3階

GM [2013/06/05 23:49]
階段は塔の外壁に沿った形の螺旋階段であった。
ゆっくりと、だが慎重に進んでいく。

「まあ、こうまでして私達を試すような塔なんだから、
 今更罠何て無いだろうけどさ...」

とは言いつつも、ベティは警戒に余念が無い。
この心配は幸いにも杞憂で終わる。
4人は無事、3階に到着した。

***********************************

塔・3階公開用.png

踊り場を出てすぐ、眼前に部屋がある。扉は無い。
入口の壁面には、下位古代語で掘り込まれたプレートが設置されている。
其処には、

―――これより、最終試練の間。
   教養を備え、力を持ちし者よ。
   その全てを守護者に示せ―――

===================================

【GMより】

3階に進みました!
こちらはBルート、レイフィア・ミユ・ルーイのルートになります。

部屋は1つのみ、ゲーム的には此処が最終ステージとなります。
ダイスだけでも振って頂ければ、結果を拾ってすぐに情報開示致します!

-3階情報開示-

○精霊力は光及び精神のみ。火と水は持ち物次第。
○魔法の明かりで照らされているので視覚ペナルティーは発生しない。
○《シェイド》は召喚出来ない。
○《ダークネス》は範囲内だけ自然の状態に戻す=自然の暗闇状態。
○通路の幅は5m、高さも5m。横に並べるのは3人まで。
 両手武器を振り回したいなら2人までとする。

【①の部屋】
 かなりの広さの空間で、扉は無い。
 入口横のプレートには「最終試練の間」と下位古代語で記されている。
 この部屋に入る者は、2d6を3回振る事。

-HP及びMPの管理-

レイフィア:HP 11/13 MP16/17 アーデル:MP3/3 
ルーイ  :HP 11/11 MP20/20 ローエ :MP1/3 
ミユ   :HP 18/18 MP10/20
ベティ  :HP  9/14 MP14/14 

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ルーイ [2013/06/06 11:43]

ベティさんが仕事をかっちりやってくれるから、後続のオレは気楽なもんだ。
螺旋階段を登り切って、踊り場に出る。

 

「螺旋階段って目が回るよね・・・」

 

ちょっと酔いそうです。

 

部屋とプレート。

―――これより、最終試練の間。
   教養を備え、力を持ちし者よ。
   その全てを守護者に示せ―――

 

読み上げる。

 

「ご丁寧に、最終試練だって。
 ―――分かりやすくていいよね」

 

ぱん、と両頬を叩いてから、右手に銀のワンドを握る。

 

 

「温存させてもらったし、今度は役に立つよ」

 

3人を見て、そして、部屋に足を踏み入れる―――

 

 

-----------------

PLより:

指定ダイスは 8,9,3 でした!
結構いいように見えるのに出目平均は7を切る不思議。

 

11:23:57 たいまん@ルーイ 指定ダイス3つ 6d Dice:6D6[4,4,5,4,1,2]=20

レイフィア=ハイウィンド [2013/06/06 23:30]

グルネルを越えた先は螺旋階段。

外壁に沿った形で作られたソレを昇る。

ベティは色々こぼしながらも、しっかりと仕事をこなす。

彼女は性格的なものもいいし、これは導師。拾い物でしょう。厚遇すべきだ。

適当に魔法の小剣あたりを見繕う事を提言しておこう。

 

たどり着いたのは...3階と言うか、私のイメージで言うなら、踊り場を部屋にしたと言う感があるところだ。

本命は4階以降。

この3階は通り道だ。

この刻み込まれた文字は、ソレを裏付ける。

試練とは、通り道でしかない。

 

 

「...最終試練、ですか。

 生きますよ、皆さん」

 

_______________________________________________

PLより

ダイスだけ張るぜ、目を覆いたくなるぜ!!(震え声)

 

Cyphiss@レイフィア : ・・・・・・・・・・・・ごめん(てへぺろ   だいすだからしゃーないやんかー!!wwwwwwww

(06/06-23:43:45)


 

Cyphiss@レイフィア : 鍵明け 2D6 → 1 + 5 + (6) = 12

(06/06-23:43:27)


 

Cyphiss@レイフィア : 罠解除 2D6 → 1 + 3 + (6) = 10

(06/06-23:43:21)


 

