行方

GM [2012/12/14 23:09]


空は晴れている。
荒野の遠くで風に吹かれた土埃がにわか舞い上がる。


一行はマーファの間の北東のモノリスの前に立つ。


「皆、いいか、行くぞ」


そういうレンバートの顔が強張っている。


音もなくモノリスは開いた。
地面に落ちる扉の影も、おかしな所はない。


「入ってくれ」


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その間は、事前にレンバートが言った通りの様子だった。


そこはまるで建物の中のようだ。
石壁で丸く塞がれており、間の中心の天井は石の梁で塞がれている。
明かりは、梁の間から漏れる陽の光でまかなえる。


全員がこの間に入ったことを確認してから、レンバートはモノリスから手を離し、再度内側から押した。
ロックなどはないようで、すんなりと開く。


モノリスから入って正面に、5つの扉がある。焼かれた銅板のような色をしており、金属を加工したものだと思われる。
それは今はすべて下りており、その向こうがどうなっているかはわからない。


地面は一面石畳。
中心にファリスの紋様円がある。
その紋様円は今までのものよりも大きく、直径3m近くあるだろう。
ただ、7人全員が入ると少し窮屈かもしれない。


紋様円の中に、バックパックが置かれている。女性のものだ。


「・・・。ミデルは」


レンバートはそのバックパックに飛びつくように拾い上げた。
あたりを見ても、肝心の、人がいない。


「どこ行ったんだ。生きてるのか、死んだのか」


と、膝をついたまま立ち上がれないようだ。


この間にいる全員が紋様円の中にはいると、扉が上へ開いた。
石碑は、レンバートの言っていた通り、真ん中の扉にあった。
その他4つの扉の向こうは、何か、庭のようだった。
朝日が差し込んでいる様子は、ファリス神殿の庭のように平和に見える。


例えば機転を利かせれば、石碑へは他の扉からも行けるだろう。
5つの扉の向こうは繋がっているようだ。


「扉の上に、変な目があるだろう。
 あれだ・・・」


と、言ったまま黙った。


"秩序、誰かが定めたルール"


と、上位古代語で書いてあるのはもちろん、紋様円の中にだ。


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...GMより:

ファリスの間でーす。


図解は後ほどUPします!


【目玉ギミック】

・真ん中の紋様円の中に全員が入ると、正面5つの扉が開きます。
・順番通りに扉の上の目を潰していくと、扉が固定されます。
  →閉じた状態で潰しても、あきません

あとここでアナウンスです!

・目を閉じるには、一定のダメージが必要です。
・目は、13以上で命中、防御点5、です。防御点を超えてダメージが入れば開きます。

・当たってハズレの場合、投げたと同じ値で返ってきます。
  例)命中15、ダメージ10で投げたけど、当たりじゃなかった場合
     →そのまま、PCに命中15、ダメージ10の攻撃として返ってきますので、回避するには15以上出してください。

全員で全部の目に攻撃する場合、最低5回必要だということですね。
同時に回避ダイスも振ってみてください(・ω・)

目を調べるとセージ知力14以上で、「何か微妙な作りになっている。眼球を模した透明な石の向こうに何かがいる気配がする」ということがわかります。
見られているんです。すごく見られているんです。

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詳しいことはちょと後ほど追記します!
ご質問もOK!