ラーダの恩寵篤き者達。
>「全く、容赦無い」
守護者が忌々しげに呟いた。
「盤上遊戯とは言え真剣勝負。全力で臨みました。
手抜きなどする余裕はありませんでしたでな...何ご容赦を」
先方も十分承知だろうとは思うが、一応言っておく。
すると、観念した証か幻影のスフィンクスが掻き消える。
>「ほっほっほ。
> 生きる力そのものに出会ったのは、愉しい。
> お主らが何を活力に今ここにいるか、定かでないとしても。
>
> しかし私は案内人ではなく、番人。
> 行くが良い」
守護者の背後が俄かに輝く。石版の光だろう。
>「ためらわず唱えよ」
守護者の言葉の意味を図りかね、一瞬目を見開く。
だが、文様円に描かれた言葉を通訳して貰うと合点が行った。
>"唯一の玉座へ、祈りを捧げる"
「これは...今までの文言とは趣旨が違いますな」
>「ここからまさかの"謎かけ"かよ。さっきの戦闘いらなくね?」
ダンテが全く以ってその通りな事をぼやく。
「まあそう言うな。
この方が"ラーダの間"らしくてワシは安心しておるよ」
こう考えてしまうのは不謹慎だろうか。
さてプレナが回収し、重ね合わせた聖石版の文を眺めながら考える。
この"死城"と文の内容の共通点を探ろうとしていると...
>「なるほど、創世神話の一説ですね」
プレナが何かに気付いたようだ。
歯抜けの部分を、始源の巨人の伝承に当てはめている。
そしてそれは整合性の取れたものであった。
>「なんかさ、この文章、"始原の巨人"様、ありがとうって感じじゃない?」
> 確かに神様いっぱい産んでんだから偉いっちゃ偉いんだよね?
>「我らってことは何人かいるってことじゃねえか?
> 実はここ、"始まりの巨人"を信仰する
> 宗教団体のアジトだったりしてな!ははは......」
星王の霊感が舞い降りたようにはダンテが言う。
突拍子無いように聞こえるが、あながちずれているとも思えない。
「なるほど、そう考えると辻褄が合うの」
>「......! そう!それです!」
>「...瓢箪から駒、と言う話もありますが...
> ここまで大規模な五大神の遺跡です。
> 宗教団体云々、間違ってると思えませんよ、ダンテさん」
プレナとレイフィアもダンテの説を支持する。
>「つまり、唯一の玉座に座するものは......」
「始原の巨人。【万物の始祖】とも、【偉大なる一つ】とも言われますな」
皆、考えている事は同じようだ。
「流石はプレナ神官とダンテじゃな!ワシの出番なぞ無かったわい」
ぺしんと額を叩く。
「プレナ神官よ、オランへ戻ったらこの男をラーダに入信させましょう!
一介の武辺者として捨て置くには余りにも惜しい故」
半ば本気であるが、こう言った冗談を言える余裕が有るのは良い事だ。
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【ステータス】
HP22/22 MP02/24 インスピ:未使用 体調:健康
支援魔法:無し
【装備品】
武器1=最高品質モール<カレドゥイネ>(必要筋力26-5)
攻撃力 7 打撃力36 Cr値12 追加D 7
武器2=銀製ハンドアクス<フューネラルアクス>(必要筋力11):
攻撃力 6 打撃力16 Cr値11 追加D 7
武器3=最高品質ロングボウ<ラク・ダーレィ>(必要筋力26-5)
攻撃力 6 打撃力31 Cr値10 追加D 7
盾=なし:回避力 5
盾=銀製スモールシールド<ランパート>(必要筋力1):回避力 6
鎧=チェインメイル(必要筋力19):防御力24 D減少 4
【消耗品管理】
矢19 銀の矢14 魔晶石3・3・1・1・1 暗晶石3・2・1・1
保存食42 羊皮紙14 松明6 ロープ30m くさび30個
※保存食5、羊皮紙6消費(お昼まだなので修正しました...笑)
【作成した地図の管理】
・"死城"までの道程 :達成値12
・チャ・ザの足の"間":達成値 9
・マーファの胸の"間":達成値 6
・マイリーの足の"間":達成値14
・ファリスの手の"間":達成値12
・ラーダの頭の"間" :達成値 9
【PLより】
まうさんと玄武さんのナイス推理に感謝、です!
内容としては完全に後追い投稿、お許しを!
【ダイスチャットからの添付】
08:14:42 テッピン@ガラフ 予備1 2d6 Dice:2D6[2,4]=6
08:14:52 テッピン@ガラフ 予備2 2d6 Dice:2D6[5,5]=10
08:15:01 テッピン@ガラフ 予備3 2d6 Dice:2D6[3,4]=7