Cyphiss@レイフィア : あばばば。 ベティ罠発見 2D6 → 6 + 5 + (6) = 17

(06/06-23:43:15)


 

Cyphiss@レイフィア : べ3 2D6 → 4 + 4 = 8

(06/06-23:42:54)


 

Cyphiss@レイフィア : お、おおう・・・ べてぃ2 2D6 → 5 + 3 = 8

(06/06-23:42:50)


 

Cyphiss@レイフィア : お、おう・・・ぽんこつっぷりがががが  べてぃ1 2D6 → 1 + 1 = 2

(06/06-23:42:30)


 

Cyphiss@レイフィア : あ。 れ3 2D6 → 2 + 1 = 3

(06/06-23:42:19)


 

Cyphiss@レイフィア : れ2 2D6 → 1 + 1 = 2

(06/06-23:42:15)


 

Cyphiss@レイフィア : へい、3つのだいすだ! ベティもやるよ。 まずはれいふぃあ1 2D6 → 1 + 6 = 7 (06/06-23:42:09)

ミユ・リーブス [2013/06/07 00:09]

2階の課題を終えて、少し進むと、異形の存在がいました。
わたしには具体的にはわかりませんが、話によると異界の魔物だそうです。
どうやらわたしが所持している盾が証のようで、何事も無く先へ進むことができました。
まだ余力があるとはいえ、必要以上に戦うこともないでしょう。
あくまで自らの身を守るためにだけ戦うべきでしょうね。

そして上がった部屋はかなり広く、1階のロビーよりも広い部屋でした。
また謎の声がして、まだ試練があるようです。
今度は魔法の力は使うことができるようですが、使わざるを得ないほどの相手が出てくるかもしれません。
十分に警戒します。

PL:

ダイス3つ
2D6 → 4 + 1 = 5
2D6 → 2 + 3 = 5
2D6 → 2 + 6 = 8
やや低め

全員の戦闘力はまだ十分余力ありますが、ゴーレム系が出ると大変かも。

GM [2013/06/07 21:55]
『キミたちは、いつまでここにいるの?
 下のガルーシュと面識はある?
 契約が切れたら、異界に還れるのかな』

ルーイの質問。

『契約ガ満了スル迄』

『がるーしゅトヤラハ、知ラナイ』

けして大きく無い声で返事が返ってくる。
目は合わない。

***********************************

さて、4人が踏み込んだ最終試練の間。

がらんどうとした空間の奥に、小ぶりな玉座が置かれていた。
玉座の両脇を固めるのは因縁深き相手、竜牙兵だ。それも2体。

『...まさか此処まで来られるなんて思ってもみなかったな』

台座の主が話しかけてきた。
流暢な下位古代語、声は少年のそれだ。
しかし、姿は動物、黒猫のそれだった。

「へ?喋る猫?」

拍子抜けした、といった風情でベティが黒猫を指差す。
だが、ルーイとレイフィアの緊張はいや増したであろう。
只の猫では無い。ひょこひょこと宙を彷徨う2本の尻尾がその証拠だ。

幻獣ツインテール・キャット。
高度な古代語魔術と精霊魔術を使いこなす賢獣だ。

『お陰で僕の出番が回ってきたじゃないか。
 "御方"に言われてわざわざこんな所へやってきたけれど。
 全くこっちの身にもなって欲しいなあ』

ふぁあ、とあくびをして前足で顔をぽりぽりする。

『ルールを説明しよう...
 僕は次々と従者を生み出し、君達にけしかける。
 僕も魔法で邪魔を仕掛けるから、全力かつ速やかに排除し給え。
 従者を全滅させるか、僕を降参ないし気絶させれば君達の勝ちだ。
 僕は手持ちの魔法の品を幾つか持っている。勿論使うつもりだ。
 速く勝利すれば君達に進呈しよう。そういう事だ』

玉座の上には、様々な魔法の品が置かれている。
魔晶石。竜の牙。それと、抽象化された猫の顔の形をした小石。

『要は、"御方"の名代たる僕に実力を見せてみろ、って事さ。
 ただの阿呆や馬鹿力は此処まで来れないからね。
 "御方"は君達の活躍を楽しみにされてるよ』

ゆらりと賢獣は立ち上がる...

