過去と未来の間に横たわるもの

GM [2012/12/13 22:23]


>「1日掛けて2つの"間"を攻略し、聖石版を2つ手に入れた。
> 成果としてはまずまず、といった所でしょうか」


「そうだな。まだ、二日目が終わろうとしてるってところでこの成果だ。

 ジョージの店にはいい冒険者がいるって聞いた。だから、オランまで行ったんだ。
 パダの辺りに常駐してる奴らは・・・、すでに予定があるか、そうじゃなければただの賊にも近い。
 騙すか、騙されるか。剥ぐか、剥がれるか。死人に口などない。廃墟に証人などいやせん。

 オランに行ったことは俺が唯一間違えなかった選択だな」


焚き火を前に、各々の言葉へそう返す。


>「いやに感傷的じゃねえか、大将。
>いいじゃねえか、傷ってのは癒えるのが自然ってもんだぜ。」


「そうだな。・・・そうだな」


視線を下に落とし、言葉を噛み締める。


「ありがとよ」




明日の話。
起きた後は北東の間を、次に北の間を。最後にこの北西の間を、という意見が上がる。


>「・・・汝の成したいことを成す。でしたか?
> 逆に言えばとても簡単で・・・そして、難しい。
> 深く考えれば、囚われます。極力単純化してみてはどうでしょう。
> まぁ、答えは出せないのですけどね」


>「この場では ‐。
> 意外と暗黒神は教義にのっとって,勝手にやらせてくれるかもしれんぞ。」


「どうなっちまうんだ」


指を温める意味も兼ね、湯をコップへ注ぎ、握る。


「今夜はどうするかい。
 このあたりは今日調べた通り、やばい魔物は潜んでいなさそうだ。
 警戒するに越したことはないが、この磁場にあまり長らくも居たくないだろう。
 今夜は俺が起きて、異変がないか見張っていよう。
 他の人はゆっくり寝ていていい。
 ・・・明かりもまだあるしな」


と、顔色が冴えないレイフィアに湯を注ぐ。


>「レンバート氏よ、もし後存知なら教えて頂きたい事があるのじゃが。
> 6つの"間"を攻略した後の事じゃ。
> 晴れて"死城"に入れるだろう事は推測出来るのじゃが、
> その"死城"の本体そのものについて、何か言い伝えやら
> 伝承やら情報やらはお持ちではありませんか?
> 妙に気になっておりましてな...」


食事の間も情報交換だ。


「・・・気になるよな。俺もだ。
 伝承は、一切知らない。

 間がある、ということもここに踏み込んで初めて知った程度だ。
 そして、この各方角の間が神々を模しているということも、プレナから聞いてやっと気がついた。
 俺は・・・"勉強"が苦手でな。
 始原の巨人の伏せた形、なんだっけ。

 だが、遠くからずっと見えていた死城の影はここからどこに見える?
 この"マーファの間"が磁場の中心ならば、俺たちは死城の影の中にいるっていうことなんだろうか。
 ・・・どう思う?

 俺も、同じ事をずっと考えているよ、ガラフ。
 あの影は何なんだ。あの塔は。

 聖石版を集めたら、何がわかるだろうか」


そして、


「プレナ。何かわかるだろうか。聖石版には、なんと?

 ・・・死城がなんのためにあり、これらの仕掛けがなんのためか、そしてどうすればそれらを知れるのか、・・・すまない。わからない。

 明日、ミデルを見つけたら。後は俺は君たちについていく。協力は惜しまないよ。
 それにきっと、この地を調べるほどオランに戻ってからの売値が良くなるだろう。
 "壁"に、触れることが出来れば」


夜もだいぶ更け、空気が冷え切っている。




     ---------------


翌朝。


「俺もうとうとと意識を失うことがあった。だが何より無事だったようだ。
 おはよう」


緩めたベルトを再度締め直したり、武器を装着したりと、朝の支度を整えつつ朝食を取る。


「もう一度、確認させてくれ。
 これからファリスの間へ行くんだな。
 それは全員で?」


それぞれの顔を見渡す。



―――――――――――――――――――――――――
...GMより:


3日目です。野営は皆さん寝ていて大丈夫です。
起きると朝6時ぐらいです。

▽マイリー攻略後の夕飯と、次の朝のごはん分の保存食の消費をお願いします!
意外とコンスタントに訪れるCGT!

翌日ファリスの間事前準備ほか、作戦などあればここにてお願いします。


明日、自動的に次カテゴリへと進みまーす!
方針確認、フレーバーやり取り、遺品対応その他何かやっておきたいことがあれば、今のうちにどうぞ!