強肩豪速球

GM [2012/12/16 17:48]

レイフィアが石をコン、と目に投げる。
だが反応は無きに等しかった。


>「・・・ある程度、威力が無いと歯牙にもかけないようですね。
>それでは、ダンテさん。満を持してどうぞ」


>「そうですな。おそらく魔法的な防護でも施されているのでしょう。
> ダンテよ、昨日に引き続き頼りにしておるからな。
> 怪我しても大抵は治せるから安心せい!」


>「癒し手が控えてるのは頼もしいんだがね。痛いのは痛いんだよね。
>なるべく、怪我はしたくないだがね。

>・・・・とりあえず、神官の皆さんは俺の勘が当たってるように祈ってくれ。」


投げた次には避けなければならない。
その集中力の必要性をレンバートは知っていたため、じっと固唾を飲んで見守っているだけだった。


>「それとレンバート氏よ...念の為、改めてこの"間"の全容を
> 明らかにする為に調べて頂きたいのですが...お願い出来ますかな?」


「承知した。では」


ミデルの鞄の中身を、レンバートは確認せずにプレナの方へ渡した。


「すまない、これを」


開いて中を確認すれば、日用品の他に魔導書や魔晶石、チャ・ザの間の聖石版が入っているだろう。


>「さて・・・当たれよ!」


ダンテが石を左端の目に当てる。


力いっぱい投げつけた石は、ガンと音を立てて目にあたった。
眼球に当たる部分にヒビが入り、その瞬間、目の瞼が閉じる。


「これがな、慣れねえ・・・」


今までの、石の作り物が動くようなものとは明らかに違う。生物のように目を閉じる石の目を見て、レンバートが呟く。


次、右端。
再び投げつけられる石。


「あ」


あっけにとられる。
それは、扉の上の目が閉じたからだ。


3番目、中・左。
4番目、中・右。
最後5番目、中心。


「なんてことだ」


そういう言葉が早いか、石碑が輝くが早いか、すべての目は閉じている。
もう紋様円から外に出ても、上がった扉は落ちないだろう。


「やっ・・・た!」


扉の向こうの庭が眩しい。
寒い季節でも緑があるようにと計算された小さな庭は、枯葉が散らかっていることもない。


「そうだ、改めて調査しよう。
 俺が調べたのは、5枚の扉の箇所、部屋の角、紋様円、あと調べられる場所は・・・扉の向こうと、この天井の上だな。
 マヌルも手伝ってくれ。天井の上を見てくれるかい?」


この石壁は、くさび差し込んで足がかりにすれば容易く登っていけるだろう。
もし登り、石の梁の間から顔を出せば、この間から見た荒野が望める。
日中の明かりに照らされた白っぽい荒野にぽつんと、この石の部屋と小さな庭があることを改めてわかる。
最初に通ったチャ・ザの間の車輪も泉も、一行が過ごしたマーファの林、マイリーの間で目にした崖などない。
そして、死城の幻影は方角的に、マーファの間があるだろう場所に浮いている。


「扉は・・・ガッチリ上の方に食い込んでいる。
 石壁が二枚になってて、その間に扉の役目をしている板が挟まれてる寸法だ。
 目は・・・閉じてやがるな。よっ と」


と、閉じた瞼に石を投げる。


「なんともねえや。
 庭は、っと・・・。

 足元にトラップなどは・・・ねえようだな。他には何もない。
 アザミのトゲくらいだ。こっちは大丈夫だな。

 ・・・あ、ついでに持ってくか。
 ファリスの、聖石版だ」


と、一行へ石碑の上からさらった透明な一枚を渡す。
プレナはそれを受け取り、羊皮紙へ書き写し、他の透明な石版と重ね合わせる。


////////////////


 ら   ある  を  ない。


その(  )は(  )     、最後 (    ) ( )と  、そ  (  )  流れ ( ) ( )   た。
(  )  み (  )  ( )  って(  )に      をも  した。


ここに(□□■)などない。
(■■)は豊かで(□)     か、(□■) 優しい。
(     は    )をめぐり栄えている。


我らが       よ。
我らは          忘れない。


////////////////




「他に人の痕跡はなかった」


恐らくミデルは磁場に消されたんだろう。



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...GMより:

ぐぬう・・なんてこと!
一斉射撃の夢を見ていたのにさっくりクリアされていたでござる。

詳細は省きますが、左端>右端>左>右>中 は、正解です!
なんてこと!


▽聖石版を入手できます


天井上を調べる場合は、マヌルサイズならくさびが5つ以上必要です。



>地図作成
逆にして欲しい笑いましたw 確かに・・・
すっごい上手にかけました。目玉とかキラキラしています。


>目玉
プレナさん当たってますね!
目玉の中に強いマナか生命のようなものを感じる事がわかります。
しかしそれは直接敵対するものであったり、モンスターなどではありません。
また、正体もわかりません。
番人的な<◎><◎>
目自体も、モンスターだったりはしません。あくまで仕掛け、ですね!


さあ他の場所へ行けます!どうしましょうか!
時間的には昼前です。
ラーダ案が強いのか・・・



■NPC:レンバート
シーフ4 レンジャー2 ファイター1
器用度Bは0 俊敏度Bは1 知力Bは2、生命Bは2、精神力Bは2、です。

身体欠損のため器用・俊敏度が低くなっております。
戦闘には役に立たないと思ってください><
荷物番が可能です。


13祭りだよぉ!
17:06:04 しょう@レンバート 扉周り:罠発見 2d6+2 Dice:2D6[2,5]+2=9
 ↑基準値、4+2で6なので達成値は13!
17:06:33 しょう@レンバート 庭:罠発見 2d6+6 Dice:2D6[4,3]+6=13
17:06:58 しょう@レンバート 捜索 2d6+6 Dice:2D6[5,2]+6=13
17:07:21 しょう@レンバート 危険感知っていうか危険感知っていうか、予備ダイス 2d6 Dice:2D6[1,5]=6
17:30:55 しょう@レンバート 足跡 2d6+4 Dice:2D6[6,1]+4=11