『さあ、やろうか』

===================================

【GMより】

皆さんのダイスが揃ったので情報公開となります。
こちらはBルート、レイフィア・ミユ・ルーイのルートになります。
レイフィアとベティが更に1ゾロ追加だと...(笑)

【各種判定結果】

○ベティの<罠発見>17→罠は見当たらなかった
○ベティの<罠解除>10→罠は無かった
○ベティの<鍵開け>12→鍵は掛かっていなかった
○指定ダイス1=<怪物判定>目標値13
        ルーイ16レイフィア自動成功、ミユ9、ベティ1ゾロ!
 →ツインテール・キャットと判明!
○指定ダイス2=<宝物鑑定>目標値10
        ルーイ17、レイフィア1ゾロ!、ミユ9、ベティ8
 →竜の牙と判明!
○指定ダイス3=<宝物鑑定>目標値12
        ルーイ11、レイフィア9、ミユ12、ベティ8
 →愛玩従者の触媒と判明!

【最終試練の間での戦闘について】

○勝利条件
 ・護衛のパペットを全滅させる
 ・ツインテを気絶ないし死亡させる
 ・その他、ツインテが負けを認める状況を作り出す
○ツインテについて
 ・ツインテは♂です
 ・ツインテは竜の牙1本と愛玩従者の触媒5個、
  魔晶石6点1個を持っています!
○敵は固定値使用します
 ・セミオートか1Rずつかはお選びください
 ・モンスター同士の戦闘の場合、変動値を採用します
○事前準備無しで第1ラウンドから始まります。
○位置関係をはっきりさせて戦います。
 ・PCと敵前衛の距離は10mとします
 ・敵はスケヲ2体が前、3m後にツインテです
 ・接敵の概念を厳密に採用します
 ・戦闘開始時点でツインテはスケヲによって射線を塞がれています
○ベティの行動宣言も決めてください。 
○第1Rの行動宣言は、
 ・A18ツインテ「対象3倍拡大《ストーン・サーバント》」
 ・A18スケヲA「接敵した対象に攻撃」
 ・A18スケヲB「接敵した対象に攻撃」

 《ストーン・サーバント》を召還成功した場合、以下の行動宣言を追加します。

 ・A12石鯖A「ミユに近接攻撃」
 ・A12石鯖B「ベティに近接攻撃」
 ・A12石鯖C「レイフィアに近接攻撃」

 です。

質問があればどしどしどうぞ!

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-HP及びMPの管理-

レイフィア:HP 11/13 MP16/17 アーデル:MP3/3 
ルーイ  :HP 11/11 MP20/20 ローエ :MP1/3 
ミユ   :HP 18/18 MP10/20
ベティ  :HP  9/14 MP14/14 
ツインテ :HP 12/12 MP20/20 魔晶石6
スケヲA :HP 16/16 MP--/--
スケヲB :HP 16/16 MP--/--

【ダイスチャットからの添付】

今回は無し!
ミユ・リーブス [2013/06/10 01:19]

奥へ進むと、下で戦った骨戦士が2体とさらに見慣れない幻獣がいました。
普通に言葉を話すということは、かなり高度な知能を持った存在なのでしょう。
そして塔の支配者の代理(使い)が、最後の試練として、改めて戦うことになりました。

そして幻獣はさらに石人形を用意しようとしています。
「負傷を少なくするには、少しでもはやく条件を満たしたほうがよいですね。
そのためには奥の幻獣の方を先に攻撃したほうがいいかもしれません。」

骨戦士の強さは先程の戦いでかなりわかっています。
今回は魔法を使うことが可能とはいえ、それでも強敵であることには違いありません。

幻獣までの距離と今この空間で可能な精霊から、ウィスプを召喚して攻撃することにしました。
まだ武器を抜いていないので、片手が空いています。

PL:

まず1R目
ウィスプ 2D6 → 1 + 1 + (6) = 8 1ゾロ
MP10→8

ストーン・サーバントからの回避
2D6 → 4 + 1 + (7) = 12
こちらは成功ですね。
盾ありだと、普通でも4以上で回避できますので、特に防御専念の必要はないですね。

敏捷度的にはもう1回チャンスありますが、
レイフィアさんとルーイさんの魔法、頑張ってくださいー

レイフィア=ハイウィンド [2013/06/10 10:52]

