集中力
GM
[2012/12/10 18:22]
ゴロゴロゴロゴロ
何度瞬きしても、正面から岩が転がってきているという事実は間違っていない。
正面に先陣を切るダンテは、岩を迎え撃つ体制を取る。
レイフィアはダンテを避ける形で魔法の衝撃派を撃ちこみ、岩の破壊を試みる・・・が、試みた事実だけで終わってしまい、プス、と変な音がしただけだった。
プレナは、ダンテがその島揺らしの力を遺憾なく発揮できるよう、持ち主の筋力を強化する。
グリーンリバーが自分の中から戦の精霊を呼び出す。
その力に反応してか、一瞬石碑の上に、この間に住み着いてるものと思われる白い戦乙女が姿を表す。
どうしようもなく歪んだ微笑みを、光の矢を繰り出す正面のもう一人の戦乙女に向けた。
グリーンリバーが倒れる頃、その二体のヴァルキリーは消える。
そしてダンテは武器を打ち込むタイミングを見計らい、島揺らしを振りあげる叩きつける。
と。
先ほどの、グリーンリバーの最後の気力で半壊しかけていた岩が、完全に崩れた。
「ぅおっ!!!」
最後列からは最前線の様子が詳しく見れないが、石橋から落ちていったのは岩の砕かれたものだった。
それを見てレンバートは感歎の声を上げる。
「まだくるか」
岩の第二波第三波を恨めしそうに目で追う。
だがその後は。
「すげえ。 気持ちいい」
島揺らしが岩に当たる当たる。
2球目は、完全なタイミングで島揺らしが玉のど真ん中に当たった。
その勢いに石橋さえも粉砕されるかと思うほどだ。
3球目、木っ端微塵。
4球目、崩壊。
「なんだもう玉ないのかよ」
すっかりただのやじうまと化した意見も出る。
石橋の上の一部は、砕けたクッキーのような岩で覆われた。
「げ、また白い女が出・・・た・・・って違う」
対岸の石碑が白く光った。
これでもう岩は出てこないだろう。
その代わり、聖石版が出ている。
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ガラフがグリーンリバーに気力を分け与ようとするが、プス、という変な音を立てただけだった。
「みんな気をつけろ。今なんか変な音がしたぞ」
妙に緊張感を持って辺りを警戒する依頼人。
「・・・。
気のせいか。なにもないな・・・」
レンバートが外側を向いているその頃、ガラフの二回目の試みは成功した。
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"おめでとう!"
石碑の手前、マイリーの聖印に囲まれた紋様円に書かれていた上位古代語。
岩が転がってくる間はビクともしなかったモノリスは、開くようになっている。
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...GMより:
ダンテさんが2球目以降全部壊してくれたので、クリアです!
1ゾロ出した方は経験点お忘れなく!(笑)
▽マイリーの間の聖石版を入手できます
▽そろそろ夜です。戻って野営する場合はごはんタイムをお願いします
▽このマイリーの間はもう自由に出入りすることができます
野営や次どうするか、などご計画をお願いしますー!