地下3階

GM [2013/05/30 11:06]
これまでのよりも遥かに長い階段を下りていくと、次第に暗くなっていった。
地下3階に到着する頃には、完全なる暗闇に覆われる。

地下迷宮・地下3階公開用.png

「魔法の灯りが点いていない...何かの理由で装置が壊れたのでしょうか?」
 
地下3階の壁面及び天井は、ところどころ罅割れ、痛んでいた。
亀裂が走り、崩れかけている箇所もある。

「う~ん、地震か何かで設備が一部破壊されたんですかね」

ヘリオンは沈思する。

「さて...何処から行きましょう?」

===================================

【GMより】

では地下3階に進みました!
こちらはAルート、スワローテイル・シオンのルートになります。

-地下3階情報開示-

○精霊力は闇、土及び精神のみ。火と水と光は持ち物次第。
魔法の明かりが点けられていないので視覚ペナルティーが発生する。
 いわゆる自然の暗闇状態。
○通路の幅は5m、高さも5m。横に並べるのは3人まで。
 両手武器を振り回したいなら2人までとする。

【①の部屋】
 半壊した鉄製の扉で閉ざされている。
 扉には「精製室」と下位古代語で記されている。
 この部屋に入る者は、2d6を3回振る事。

【②の部屋】
 半壊した鉄製の扉で閉ざされている。
 扉には「研究室」と記されている。
 この部屋に入る者は、2d6を3回振る事。

【③の部屋】
 頑丈な鉄製の扉で閉ざされている。
 扉には「宝物庫」と記されている。
 この部屋に入る者は、2d6を3回振る事。

-次回投稿に際して皆様ヘのお願い-

○次に向かう行き先を決定してください!手分けもOKです。
○隊列及び明かりの有無を宣言してください!
○GM指定のダイスを振り、添付してください!
 シーフ関連のダイスは別振りでお願いします。

その他希望の行動があればどしどしどうぞ!
もしPCの自発的行動とGM指定ダイスの適用内容が重なった場合、
出目のよい方を採用し低い方を破棄させて頂きますので宜しくお願いします。

この記事への返信は「地下3階」にチェックを入れて投稿してください。
上位カテゴリ「A.地下迷宮」へのチェックは不要です。
オート・メララ [2013/05/30 19:18]
「エレア...ッ!」


>「エレアノールさん、大丈夫ですか!?」
>戦いが終わるなり、ヘリオンがエレアノールの元へ懸け付ける。


「...ノール...」


一足先にエレアノールの元に駆けつけたヘリオン君を見て、
同じく駆け出そうとした足を止める。

善意は競い合うモノではない、と分かってはいるのだが...
ポリポリと頭を掻きつつ、クルリと後ろを向く。


>「ゆっくりと飲んでください」


差し出そうとしていた水袋を、そっとしまう私であった。
まったく、何をやっているんだか。


.
.
.


「しかし、よく燃える相手だった。
 シオンは吸い込まなかったか?」


シオンの放った火線は『火炎付与』と共に正体不明の何かを焼き尽くした。
焼け具合からするに、魔力的な攻撃に弱い種類の敵だったのかもしれない。
火線が命中した瞬間、奴ら(奴らと言うような生命体であるのかは不明だが)の体積は
目に見えて減少していた。私が『魔力の矢』を撃つよりも効果的だったようだ。


「灰も残らなかったし、やはり血肉のある存在ではないのだろうな。
 不死者や狂った精霊のたぐいかね」


まあ正体不明の怪物というのも、ある意味では財宝のようなものだ。
敵の姿形や、現れた状況などを記録する。オランに戻って調べるのを楽しみにしておこう。


────────────────────────────────


>これまでのよりも遥かに長い階段を下りていくと、次第に暗くなっていった。
>地下3階に到着する頃には、完全なる暗闇に覆われる。
>「魔法の灯りが点いていない...何かの理由で装置が壊れたのでしょうか?」
 

「うむ、ここから先が本丸なのだろう...シオン、エレアノール。
 明かりは届いているか?」


見えざる光を視る、精霊使いのシオンは良いとしても、
普通の視力しかもたないエレアノールの視界には気を使う。
魔法の光を用意していて正解だった。


.
.
.


>「う~ん、地震か何かで設備が一部破壊されたんですかね」


「かもしれん。上の階は魔力が生きていたし、
 ここも復旧できれば楽なんだが」


復旧ができるにせよ出来ないにせよ、とにかくまずは情報だ。
通路を調べ、各扉のプレートを読む...『精製室』に『研究室』に『宝物庫』か。
どれもウズウズと食指を刺激するではないか。


>「さて...何処から行きましょう?」


「この遺跡の中枢というか、施設の建設目的にあたるのが『精製室』。
 その精製についての情報が集積されているのが『研究室』。
 精製の成果が収められているのが『宝物庫』ではないかと思うんだが...」

「やはりまずは研究室を調べるべきではないだろうか。
 他の二室や、上の階の怪物・未調査部屋の情報が手に入るかもしれない」

「それに研究室というのは古今、人が頻繁に出入りする場所だ。
 施錠はゆるくなりがちだし、罠も設置しづらいはず...それだけ我々も、
 この部屋には侵入しやすいんじゃないかと思う」




「精製室は、できれば何を精製していたのかを調べてから入りたいな。
 さっきのような怪物なのか、それとも1階で拾った剣のような金属なのか...
 単なる動力室なら安心なんだがな」

「宝物庫は、最後に回したほうがいいと思う。
 他の部屋と違って、ここだけは即物的な価値が見て取れる。
 きっと鍵だけじゃなく罠もあるはずだ」




「...というのが、私の考えだな。
 皆はどう思う?」


まだまだ余力はあるとはいえ、さっきのような毒だか魔法だかのような攻撃を
してくる相手が出てこないとも限らない。
もっとも大きな成果の予測される最深部だけに、無駄なく探索を進めたいものだが...


