調和について考える。

ガラフ [2012/12/03 13:30]

>「そうでもねえさ、切った張ったの単純なお仕事ばっかだったぜ。
> まあ、筋力はそれなりについてきたがね。」

そう言うと、ダンテは力こぶを作ってニヤリと笑った。

>「それよりおっちゃんの方こそ、いろいろあったんじゃねえか?
> 唄なんざ覚えてさ。」

「ワシの方はそうじゃな、色々とあった。確かにあったよ」

焚き火で温めておいた茶をすすりながら、一つ一つ説明する。
有翼妖精の詩人ジュリアンとの出会いを境に、吟遊詩人を始めた事。
【銀月】の仲間とは、袂を分かった事。
テクラル市での冒険以降、昔の仲間の仇として吸血鬼を探している事。

他の誰にも滅多に喋らぬ事であったが、今夜は口がよく動く...

***********************************

>「...
> というわけでぇ、マーファの石碑の周囲にはぁ
> 季節感がバラバラの林があって、
> それぞれにぃ宝石のぶら下がった石の木が生えてましたぁ。
>
> 春風の林にはダイヤモンド、
> 夏風の林にはルビー、
> 秋風の林にはオパール、
> 冬風の林にはガーネット、
>
> ですぅ。」

「マヌル、よくやってくれたな。ご苦労じゃった」

偵察を終えて戻って来たマヌルに労いの言葉を掛ける。

「四方に四季を宿した森。それぞれに異なる宝石を宿した木か...」

報告を受けて考える。
やはり実物を見てみないと何とも言えない。

>「さて。奇妙な林か。」

グリーンリバーは足早にこの場を起とうとしている。

「では、参りますかな」

自分も荷物をまとめ始めた。

***********************************

4つの林を順番に見て回る。
道中、

>「あったあった。
> ...ダイヤモンド。...盗りたくなっちゃうね」

金剛石を見てレンバートが手をわきわきさせているのを発見し、

「迂闊に触るのはお勧めしませんぞ。
 昨日のワシの時のように罰を喰らうかも知れませんからな!」

苦笑を交えて依頼人に釘を刺しておいた。

***********************************

4つの林を見終え、最後に中心部に座する石碑の元へ向かう。
石碑には、上位古代語でこう書かれているそうだ。

>"自然。 調和の結果"

「自然、調和ですか...」

マーファの教義について思い出してみる。
大地母神マーファ。光の神々の一柱。
豊穣と生命の象徴にして婚姻も司る。自然と調和を良しとする。

...何故かオランの豊穣祭でメガーヌの人形を買った事を思い出した。

「.........」

恥ずかしさの余り、視線があらぬ所に彷徨う。

>「ここは、危険がなさそうでよかった...」

レンバートの安堵とも取れる呟き。
どうやら彼はこの領域については未探索だったようだ。

「油断は出来ますまい。何せ此処は"死城"。
 慎重に行動するに越した事はありますまいて」

依頼人に進言してから思考を深めていく。

「南の夏風の林。紅玉石に封じられたのは火の精霊。
 石の木はよく葉が生い茂り、花も咲いていた。

 西の春風の林。金剛石に封じられたのは風の精霊。
 石の木は豊かに実が実り、葉が落ちそうになっていた。

 北は秋風の林。玉滴石に封じられたのは土の精霊。
 石の木は枝だけの、まるで枯れ木の様な姿だった。

 東の冬風の林。柘榴石に封じられたのは氷の精霊。
 しかし石の木は今にも芽吹かんばかりだった。
 
 これと石碑の言葉を合わせて考える、と...」

思考は収斂し、自然に一つの方向へと纏まっていく。

「宝石に封じられた精霊と、石の木が象徴する季節を合致させる事が、
 この"間"を攻略する方法なのかも知れませぬな。
 先程探索した際、双方が合致していたのは南の夏風の林のみでした」

自分の考えを皆にゆっくりと説明していく。

「西の春風の林の石の木は葉が落ちかけ、実が生っていた...
 きっと【秋】を象徴していると思われます。
 だが【春】を象徴する風の精霊が据えられていた。

 東の冬風の林の石の木は新芽が芽吹きそうでした。
 これは疑うこと無く【春】の象徴でしょう。
 しかし【冬】を象徴する氷の精霊が据えられていた...

 北の秋風の林の石の木は枯れ木のようでした。
 おそらく【冬】を象徴しているのでしょう。
 ですが【秋】を象徴する土の精霊が据えられていた」

自分が描いた地図に書き込んでいく。

「幸いな事に石の木の宝石は、取り外しが可能そうでした...

 西の林の風の精霊を、東の林へ。
 東の林の氷の精霊を、北の林へ。
 北の林の土の精霊を、西の林へ。

 移し替えてみるのは、如何でしょうか?
 万全を期して、精霊使いであるグリーンリバー氏に
 宝石を取り扱って頂くのが宜しいと考えますが」

果たして、推測通りだと嬉しいのだが。

===================================

【ステータス】
 
HP22/22 MP23/24 インスピ:未使用 体調:健康
支援魔法:なし
 
【装備品】
 
武器1=最高品質モール<カレドゥイネ>(必要筋力26-5)
    攻撃力 7 打撃力36 Cr値12 追加D 7
武器2=銀製ハンドアクス<フューネラルアクス>(必要筋力11):
    攻撃力 6 打撃力16 Cr値11 追加D 7
武器3=最高品質ロングボウ<ラク・ダーレィ>(必要筋力26-5)
    攻撃力 6 打撃力31 Cr値10 追加D 7
 
盾=なし:回避力 5
盾=銀製スモールシールド<ランパート>(必要筋力1):回避力 6
 
鎧=チェインメイル(必要筋力19):防御力24 D減少 4
 
【消耗品管理】
 
矢19 銀の矢14 魔晶石3・3・1・1・1 暗晶石3・2・1・1
保存食45 羊皮紙16 松明6 ロープ30m くさび30個

※保存食2、羊皮紙3消費
 
【作成した地図の管理】

・"死城"までの道程:達成値12
・チャ・ザの足の間 :達成値 9
・マーファの胸の間 :達成値 6

【PLより】

投稿出来る時間があったので今回は一番乗りで投稿させて頂きます!
書き過ぎで量多くなっちゃってゴメンナサイ!しかし密度は薄かった...

朝食という事で保存食を1つ消費しました。残り45!

本文の通りの内容で精霊が封じられた宝石の取替えを提案します。
シャーマンのグリリバに宝石を持って貰いたいのですが、
緑川さんが嫌ならガラフが持ち運びしますね!

予備ダイスは6・9・6・4・6でした。6ばっか...
  
【ダイスチャットからの添付】

13:28:17 テッピン@ガラフ ≫ 予備1 2d6 <Dice:2D6[1,5]=6>
13:28:25 テッピン@ガラフ ≫ 予備2 2d6 <Dice:2D6[6,3]=9>
13:28:34 テッピン@ガラフ ≫ 予備3 2d6 <Dice:2D6[3,3]=6>
13:28:44 テッピン@ガラフ ≫ 予備4 2d6 <Dice:2D6[1,3]=4>
13:28:54 テッピン@ガラフ ≫ 予備5 2d6 <Dice:2D6[4,2]=6>
13:29:15 テッピン@ガラフ ≫ 6が大人気過ぎる件。