最終試練の間。
入ってみれば、そこは面白い光景があった。
小さな玉座に、騎士のごとく侍る竜牙兵。
玉座には黒い猫。
その口から出る言葉は若干の嘲りも含まれる。

>「へ?喋る猫?」

「...無論、ただの猫では在りません。
 アレは幻獣ツインテール・キャット。
 とても、賢い猫ですが...」

その後は丁寧な"最終試練"の説明が飛び出した。
やれ、回復を万全にしておけばよかったが、今はもう遅い。

「...速攻です。
 報酬云々と言うより、時間をかければこちらが持ちませんから」

ベティの体力は私以上に心許ない。
ならば、使わせた方が良い。

「...ベティさん、これを!」

_______________________________________________

PLより
と言うわけで、レイフィアとベティをやります。
レイフィアは魔法の小盾をベティのほうにポーイ。 その後、れいひあさんだーこと、ライトニング。
ベティは盾を拾って防御専念です。是非はない。

Cyphiss@レイフィア : スーパーテッピンタイムは荒れる事で有名(震え声) (06/10-10:46:57)
Cyphiss@レイフィア : まずは、レイフィアの行動。盾おとしてベティの方に。 これはGMがどうはんだんするかわからんけどやるだけやっておく。 (06/10-10:47:36)
Cyphiss@レイフィア : さぁ、いくぜ、れいひあ。 さんだーぶれぇぇぇいく! 色々巻き込む形で猫又へ  2D6 → 1 + 4 + (6) = 11 (06/10-10:48:38)
Cyphiss@レイフィア : 必ず1を出さなければ気がすまないダイスであるな、ほんとにw 10 = 4 (3 + 5 = 8) + 【6】 キーNo. : 10 (06/10-10:49:05)
Cyphiss@レイフィア : ダメージは、まぁ、うん・・・って感じ。  ストサバ回避。 11 2D6 → 3 + 2 + (6) = 11 (06/10-10:49:45)
Cyphiss@レイフィア : 同値で回避。 ついで、ベティの行動。彼女は立て拾って防御専念。あたるとまずいからね。 盾拾えれば+2 取り敢えず基準値で振る 2D6 → 2 + 6 + (6) = 14 (06/10-10:51:11)
Cyphiss@レイフィア : 問題ナッシング。 いやぁ、ウィスプピンゾロはアレだ、辛いので、まわせールーイー(笑) (06/10-10:51:40)

とまぁ、こうなりまして。
及第点っちゃ、及第点かなー...
出目次第で抵抗ぶち抜くのだがな...ダイスェ...
ピンゾロでないだけマシだろうかw

ルーイ [2013/06/10 11:12]

 

「わお」

 

初めて見た。
ツインテール・キャット。

 

「お話の中でしか聞いたことなかったよ。
 本当にいるんだね」

 

幻獣は、幻に等しいから幻獣なんだ。

 

「オレはルーイ。
 あとであなたの名前を聞かせてよ」

 

試されている、とはいっても命のやりとり。
『後』なんてないかもしれないけどさ。

 

「彼はオレたちをすり潰す気だけど、直接手を下すつもりはないみたい。
 それが塔の主の指示なんだろうね。
 そこが、唯一の付け入る隙」

 

仲間に伝えて、銀のワンドを振り、詠唱を始める。

 

『天の火、全てを焼き貫く雷よ、魔力の導きに従いて、汝を討ち滅ぼせ』

「悪いね、こっちも余裕はないんだ」

 

ワンドの先に溢れる魔力を、双尾の黒猫に向ける。

 

  【ライトニング】!

 

 

----------------------
PLより:

らーいとにんぐらーいとにんぐやっほーやっほー
(初めてライトニングがうまくいったので嬉しさのあまり以下略)

9点通したので気絶ですね!
何でか知りませんがツインテの生命点16だと思ってました12点じゃないですかやだー。
-2なら生きててくれるはず。
生き残りの岩太郎を壊す必要があれば、改めて戦術を。
スケヲは近寄らなければ動かないので放置w