「まぁ、まずはドアを開けずに分かる情報を集めてみようか。
 ドアが開かなかったり、天井が崩れてきたりしたら大変だしな」


上の階では厚い構造材に阻まれて情報を手に入れられなかったが、
それでもシオンが見つけたウロコのように、かすかな手がかりは見つかるかもしれない。
やって損はないのだし、無駄足上等である。


「調べてる間に崩落なんてやめてくれよ...?」


慎重にドアへと向かう。


────────────────────────────────
-PLスキュラ-

B2階でのウードの真似をしてみるのでした!
とりあえず研究室に入ってはどうでしょうかー。



どこに入るにしても必要になる、指定ダイスとシーフロールを振っておきます。
シーフロールは、シオンの達成値が10未満の場合にだけ使用してください。

18:41:12 スキュラ@オート 指定1 2d6 Dice:2D6[3,3]=6
18:41:16 スキュラ@オート 指定2 2d6 Dice:2D6[5,2]=7
18:41:23 スキュラ@オート 指定3 2d6 Dice:2D6[2,6]=8


18:41:40 スキュラ@オート 罠発見 2d6+3 Dice:2D6[6,5]+3=14
18:41:47 スキュラ@オート 罠解除 2d6+3 Dice:2D6[2,1]+3=6
18:41:55 スキュラ@オート 鍵開け 2d6+3 Dice:2D6[6,6]+3=15

.
.
.


それから、ドアを開ける前に外からの調査も行います。


・天井が崩れそうな部分は無いか。
18:42:33 スキュラ@オート 天井の調査 2d6+3 Dice:2D6[1,3]+3=7


・半壊したドアの調査。
開けると壊れるとか、壊れた部分から中を覗いたりできないかとか。
18:42:53 スキュラ@オート 半壊ドア1 2d6+3 Dice:2D6[1,5]+3=9
18:43:02 スキュラ@オート 半壊ドア2 2d6+3 Dice:2D6[4,1]+3=8


・室内を聞き耳
18:43:26 スキュラ@オート 聞き耳1 2d6+3 Dice:2D6[2,3]+3=8
18:43:35 スキュラ@オート 聞き耳2 2d6+3 Dice:2D6[5,4]+3=12
18:43:43 スキュラ@オート 聞き耳3 2d6+3 Dice:2D6[3,2]+3=8



※シオンの制止を受け、扉の調査は一つずつ行うようにします!


────────────────────────────────

────────────────────────────────


そうして軽く調査を済ませ、再び階段下に集まった時に。


「エレアノール」


ほら、と飴を投げ渡す。


「喉の痛みに効くヤツだ。
 薬草が入ってるからスースーするぞ」


薬学の実習でつくったものを、埃っぽい遺跡で使えってはと持ってきていたのだ。
『保存』の魔力の行き届いた遺跡内に、使う機会はないかと思ったのだが...


「また戦いになるかもしれん。
 詰まらせないように、すぐ食べるか後に取っておけ」


そう言いざま、私も同じものをもう一つ取り出しボリボリと噛み砕く。
対抗心かと言われれば、恥ずかしながらである。


「別に捨てたっていいからな」


どうせ子供には分からぬ味さと、
鼻に抜ける強い薬草の香りに少しむせる私であった。
シオン [2013/05/30 19:28]
エルの槍に纏う炎から火蜥蜴の力を借りる。
予想通り炎の矢は謎の敵に対して、かなりの効果があったようだ。
 
ほどなくして、エルの炎の槍が謎の敵を霧散させた。
 
 
>「しかし、よく燃える相手だった。
> シオンは吸い込まなかったか?」
 
「あぁ、こっちは大丈夫だ。」
 
言ってしばし考え込むオート。
 
>「灰も残らなかったし、やはり血肉のある存在ではないのだろうな。
> 不死者や狂った精霊のたぐいかね」

 

「いや、そんな気配はしなかった。

・・・この施設の事を考えると、魔法生物の一種じゃないか。」

実験、失敗作など、そう思える要素は幾つもある。

この分だと、下の階でもたいそう立派な歓迎をされるんだろうな・・・

 

 

階段を降りる途中から周囲は暗くなっていく。

下層に辿り着くと、明かりは全く無く--闇が待ち構えていた。

 

>「魔法の灯りが点いていない...何かの理由で装置が壊れたのでしょうか?」
 
ヘリオンの言葉の通りに、この最下層の壁や天井は損傷が激しい。
明かりがないのも、それが原因として間違いないだろう。
 
 
何処からと問うヘリオンに、オートが考察を述べる。
・・・研究室から、か。
それ自体には問題はない。問題は無いが・・・
 
「オート。扉が半壊している以上、そこから何かが出てくる可能性もあるんじゃないか?
ここは慎重に行った方がいいと思うんだが。」
 
皆はどう思う?と視線を仲間達へと送った。
 
 
 
-PL-
GMに質問です。半壊した鉄の扉というのは、そこから中が見える(こちらも中から見られる)状態でしょうか?
 
