終幻の先へ
どうも、考え過ぎていた、と言うのが私にとっての正解のようだった。
どうにも、この遺跡には翻弄される運命のようだ。
まぁ、元々そう言う傾向が見て取れるものだったのだし、間違いではあるまい。
加えるなら、私たちは仕掛けを突破しただけで、時空の位相のずれだの何だのは、まるで解決を見ていないのだ。
学院に協力するかは兎も角、彼らの尽力が後々どうなるか、と言うところだろう。
「・・・・一体、なんだと言うのですか・・・・」
暗転した。
石碑の変形に目を取られているうちに、だ。
どうも、この「場」は圧迫感を感じる。
そう、広い空間ではない。
不意に、光源が現れた。
レンバートが掲げる光は、私が点したものだ。 案外、役に立ってくれているようだ。
「・・・・この足元の魔法陣は・・・・
と、言うよりもここは袋小路ですか」
部屋ですらない。
が、この重苦しさ・・・・そして、あの目だ。
ファリスの間に在ったそれと同じだろう。そして、この壁の色。
アレを想像するのは難くない。
そんな状況確認を終わらせたのは、奇しくも仲間の姿だった。
もっとも、彼は此処に居るのだが。
つまり、アレは偽者・・・・と言う事になるのだろう。奥から歩いてきたあのガラフは。
動くに動けなかった。
淡々と紡がれる言葉に抗おうと、手にあった麗槍を握り直す事までは、許された気がした。
それまで、だったが。
気がつけば、冬空の下だった。
「・・・・やれやれ、本当に幻のような・・・・
でも、そこにある・・・・と」
不思議で、不可解な。
まぁ、それでも・・・・必要最低限の仕事だけは出来たのだ。
皆、無事に戻れた。
それで、良いのだろう。
・・・・依頼人の呟きには、全面的に同意だった。
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オランに戻り、事後処理が始まる。
私は、レンバートに付き合い、彼の身柄が安定するまでは付き合うことにした。
非道なことはすまいが、カテゴリー的には人体実験だ。
依頼人ではあるが、短いながらも同道した仲間だ、無碍にすることは出来ない。
心配そうにジンジャーティーをすするその姿には、哀愁を感じなくもないが・・・・
まぁ、まだ老け込むには早かろう。
生きて、そして仲間を取り戻せたのだ。
死城にいりて、生還した。
なれば、生きるべし。
だろう?
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PLより
お疲れ様でした。
えー、最後に知名度判定は、怪獣図鑑によって成功と言う流れ。チートやわー(こら
報酬その他は、現金のみで問題なしでーす。
おつかれさまでした!
System : Cyphissさんが退室しました。 (01/01-23:18:58)
Cyphiss : 2D6 → 1 + 4 = 5 (01/01-23:18:55)
Cyphiss : 2D6 → 5 + 2 = 7 (01/01-23:18:54)
Cyphiss : おk 一応の予備3つ 2D6 → 6 + 5 = 11 (01/01-23:18:54)
Cyphiss : 問題なし。 バルキリー振った覚えないんで一応 目標12 2D6 → 6 + 2 + (7) = 15 (01/01-23:18:41)
Cyphiss : 知名度判定、だぶらぶるぐ・・・ 怪獣図鑑あり ピンゾロ以外 2D6 → 6 + 4 = 10 (01/01-23:17:48)
Cyphiss : 知名度判定、おぶしだんそーd・・・どっぐ 怪獣図鑑あり ピンゾロ以外 2D6 → 6 + 1 = 7 (01/01-23:17:26)