妖精の一族としては、不安を覚えるのだ。
>「もう暗くなってきてますし、
> そろそろ野営と食事の準備に入ったほうがいいかもしれませんね」
プレナが提案する。
「賛成ですな。ワシ以外の皆は夜の活動に支障が出る。
捜索は明るい時に行った方がやり易かろう。
何より、ワシは腹が減ったでな!」
背負い袋を下ろして、腹をポンポンと叩いて見せた。
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新しく購入したテントを組み立て、食事を摂った。
自分が用意した保存食の他に、プレナが振舞ってくれたスープを飲む。
中々に濃厚で複雑な味だ。今迄に食べた事が無い。
「これは旨い!旅先で食べるにはもってこいですな!
プレナ神官は料理の腕も達者なのですな...感服しました」
ズズズと飲み干し、一息ついてから感想を述べる。
>「ガラフさん、レイフィアさん、これ見てもらえますか?」
食事も一息ついてから、プレナが聖石版とその写しを見せにきた。
>「何かと組み合わせたら意味が分かるのかも知れませんが......」
こうやって眺めてみると、改めて単体では意味を為さない印象が深まる。
「これは...聖石版毎に異なる内容が書かれているような気がしますな。
しかも、それぞれが補い合うように歯抜けな内容を記しており、
全て重ね合わせて初めて意味を為す、そんな気がします」
自分も、所感を述べておく。
「それと、皆には話しておきたい事がありましてな...
先刻の車輪から出てきた魔晶石を持って行こうとした所、
この"間"へ到る途中で罰と思しき衝撃を受けたのじゃ。
幸い怪我には到りませんでしたがな...
あの"間"がチャ・ザ神に準じて作られていたと考えると、
これは大変興味深い現象に思えましてな...」
つまり、それぞれの"間"はそれぞれの神の象徴を模して作られている。
そして、該当する神の教義に反する行いを取った場合、
何らかの罰なり呪いを受ける可能性が、極めて高いのだ...
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>「明日の予定ですけど、まずは遺体を回収する方針でどうでしょうか」
明日の行動予定について、プレナがこのように提案してきた。
即ち、北東の"間"の攻略。
「妥当ですな。レンバート氏が中に入られており、
現状最も対策が立て易い」
聡明な同教の徒に、頷く。
「北東は、始源の巨人で言えば左手。ファリスですな。
レンバート氏よ、北東の"間"について詳しくお教え頂けますかな?」
辛い質問かも知れないが、これは止むを得ない。
自分も知識を掘り起こし、至高神の教義について思い出してみる...
>「どちらも致死性の何かがあるようですので、気を引き締めていきましょう」
「ですな。皆の智恵を結集し、油断無く行きたいものです」
此処からが正念場だ。一歩間違えると、自分が屍を晒す羽目になる。
「それはそうと、先ずは明日の為に如何に今夜を凌ごうか、
と言う所を考えねばなりませぬな。野営の順番について考えましょうぞ」
夜に光霊がまた現われないという保証は無いのだ。
もっとタチが悪い怪物が出る可能性も捨てきれない。
何せ此処は"死城"なのだ...
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【ステータス】
HP22/22 MP23/24 インスピ:未使用 体調:健康
支援魔法:なし
【装備品】
武器1=最高品質モール<カレドゥイネ>(必要筋力26-5)
攻撃力 7 打撃力36 Cr値12 追加D 7
武器2=銀製ハンドアクス<フューネラルアクス>(必要筋力11):
攻撃力 6 打撃力16 Cr値11 追加D 7
武器3=最高品質ロングボウ<ラク・ダーレィ>(必要筋力26-5)
攻撃力 6 打撃力31 Cr値10 追加D 7
盾=なし:回避力 5
盾=銀製スモールシールド<ランパート>(必要筋力1):回避力 6
鎧=チェインメイル(必要筋力19):防御力24 D減少 4
【消耗品管理】
矢19 銀の矢14 魔晶石3・3・1・1 暗晶石3・2・1・1・1
保存食46 羊皮紙16 松明6 ロープ30m くさび30個
【作成した地図の管理】
・"死城"までの道程:達成値12
・チャ・ザの足の間 :達成値 9
・マーファの胸の間 :達成値 6
【PLより】
ポッケにナイナイにお仕置きキタ!何事も無くて幸いでした。
・保存食1つ消費します。これで残り46。
・冬の星空を見て<占星術>してみます。達成値は14です。フレーバー!
・ポッケにナイナイ事件の事を皆に話します。
・北東の"間"についてレンバートに説明を求めます。
・まうさん案に則り、北東の"間"推定ファリスから攻める了解です。
・ファリスの教義について思い出してみます。達成値は14です。
・野営については以下の通り提案。<危険感知>と<聞き耳>振ります。
達成値は7と6でした。出目ぇ...
・予備ダイス3つ振りました。出目は4・9・7です。
両手両足の"間"の制覇→ラーダの"間"解放→
クリアするとマーファの"間"クリア→王城本丸へ
みたいな流れかな、などと妄想爆発中!(ワクワク
☆野営の順番についてご提案!☆
その1:プレナ、ダンテ、レンバート
その2:ガラフ、マヌル
その3:レイフィア、グリリバ
夜目とレンジャーをばらしてプレナさんとレイフィアの睡眠確保を
優先してみました!皆様如何でしょうか!
【ダイスチャットからの添付】
23:25:49 テッピン@ガラフ ≫ <占星術>! 2d6+6 <Dice:2D6[5,3]+6=14>
23:26:05 テッピン@ガラフ ≫ <危険感知>! 2d6+3 <Dice:2D6[2,2]+3=7>
23:26:27 テッピン@ガラフ ≫ <聞き耳>! 2d6+3 <Dice:2D6[2,1]+3=6>
23:28:05 テッピン@ガラフ ≫ <知識>ファリスの教義について! 2d6+6 <Dice:2D6[4,4]+6=14>
23:28:20 テッピン@ガラフ ≫ 予備1 2d6 <Dice:2D6[1,3]=4>
23:28:30 テッピン@ガラフ ≫ 予備2 2d6 <Dice:2D6[4,5]=9>
23:28:42 テッピン@ガラフ ≫ 予備3 2d6 <Dice:2D6[3,4]=7>