一応オートを止めて、研究室以外の調査は後にしないかと提案します。
が、皆が先行調査を希望するなら、それに従います。
 

19:49:22 シオン 予備2 2d6 Dice:2D6[2,6]=8

19:49:16 シオン 予備1 2d6 Dice:2D6[3,6]=9

19:49:08 シオン 聞き耳 2d6+5 Dice:2D6[6,5]+5=16

19:48:56 シオン 鍵開け 2d6+5 Dice:2D6[6,6]+5=17

19:48:46 シオン 扉罠解除 2d6+5 Dice:2D6[6,4]+5=15

19:48:36 シオン 研究室扉罠発見 2d6+5 Dice:2D6[4,4]+5=13

19:48:11 シオン 研究室ドア 2d6+5 Dice:2D6[2,4]+5=11

19:47:55 シオン 天井の調査 2d6+5 Dice:2D6[3,6]+5=14

19:47:32 シオン 指定3 2d6 Dice:2D6[3,1]=4

19:47:27 シオン 指定2 2d6 Dice:2D6[3,5]=8

19:47:20 シオン 研究室指定D1 2d6 Dice:2D6[4,6]=10

 
 

 

 

 

 

 

 

ウード [2013/05/30 22:02]
さらに地下へ降りる。明かりはなく暗い。


「ヘリオン、どうやらこの階が終点みたいだから、何があってもいいように万全にしときたい。
 ちっと今の戦いで俺も消耗しちまった。悪いが気力分与を頼めるかい?」

-----

>「さて...何処から行きましょう?」

>「この遺跡の中枢というか、施設の建設目的にあたるのが『精製室』。
> その精製についての情報が集積されているのが『研究室』。
> 精製の成果が収められているのが『宝物庫』ではないかと思うんだが...」

>「やはりまずは研究室を調べるべきではないだろうか。
> 他の二室や、上の階の怪物・未調査部屋の情報が手に入るかもしれない」

>「オート。扉が半壊している以上、そこから何かが出てくる可能性もあるんじゃないか?
>ここは慎重に行った方がいいと思うんだが。」


「うん、俺もだいたい同じ意見だ。研究室からでいいと思う。
 シオン、オート。先行してくれ」

-----
PL:
丸乗り!調査は研究室からで構いません!

ヘリオンにトラファ使用してもらいます!
6点融通の7点消費。

ウード  HP 15/15 MP 13/13
ヘリオン HP 12/12 MP 4/11

指定はウードが9、3、3、へっくんが9、7、3でした!
三つ目破棄されますようにー!

松明つけるのは理由がひねり出せなかったのでニカさんおねがいします!

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ダイス
サイゾウ@ウード : ヘリオントラファ発動 2D6 → 2 + 3 = 5
サイゾウ@ウード : してい1 2D6 → 6 + 3 = 9
サイゾウ@ウード : してい2 2D6 → 1 + 2 = 3
サイゾウ@ウード : してい3 2D6 → 2 + 1 = 3
サイゾウ@ウード : へっくん指定1 2D6 → 3 + 6 = 9
サイゾウ@ウード : へっくん指定2 2D6 → 6 + 1 = 7
サイゾウ@ウード : へっくん指定3 2D6 → 2 + 1 = 3
エレアノール [2013/05/30 23:47]
「待って、灯りを松明にしようよ」

 

「さっきみたいなのが出てきたら武器としても使えそうだし、

それにランタンから火を出すと壊れちゃうし。

・・・ちょっと待って」

 

がさがさ。

荷物は軽めにしたけれど、たいまつはちゃんと持ってきてるはず。

 

よし、あった!

 

「はい、これ!」

 

松明をヘリオンに渡す。

 

ーーーーーーーー

 

えーっと、『研究室』と『精製室』と『宝物庫』かー。
もう階段もないみたいだし、ここが一番奥なのかな。
 
 
えーっと、研究室は何かを調べる所で、精製室は何かを作る所。
宝物庫が大事なものをしまっておく所だよね。
宝物庫は一番最後にのんびり調べたいな。
研究室が何かを調べる部屋なら他の部屋についてのすごい情報もあるかもしれないし、まずは研究室かな。
 
みんなもわたしと同じ考えみたい。
 
 
「よし、じゃあまずは研究室だね!」
 
 

-PL-

ヘリオン君の持っている明かりをランタンから松明へ変えます。

松明はエレアノールが消費しますー。

 松明消費6→5

 

よし、研究室行きましょう!

 指定ダイスは7,9,9でした!

