【進行A07】耳を澄ます。

GM [2013/04/24 22:24]

「転送の間なぁ。
 『転移』の魔法装置でも設置されているのかね」

「文言通りなら、そうでしょうね。気になる所です」

オートの呟きに、ヘリオンが答える。

「もし『生きた』転送装置があったら、大発見ですよね!
 ワクワクします」

尻尾があったら振り出しそうな勢いである。

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「まず、それぞれの中の様子を探ってみる。」

「とりあえず、外から分かる情報を集めてみようか。
 シオン、やろう」

2人の盗賊、もとい1人の盗賊と1人の元盗賊は、
それぞれの扉に慎重に耳をつけ、中の様子を物音から推し量ってみた。

『移送の間』の扉。
音は聞こえない。無音だ。

『守衛』の扉。
此処からも、物音はしない。

そして傷んだ扉の向こうには...

がさがさ。

居る。
何者かが蠢く音がする。
シオンはその音が、何か重いものを引き摺ってるような印象を受けた。

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【GMより】

シオンとオートの<聞き耳>の結果を取り急ぎレス!
こちらはAルート、スワローテイル・シオンのルートになります。

結果は本文の通り、③の傷んだ扉の向こうから音が聞こえました。
シオンがいい仕事をしまくっている件。
何か重い物を引き摺るような音だそうです。さあ、何でしょうね!

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