すべてのみなもと
智恵の守護神たる幻獣との模擬戦にわたしたちは勝利した。
確かに運に左右された面があったことは否定できない。
しかし、賢明でなければ訪れた幸運に気づくことも掴むこともできないはずだ。
わたしは、この勝利を悪びれることなく受け入れることにした。
>「ためらわず唱えよ」
「『唯一......の玉座......へ、祈り......を捧......げる』 と書いてますね」
これだけでは何を示すのか見当がつかない。
そう思ったわたしは、今までと同じように石板を重ねる。
以前に比べて文の一部と認識できるようになって来た気はする。
しかし、ところどころの虫食いのせいで、内容が掴めるまでには至っていない。
「えっと、ここは......で、ここははっきり読めないですね。」
古代語で書いてある断章を読み上げていく。
皆に思うところを話してもらうためだ。ここは皆の知恵を合わせていくべきだろう。
>「その(肉体)は(大地)となり、最後に(吐いた息)は(風)となり、そして(全身)から流れ出た(血)は(海)となった。
>(孤独)を哀しみ、(憤る)心は(炎)となって(世界)に(熱と生命)をもたらした。
>・・・・・だったかな?プレナ、ガラフのおっちゃん、間違ってねえかな?」
「なるほど、創世神話の一説ですね」
欠片が元の位置に戻るかのように違和感なく収まる。
書き写した文章の虫食いに該当する言葉を小さな文字で振っていく。
ダンテさんの指摘のとおり、後半にも同様の虫食いが見つかる。
同じように言葉を当てていくと、意味のある文が浮かび上がる。
>「なんかさ、この文章、"始原の巨人"様、ありがとうって感じじゃない?」
>確かに神様いっぱい産んでんだから偉いっちゃ偉いんだよね?
>「我らってことは何人かいるってことじゃねえか?
>実はここ、"始まりの巨人"を信仰する宗教団体のアジトだったりしてな!ははは・・・・」
「......! そう!それです!」
雷に撃たれたかのように心に衝撃が走る。
ここの構造が始原の巨人を見立てて作られていることを考えれば、ダンテさんの謎解きは正鵠を射たものであろう。
「つまり、唯一の玉座に座するものは......」
一息おいて皆を見回す。
おそらくは同じ答えに至ったはずだ。
--PLより--
HP18/18 MP23/24 猫(5/5 5/5) インスピ○
ストサバ触媒*7 魔石晶 2点×2 4点×2 保存食38 1ゾロ1回
ダンテさんの提案のとおり、始原の巨人説を支持します。
下の虫食いは
我らが (始原の巨人 or 偉大なる一つ などの巨人を指す単語) よ。
一番上と下の文は同じもので
我らは(恩義 or 大恩 などの謝意を示す単語)ある(巨人 などの始原の巨人を示す単語)を忘れない
であると思います。
つまり、石板は始原の巨人に対する祝詞のようなものである、というのが答えです。
あと、信仰の問題に関してですが、6大神および世の中のすべてのものが始原の巨人から生まれたものでありますから
巨人に祈りをささげることは不信心には当たらないと考えております。
まう@プレナ : 2D6 → 1 + 4 = 5 (12/29-21:11:05)
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まう@プレナ : 2D6 → 6 + 4 = 10 (12/29-21:11:04)
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まう@プレナ : 予備ダイス3つ 2D6 → 5 + 4 = 9 (12/29-21:11:03)
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System : まう@プレナさんが入室しました。 (12/29-21:10:56)