 

 

 

指定ダイスその1ー 2d6 Dice:2D6[6,1]=7

その2 2d6 Dice:2D6[3,6]=9

その3- 2d6 Dice:2D6[5,4]=9

 

 

 

 

ーーーーーーーー

 

>「エレアノール」

 

「ん、なぁにオート・・・きゃっ」

 

 オートが投げてきたのを慌ててキャッチする。

これはアメ・・・かな。

 

>「喉の痛みに効くヤツだ。
> 薬草が入ってるからスースーするぞ」

 

「ありがと。オートってそういうのも持ってるんだね。
まるでお母さんみたいだね!」
 
 
>「また戦いになるかもしれん。
> 詰まらせないように、すぐ食べるか後に取っておけ」
 
>「別に捨てたっていいからな」
 
 
オートが喋り終わる前にアメを口の中に入れた。
う、すごいスースーする。特に鼻の奥がスースーする!
けどがんばって噛みくだく。
なんかちょっと涙がでてきたけど平気。
 
 
「げほげほ・・・何というか、大人の味だね」
 
 
 
「ふふ、オートもむせてるー」
 
喉や鼻はスースーするけど、体の中はポカポカしてる感じがする。
 
 
GM [2013/06/02 22:00]
シオンとオートは天井の安全を点検する。
シオンが見立てる限り、すぐに崩れ落ちる心配は無さそうだ。

研究室に近づく前に、物音の有無を確かめる。
此方も、異状は聞き取れない。

ようやく「研究室」の半壊した扉の前に到着する。
鉄製の扉は所々激しく歪み、人が通れる位の隙間が出来ている。
鉄がこんなにしなやかに曲がるものか?と疑問に思わない事も無いが、
地震のせいだろうと考えれば何とか納得出来るのであった。

こんな状態の扉である故、鍵など掛かっていない。
罠も調べたが、存在しなかった。

***********************************

研究室は、部屋全体が湿気に満ちていた。
見れば天井から少しではあるがぽつぽつと水滴が落ちている。

地震の影響か、幾つかあった本棚が倒れ、
羊皮紙で綴られた本が床に散乱していた。
その大半が湿気を吸い取って読めない代物と成り果てている。

まだ無事な資料があるかも知れない。
そう信じ、5人は書物の状態を1冊1冊拾い上げ、手に取って確認する。

かなりの時間、半刻も経過しようかというタイミング。
シオンが、奇跡的に保存状態のよい1冊を発見した。
表紙には、下位古代語で「研究日誌」と綴られている。

「では...読んでみますね」

ごくりと唾を飲み込み、ヘリオンが朗読を始める。

『○○月○○日。建設途中だが研究所の稼動を開始する。
 先ずはホムンクルスやイミテーターの創造から始めよう』

『●●月●●日。"御方"が視察にいらした。
 研究が捗らない事を残念がられていたが、特にお怒りの様子は
 見られ無かった。"御方"の寛容な御心にただただ感謝するばかりだ』

『△△月△△日。配合が上手くいかず、失敗作ばかり。
 地下2階にまとめて放り込んでおく。もうあの部屋は使うまい』

『▲▲月▲▲日。御方"の宝物のごく一部を拝領する事になった。
 余っていた一室を宝物庫とし、番人を配置する。
 初めての召喚で不安だったが、無事上手くいってよかった』

『◇◇月◇◇日。成功作品はまとめて別の施設に移した。
 運びきれなかった1瓶だけ精製室に置いておく。
 あれも失敗作だが、使い方次第だろう』

『◆◆月◆◆日。謎の地震が起きる。地下1階と2階は無事だったが、
 地下3階はかなりの被害を被ってしまった...
 此処は廃棄するしかあるまい』

『□□月□□日。"御方"はこの研究所を娯楽施設として流用されるようだ。
 守衛のみ引き続き残し、入口には新たな番人を設置する。
 しかし守衛が気の毒だ。廃棄された物を管理しながら、
 何時来るか分からない来訪者を待つなどと...』

『■■月■■日。久しぶりに来たら守衛が死んでいた。
 精製室に置いていたアレが何かのきっかけで漏れたのだろう。
 幸い、私は遭遇せずに済んだ...
 宝物庫と地下2階の2部屋の無事も確認した。
 "御方"がお隠れになられてから久しいが、
 いずれ来たる来訪者の為に、錠前は守衛の部屋へと運んでおこう。
 魔方陣の起動の鍵は...』

読めるのは此処までだった。

「鍵、ですか...」

ヘリオンは顎に手をやり、考え込む。
研究日誌と共に発見されたこのペンダントが関係すると思われるのだが。

===================================

【GMより】

お待たせしました!②研究室の調査結果です。
こちらはAルート、スワローテイル・シオンのルートになります。

【各種判定結果】

○天井調査(セージ判定):オート7、シオン12
 →すぐに崩れ落ちる心配は無さそう。
○死体調査(セージ判定):オート13、シオン13
 →目立った外傷は無い
○屋外からの<聞き耳>研究室:オート12、シオン16
 →怪しい物音は聞こえない。
○半壊した扉の調査(セージ判定):オート9、シオン9
 →地震の影響でひしゃげたように思った。
○②扉<罠発見>:オート14、シオン13
 →罠は無いと思った。
○②扉<罠解除>:オート6、シオン15
 →罠は無かった。
○②扉<鍵開け>:オート15、シオン17
 →半壊している為、鍵は掛かっていなかった。
○指定ダイス1=研究室内の<捜索>
 エレアノール7、ウード9、オート9、シオン15、ヘリオン9 
 →保存状態のよい研究記録とペンダントを発見!
○指定ダイス2=研究記録の<文献調査>
 エレアノール12、ウード6、オート10、シオン11、ヘリオン13 
 →本文の通りの情報を入手!
○指定ダイス3=ペンダントの<宝物鑑定>
 エレアノール12、ウード7、オート11、シオン7、ヘリオン9 
 →地図のものと同じ紋章が描かれている。