MP15/20

11:10:24 たいまん@るーい ライトニングー 何を巻き込むかはともかく猫さんへ 2d+7 Dice:2D6[6,6]+7=19

11:10:33 たいまん@るーい r20@10+7 Dice:R20@10[5,4:7]+7=14

GM [2013/06/12 20:02]
「オレはルーイ。
 あとであなたの名前を聞かせてよ」

ルーイの問い掛けに、ツインテール・キャットはこう答えた。

『僕の名はアテム。アテムだ』

***********************************

やられる前にやらねば、すり潰される。
ならば、速攻しか無い。
失敗した時はどうなるか分かっている。
だが、やるしか無い。

4人は、決断した。

ミユは《光霊》を召還して叩きつけようとするが失敗してしまう。
極度の緊張のせいか、それとも疲れのせいか。

レイフィアの《電撃》は少なからず傷を負わせたように見えた。
だが、ツインテール・キャットの詠唱は止まらない。

―――万物の根源たるマナよ、此の石達に仮初の生命を一時与えたまえ―――

呪文は完成し、二股の尾が投げつけた石達がむくむくと膨れ上がる。
見た目は可愛いが、これも石従者には変わりない。

『前に立っている3人を、それぞれ攻撃しろ』

全身をくすぶらせながらも、ツインテール・キャットは非情な命令を下す。

ぎぎぃぃぃ。

抽象化された猫人間、といった風情の石従者が動き出した。
愛苦しさすら感じる外見なだけに、尚更不気味な光景だ。

其処へルーイの《電撃》が放たれた!

紫電は見る者の視界に強烈な閃光を残し、
正面に構える竜牙兵を巻き込んでツインテール・キャットを貫いた!

ばりっ!!!

これにはさしもの幻獣も堪えられなかった。

『見事だよ、ルーイ。君達の勝ちだ』

―――止まれ―――

全身を焦がし、朦朧となりつつも召還したばかりの石従者に新たな命令を下す。
その直後、ぱたりと前のめりに倒れた。

***********************************

アテムが倒れ、石従者は動きを止めた。
竜牙兵は微動だにしない。

―――闇にして自由なるファラリスよ、此の者の傷を癒し給え―――

突然、呪文の詠唱が鳴り響いた。
みるみる内にアテムの傷が癒えていく。

『いたたたた...仕事とは言え、溜まったもんじゃないよ』

むくりと起き上がり、文句を垂れる。

―――心配は無用。分かっているであろう?―――

『分かっているよ』

謎の声に対してそう返事し、アテムはすすすと下がって玉座を尾で指した。

『と言う訳で君たちは見事試練を果たした。
 約束通り、この宝物は進呈しよう』

4人が思い思いに宝物を手に取ると、続けてこう言った。

『さあ、落ち着いた所で行こうか』

部屋の奥の階段を顎で指し示す。

『4階は「謁見」の間。資格を認められた者が
 "御方"にお目通りする部屋さ』

遂に最上階だ。

===================================

【GMより】

ツインテール・キャット戦終了、見事1ターン・キルでした!
おめでとうございます。
こちらはBルート、レイフィア・ミユ・ルーイのルートになります。

ルーイの《ライトニング》はスケヲAを巻き込んだ形としました

ツインテール・キャットは気絶しました(笑)
ですが本文の通り、すぐに回復してしまいます。

さて、アテムから4階へどうぞ、と招かれました。
エンディング・パートに入っていきます。お楽しみに!

【入手アイテム】

○竜の牙1本...売却価格2500ガメル
○愛玩従者の触媒2個...売却価格200×2個
○魔晶石6点1個...売却価格1800ガメル

-次回投稿に際して皆様ヘのお願い-

○2d6を3回振ってください。
 何方かベティの代振りをお願いします!

-戦闘結果-

○第1ラウンド
 A24ミユ   :ツインテール・キャットに《ウィスプ》
          →1ゾロ失敗!
 A21レイフィア:ツインテール・キャットに《ライトニング》
          →抵抗、5点ダメージ!
 A18ツインテ :対象3倍拡大《ストーン・サーバント》
          →成功!
 A18スケヲA :接敵した対象に攻撃
 A18スケヲB :接敵した対象に攻撃
 A15ルーイ  :ツインテール・キャットに《ライトニング》
          →抵抗突破、9点ダメージ!
           ツインテール・キャット気絶!

