今一番新しい状況を知るということ

GM [2012/12/18 02:25]

>「ミデル嬢の、レンバート氏の仲間全員の冥福をお祈り申し上げます」


「あ」


最新の状況が明確に言葉にされると、途端、男は涙を流した。
しかしその表情は崩れていない。
天気雨のようにただ、顔を濡らしている。


「わっかんねー。
 なんだ、これ」


ガラフのリュートは、意外な音色をたてる。


>―――断たれし絆を求めて
>   果て無き夜を彷徨いし
>   疲れ果てた魂に
>   今、休息を与え給え
>
>   失くした記憶を求めて
>   凍える夜を彷徨いし
>   寄る辺の無い魂に
>   今、温もりを与え給え―――


土っぽい、ダイレクトにあるがどこか儚いスモーキーな歌が流れる。


「ありがとう。
 ・・・すまん」


一つ大きな息をつき袖で顔をすっかり拭ったあとは、思いを払拭したような顔を見せた。


「探していたのは、これで全部、見つかった。
 ガレスも、ディズも、アーニーも、ミデルも、確かに見つけた。

 ありがとよ。

 4人の人生がここに埋もれたんだ。
 ほんの少し、もう少し、近づきたい」


>「予定通り頭の部分の"間"へと向かいますかな。
> ワシとしては非常に興味深い...果たしてどんな仕掛けが待っているのか」


「俺は覚悟できてる。
 だが自分が正気かそうでないかは自分自身、判断がつかん。

 だから、もし俺が死んだら、俺をも樽の中に入れ、あいつらの荷物、ここで描いた地図と一緒に"学院"へ持って行ってくれ。聖石版とも共に。

 証明してみせるのさ。
 何かを隠そうとしているこの磁場を暴くんだ。
 すべてを消されて、たまるか」


そう言いつつ依頼人の足取りはしっかりしている。
ただ少々、火がついたように見える。



―――――――――――――――――――――――――
...GMより:

小レス!
カテゴリ移動しまーす!

>樽
4人(ガレスの胴体、デイザルフの剣の柄と鞘、アーノルドの左手、ミデルの鞄)は樽にはいってるという感じにしちゃってます!

※このエリアでの宣言は終了としますが、フレーバー日記の返信などはどうぞ!