採用されなかったダイスは全て破棄とさせて頂きます。
ご了承ください。

-入手アイテム-

○「研究日誌」...売却価格1000ガメル
○謎のペンダント...売却価格不明

-HP及びMPの管理-

エレアノール:HP 15/15 MP13/13 
ウード   :HP 15/15 MP13/13
オート   :HP 11/11 MP11/20
シオン   :HP 17/17 MP12/18
ヘリオン  :HP 12/12 MP 4/11

-次回投稿に際して皆様ヘのお願い-

○次に向かう行き先を決定してください!
○GM指定のダイスを振り、添付してください!
 指定ダイスも含めてヘリオンの代振りをお願いします!

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上位カテゴリ「A.地下迷宮」へのチェックは不要です。
シオン [2013/06/03 19:03]

研究室へ入る前に、辺りを注意深く調べる--

この分なら急に崩れるという事は無さそうだな。

 

特に部屋の中から音も聞こえなかった。

となると、部屋は空か。

 

地震で拉げたと思われる鉄の扉には、何の仕掛けも無かった。

この分だと、反対の扉も多分仕掛けはないだろうな。

 

部屋の中で目立つのは、散乱している多数の本と、倒れた棚・・・恐らくは本棚だろう。

天井から落ちる水滴のせいで、その大半が読む事すら出来ない状態だった。

 

「・・・もったいないな」

 

思わず声が零れる。

きっとオートやヘリオンは、俺よりも残念に思っているに違いない。

古代の貴重な資料が水浸しなのだからな。

 

「無事な物もあるかもしれない。調べてみるか。」

 

本を調べる事、半刻--

 

まだ保存状態の良い一冊の本を見つける事が出来た。

研究日誌、か。

この遺跡の事が少しは解るといいのだが。

 

ヘリオンが、内容を読み上げる---

 

魔法生物の研究施設-

研究所の主ですら近づかない2階の"失敗作"-

3階の宝物庫とその番人-

そして地震。

 

この遺跡の概要が何となく見えてきた、か。

 

一番気になるのは、読み解けた部分の最後。

魔方陣起動の鍵、か。

一緒に見つかったペンダントを見つめ、考え込むヘリオン。

「まぁ、その魔方陣とやらが見つかったら、また調べてみればいいさ。

地図が遺跡発見の鍵だったように、魔方陣に近づけないと解らないかもしれないしな」

 

ヘリオンの肩を軽く叩き、仲間へと声をかける。

 

「さてどうする?精製室へいってみるか?」

 

-PL-

①精製室へれっつごー

 

19:06:51 シオン 扉罠解除 2d6+5 Dice:2D6[4,1]+5=10

19:06:41 シオン 扉前罠発見 2d6+5 Dice:2D6[2,6]+5=13

19:05:04 シオン 指定D3 2d6 Dice:2D6[2,2]=4

19:04:56 シオン 指定D2 2d6 Dice:2D6[5,3]=8

19:04:50 シオン 精製室指定D1 2d6 Dice:2D6[5,2]=7

オート・メララ [2013/06/03 20:44]
>「オート。扉が半壊している以上、そこから何かが出てくる可能性もあるんじゃないか?
>ここは慎重に行った方がいいと思うんだが。」
 

「む、確かに」


つい、上の階層と同じ気分で扉を調べようとしてしまった。
確かに、ココは今までとは違うようだ。雑な態度は命にかかわるかもしれない。


「すまん、逸った。
 私は後ろに付くよ」


結果論から言えば、扉も部屋も、異常は見つからなかった。
だがそれは幸運によるものでしかなく、
安全の確信もまた、シオンの調べがもたらしたものだった。


「もっと気を落ち着けないといかんな...集中集中」


内ポケットに隠してある聖印に振れ、一瞬だけ目を閉じ、心を引き締める。


────────────────────────────────


情報を求め、室内に侵入した我々であったが...


>研究室は、部屋全体が湿気に満ちていた。
>見れば天井から少しではあるがぽつぽつと水滴が落ちている。


「ああ、なんてことだ!」


思わず嘆きの声が出てしまう。
古代の貴重な記録の数々は、我々よりも先に遺跡へ侵入していた地下水によって
食い荒らされていた。室内に充満する湿気が、紙とインクを混然としてしまっていた。
がっかりである...ああ、がっかりである!


>「無事な物もあるかもしれない。調べてみるか。」


「はっ、それもそうだな。
 よし待ってろよ、今助けてやるからなー!」


だがいつまでもしょげ返ってはいられない。
シオンの言葉に正気を取り戻した私は、湿気を吸い込んで膨れ上がった紙とインクの塊を
そっと撫でては読もうと試みるのであった。
そのほとんどは、無駄な行為に終わってしまったのだが...