-HP及びMPの管理-

レイフィア:HP 11/13 MP11/17 アーデル:MP3/3 
ルーイ  :HP 11/11 MP15/20 ローエ :MP1/3 
ミユ   :HP 18/18 MP10/20
ベティ  :HP  9/14 MP14/14 
ツインテ :HP  0/12 MP11/20 魔晶石6
スケヲA :HP  9/16 MP--/--
スケヲB :HP 16/16 MP--/--
ストサバA:HP 16/16 MP--/--
ストサバB:HP 16/16 MP--/--
ストサバC:HP 16/16 MP--/--

カテゴリを移動します。
「4階」に記事を投下しますのでお待ちくださいませ。

【ダイスチャットからの添付】

11:56:43 テッピン@GM 宣言していたのを忘れていた。お猫様の《ストーン・サーバント》! 2d6 Dice:2D6[5,4]=9
11:56:50 テッピン@GM 成功。
ルーイ [2013/06/13 13:54]

「アテム」


名前を聞いて、にっこり笑った。

 

「よろしく」

 

* * *

 

「っよし!」

 

ライトニングが決まって、アテムが倒れた。
死んじゃいないだろう。
我ながらうまくいった!


「ミユ、アテムを回復してやって・・・」


と言いかけたら。

―――闇にして自由なるファラリスよ、此の者の傷を癒し給え―――

 

「!?」

 

声が聞こえた。
そして、アテムが起きあがる。

 

「塔の主」


ぞわぞわする。
姿も見せずに、しもべを回復する。
つまり。

 

「―――」

 

高位の魔術師であり、暗黒魔法の使い手である存在がいるってことだ。
それも、グルネルなんて比じゃない、あのアルマさえ凌駕する――――そんなの、

そんなの、文献でさえまともに書いた物がどれだけあるか。

でも、直接害を与える気は、今のところ、ないみたいだ。

平然としていよう。
せめて、表面的にだけでも。

提示された品物に興味を移して、気分を変えよう。

 

「―――竜の牙だ。
 貴重品だね。
 これは?キミのストーンサーバントはこれで作ってるの?」


石ころじゃないんだ。
面白いな。
こういうところに凝ってみるのも、大魔道士には必要かもしれないなあ。
でも使い捨てるにはもったいない・・・。
・・・とか言ってるうちは小物だよな。

 

「魔晶石、いいサイズだね」


やっぱり竜の牙が珍しくていいけど、まだオレには当分使えないだろう。

 

* * *


4階、最上階。
オレたちは、そこに進む。

 

『4階は「謁見」の間。資格を認められた者が
 "御方"にお目通りする部屋さ』

 

アテムが言う。


「まさか、塔の主が存在してるなんてね」


生きてる、とは言わない。
きっと生きてはいないから。
文献で見ただけの、恐ろしい名前が脳裏をちらつく。


「知りたいことがたくさんあるんだ。
 古代のことを、直接聞ける機会なんて、普通ないもんね」


恐怖より好奇心。
オレも大概だよな。
そのせいでヒドイ目に合ってるのにさ。

 

-------------------------
PLより:

やっほう、合流!
次も今日中に書きます!

指定ダイスは 7,9,9 でした!
ベティも振って、8,7,10 でした!
出目すげえ!

13:58:10 たいまん@る 指定ダイス3つ 6d Dice:6D6[1,6,4,5,4,5]=25

13:58:22 たいまん@る ベティの分 6d Dice:6D6[4,4,4,3,4,6]=25

レイフィア=ハイウィンド [2013/06/14 08:48]

「...勝てましたか」

 

速攻を選び、そして勝つ。
目的がはっきりした戦場だったのだから、逆に言えば安堵を覚える結果だ。
味方にさしたる被害もない。

 

「...ベティさんに渡した盾も、役目がなかったですね。
 まぁ、良いことです」

 

が、状況としては良くはない。
ファラリスの奇跡(奇跡と呼びたくはない)が、幻獣を癒す。
それはつまり、上位存在がこの近くにいて、この状況を見ているということに他ならない。
辺りを見回しても、そういった存在はいない。下にもだ。
...あのガルーシュがそうか、と思ったが違う。
神の奇跡が届くとしても"眼"はないはずだ。

 

「...上、ですね」

 

神聖魔法を使え、さらに〈透視〉の魔術、それに類するものを扱える存在。
どうやら、これは相当な厄を呼ぶ代物だ。

 

_______________________________________________
PLより
はぁい、さいひすです。
報酬だヒャッハー!  なのですが、レイフィアは特にほしい物は在りません...が。
哀願従者の触媒だけは1個でいいから欲しいな!な!(笑)