.
.
.


しかし諦めずに探したかいあって、文字が生き残った当時の記録が一冊だけ見つかった。
発掘する我々にとっても、古代の歴史を調査する上でも貴重な記録だ。


>「では...読んでみますね」


「ああ、頼むよヘリオン君」


読み終わったら私にも読ませてくれとは、さすがに続けられなかった。
ヘリオン君の後ろに立って、肩越しに内容を読みながらヘリオン君の語りを聞く。


.
.
.


「とりあえず、上の二部屋は開けずに正解だったようだな」


書物はこの遺跡がまだ研究施設として生きていた頃の、研究員が記した日誌であった。
やはり魔法生物の研究所であったというわけか。
だが色々ときな臭い内容もあって...


「宝物庫の番人というのが気になるな。
 研究成果である魔法生物に守らせず、わざわざ召喚を行うとは...
 ああ、召喚っていうのはな」


『召喚の魔術』について軽く解説しながら、宝物庫を守るのが何者なのかを考える。
魔獣の類というのも考えたが、あの辺は魔法生物とも技術的にかぶる部分が多い。
召喚するまでもなく、この研究施設で生産することも可能だったはずだ。
とすればやはり、あの鉄扉の向こうにいるのは...


「...という訳で、古代王国期には魔界の住人であるところの『魔神』が
 多数召喚されて様々な分野に役立てられた。もしかしたら、ここも...」


魔法に火の息、毒に幻術。
魔神の力は千差万別の何でもアリだ。
まだ宝物庫の番人が魔神と決まったわけではないにしろ、
もしそうなら...という想像を、私は禁じえなかった。


.
.
.


>「まぁ、その魔方陣とやらが見つかったら、また調べてみればいいさ。
>地図が遺跡発見の鍵だったように、魔方陣に近づけないと解らないかもしれないしな」


「ううむ、それなんだが」

「もしかして、一階の最初の部屋が、
 その魔法陣の部屋なんじゃないか?」


完全な推測ではあるが『転移』の魔法の力はしばしば魔法陣の形で現代に残されており、
時にはより強大な移動の魔法である『異界への門』すら発見される事もあるという。

一階のあの部屋に魔法陣があれば...それを起動する鍵がこのペンダントであれば...
そして、起動した魔法陣が『宝物庫の番人』と関係するものなら...


>「さてどうする?精製室へいってみるか?」
 

「そうしよう。
 だが...」

「精製室が終わったら、一度戻って最初の部屋を調べてみないか?
 もしかしたら、そのペンダントに反応する何かがあるんじゃないかと思うんだ」

「...宝物庫の番人が気になるし、
 最後の扉を開く前に、調べられる場所は調べてみたい。
 精製室の後でいいから...どうだ?」


冒険者としても一介の古代愛好家としても、どうにも開けたい宝物庫だが。
そこに居るであろう守り人の脅威もまた、気になって仕方がない私であった。


────────────────────────────────
-PLスキュラ-

精製室いきましょーい!

例によって、シーフ行動はシオンの達成値が10未満の場合に行います。


* スキュラ@オートさんが入室しました。
20:40:11 スキュラ@オート 指定1 2d6 Dice:2D6[6,5]=11
20:40:17 スキュラ@オート 指定2 2d6 Dice:2D6[3,4]=7
20:40:21 スキュラ@オート 指定3 2d6 Dice:2D6[6,1]=7
20:40:30 スキュラ@オート 罠発見 2d6+3 Dice:2D6[5,4]+3=12
20:40:37 スキュラ@オート 罠解除 2d6+3 Dice:2D6[1,2]+3=6
20:40:47 スキュラ@オート 鍵開け 2d6+3 Dice:2D6[1,5]+3=9
20:40:53 スキュラ@オート 聞き耳 2d6+3 Dice:2D6[1,4]+3=8
* スキュラ@オートさんが退出しました。

ウード [2013/06/03 22:17]
シオンとオートの調査で見つかった資料にゃ、この遺跡...研究所のことが書いてあった。


>「さてどうする?精製室へいってみるか?」

>「そうしよう。
> だが...」
>「精製室が終わったら、一度戻って最初の部屋を調べてみないか?
> もしかしたら、そのペンダントに反応する何かがあるんじゃないかと思うんだ」
>「...宝物庫の番人が気になるし、
> 最後の扉を開く前に、調べられる場所は調べてみたい。
> 精製室の後でいいから...どうだ?」


ふーむ。
腰に手をあてて考えるのポーズ。


「最初の部屋を調べるのは構わんけど、さっきの危険な部屋に飛ばされたりしなけりゃいいけどね」

「その資料によるとさ、ここのお偉いさんが研究所を『娯楽施設』に転用するって話じゃないか。
 研究所をどうやって娯楽に転用するのかしらんけど、
 どうも入った人が楽しむってたぐいの娯楽施設じゃあなさそうだ。
 俺たちゃ闘技場に放り込まれた剣闘士の役目なのかもしれんよ」

「ま、精製室とやらを覗いてから考えないかい?」

-----
PL:
精製室へいきましょうー!
いちおう最後尾で部屋の外を警戒するポジションをとります。

指定ダイスは 5、10、3 でした!だいじょうぶか!
-----
ダイス
サイゾウ@ウード : してい1 2D6 → 4 + 1 = 5 (06/03-22:16:44)
サイゾウ@ウード : してい2 2D6 → 4 + 6 = 10 (06/03-22:16:49)
サイゾウ@ウード : してい3 2D6 → 2 + 1 = 3 (06/03-22:16:53) 
エレアノール [2013/06/03 22:37]

研究室っていうところはジメジメしてて、本がみんなぐちゃぐちゃになってた。

でもまだ読める本もどこかにあるはず!

 

>「無事な物もあるかもしれない。調べてみるか。」

 

「きっとあるよ!

だってこんなにいっぱいあるもん」

 

床に落ちてる本を1つずつ取って調べてみる。

これも字がにじんじゃってて読めない。

これもダメ。

うーん、これも紙がボロボロになっちゃってる。

 

それからしばらくして、

シオンがまだ読めるモノを見つけたみたい。

それと一緒にペンダントも。

 

オートやヘリオンほどじゃないだろうけど、わたしもどんなことが書いてるか気になるな。

 

「ね、どんなことが書いてあるの?」

 

 

ーーーーーーーー

この遺跡はずっと前は研究をしていた場所なんだけど今は娯楽施設っていう所になったんだって。

 

「今もどこかでわたしたちのことを見てて、楽しんでる人がいるのかな。

なんかイヤだな、そういうの」

 

>「さてどうする?精製室へいってみるか?」

 

「うん、行ってみようよ。

あれに書いてあったことがほんとなら、まだ何かあると思うし」

 

「わたし、実はもう頭のなかゴチャゴチャなんだ。

目の前のことを考えるのだけで精いっぱい」

 

「とにかくまずは精製室に行ってみようよ。

その後どうするかはまたみんなで考えよう」

 

もしかするとあの部屋にも遺跡のことが書いてある本があるかもしれないし。

 

ーPLー

レッツ精製室!

その後のことはその後で考えましょう。

指定ダイスは4,3,9でした。

へっくんのダイスは9,9,4です。 

 

2d6 Dice:2D6[2,2]=4

2d6 Dice:2D6[1,2]=3

2d6 Dice:2D6[3,6]=9

 

へっくん代理ーその1 2d6 Dice:2D6[5,4]=9

その2- 2d6 Dice:2D6[5,4]=9

その3- 2d6 Dice:2D6[3,1]=4

GM [2013/06/06 10:55]
「まぁ、その魔方陣とやらが見つかったら、また調べてみればいいさ。
 地図が遺跡発見の鍵だったように、
 魔方陣に近づけないと解らないかもしれないしな」

「そうですね、シオンさん。僕もそう思います。
 精製室を調べてから、その時に考えましょう」

次の行き場所については、精製室という事で意見の一致を見た。

***********************************

精製室。
入口の扉は、研究室と同様無残にひしゃげていた。物音もしない。
だが油断せず、罠の有無は確認する。
罠は...あった。

床の特定の場所を踏むと、猛毒のガスが噴き出す仕組みだ。
分かってしまえば問題無い。問題無いと思ったが...

シオンは罠の解除に失敗してしまった。

咄嗟に口を押さえて大量に吸い込むのは防げたが、
それでも防ぎきる事は出来なかった。
鼻・喉が焼けるような苦しみに襲われる。

「シオンさん!大丈夫ですか!?」

ヘリオンがシオンの元に駆けつける。
幸い、命に別状は無いようだ。

「よかった...」

その顔に、安堵の表情が広がった。

***********************************

精製室の中も、惨々たる有様であった。
地震のせいかあらゆる物が倒れ、壊れ、散らかっている。
精製に使われたと思われる器材も例外では無い。
零れた薬品の類は乾燥してしまったようだ。

まだ何か、役に立つ物や手掛かりがあるかも知れない。
5人は瓦礫の山と化した空間を丁寧に調べていく。

半刻ほども探した後、オートとシオンは発見する。
それは破損していない、硝子の容器であった。
何か薬品を入れたり保管する為のもののように思う。
容器は複数発見出来た。それなりの価値があるだろう。

その他、部屋の奥に一際大きな磁器の壷があるのに気付いた。しかも2個。
壷は落ちてきた天井の破片によって半ば粉砕されている。
近づくと、シオンとウードは嗅ぎ覚えのある強烈な異臭を感じた事だろう。

「これ...階段の所で戦った怪物が入っていたんですかね?
 地震の影響で壷が割れて、彷徨うようになったのかな」

ヘリオンが推論を展開する。あながち外れても居なさそうだ。
破片をよく調べるとこんな下位古代語が刻まれている。

『危険...取り扱い注意...劇物...失敗作...天地無用...』

===================================

【GMより】

それでは①精製室に進みました!
こちらはAルート、スワローテイル・シオンのルートになります。

シオンの毒ガス罠への抵抗には前回の予備ダイス1、出目9を採用しました。
なので抵抗成功扱いです。せっかく振ってくれたので!

本文の通りの情報とアイテムを得ました。
さあ、次はどちらへ向かいますか?

【各種判定結果】

○屋外からの<聞き耳>精製室:オート8
 →怪しい物音は聞こえない。
○①扉<罠発見>:オート12シオン13
 →毒ガスが噴き出す罠を発見!
○①扉<罠解除>:オート6、シオン10
 →罠発動!シオンが1点ダメージを受ける。
○①扉<鍵開け>:オート9
 →半壊している為、鍵は掛かっていなかった。
○指定ダイス1=精製室内の<捜索>
 エレアノール4、ウード5、オート14シオン12、ヘリオン9 
 →ガラス製のフラスコセットを入手!
○指定ダイス2=半壊した壷の調査(セージ技能)
 エレアノール6、ウード14、オート10、シオン14ヘリオン15 
 →2階階段で遭遇した正体不明が納まっていたのでは?と思った。
○指定ダイス3=未使用、破棄

-入手アイテム-

○ガラス製のフラスコセット...売却価格500ガメル

-HP及びMPの管理-

エレアノール:HP 15/15 MP13/13 
ウード   :HP 15/15 MP13/13
オート   :HP 11/11 MP11/20
シオン   :HP 16/17 MP12/18
ヘリオン  :HP 12/12 MP 4/11

-次回投稿に際して皆様ヘのお願い-

○次に向かう行き先を決定してください!
○GM指定のダイスを振り、添付してください!
 指定ダイスも含めてヘリオンの代振りをお願いします!

この記事への返信は「地下3階」にチェックを入れて投稿してください。
上位カテゴリ「A.地下迷宮」へのチェックは不要です。

【ダイスチャットからの添付】

10:08:40 テッピン@GM シオンダメージ。 r0+3 Dice:R0[2,4:1]+3=4
10:08:49 テッピン@GM 1点。
オート・メララ [2013/06/06 20:16]
>「最初の部屋を調べるのは構わんけど、さっきの危険な部屋に飛ばされたりしなけりゃいいけどね」


「ふーむ、危険の可能性というなら、最初の部屋も同じということか」


>「その資料によるとさ、ここのお偉いさんが研究所を『娯楽施設』に転用するって話じゃないか。
> 研究所をどうやって娯楽に転用するのかしらんけど、
> どうも入った人が楽しむってたぐいの娯楽施設じゃあなさそうだ。
> 俺たちゃ闘技場に放り込まれた剣闘士の役目なのかもしれんよ」


「しまった、その手があったか」


娯楽施設と聞いてずっと違和感を持っていた私だが、ウードの言で得心を得る。
そうか、楽しむのは我々ではなく、他の誰かか。


>「今もどこかでわたしたちのことを見てて、楽しんでる人がいるのかな。
>なんかイヤだな、そういうの」


「まったくだ。スワローテイルの見世物は、
 演奏以外はお断りだと教えてやらねばな」


あの時も、この戦いも、ほくそ笑んで眺める者が潜んでいるとしたら
私は腹がたって仕方がない。今日はシオンも居るのだから、なおさらである。


.
.
.


>「わたし、実はもう頭のなかゴチャゴチャなんだ。
>目の前のことを考えるのだけで精いっぱい」


「むっ、そうだったのか?
 今日はお前も冴えてるし、勉強を教えてきた成果と思って嬉しかったんだが」


「じゃあ、これから細かい話は止めるとするか。
 これからは先に進んで、遺跡を制覇することだけを考えよう」


────────────────────────────────


>シオンは罠の解除に失敗してしまった。
>「シオンさん!大丈夫ですか!?」


「シオン!」


先ほどの正体不明か、と一瞬、身をこわばらせた私だったが、
どうやらコレはただの毒ガスで、シオンも深く吸い込みはしなかった様子だった。
これも若さということか、シオンは見た目よりもずっと頑健だ。


「すまん、ここまでずっと頼りきりだったからな。
 疲れてきたろう?」


私がもう少し罠に強ければ代わってやれるのだが、
正直、今の私では被害を大きくすることしかできそうにない。


「次が本命だし、少し休むか?」


水と薬草飴を渡す。


────────────────────────────────


>半刻ほども探した後、オートとシオンは発見する。
>それは破損していない、硝子の容器であった。


「これは良いものが手に入った...見ろ、こんなに薄くて歪みがない!
 触れてみなければ、まるでこの場に存在しないかのようだ」


古代王国の硝子の特徴は、なんといってもその美しさだ。
家屋の装飾から実験の道具にいたるまで、みな一様に薄く、濁りも歪みもない。


「壊れないように慎重に扱わないとな」


現代のものより耐久性に優れているとはいえ、初戦は硝子。
手荒にして街に帰る前に壊してしまわないよう、そっと持ち上げる。


────────────────────────────────


「さて」

「それじゃあ、最後の舞台に上がるとするか」


この遺跡が、きりきり舞いする冒険者を眺めて楽しむ施設だったとしても。
我々はきっと罠も守護者も打ち倒して、宝を持ちさってやろうではないか。


「ウード、次は前に出るんだろ?
 後ろは任せてくれ」


きっと最後の守護者は強敵だ。
新たな剣の、最初の敵にはふさわしい事だろう。


「ヘリオン君、宝物庫を暴きたい。
 良いかね?」


扉よ、開け!


────────────────────────────────
-PLスキュラ-

では宝物庫へ!
スペりませんようにー(フラグ
そしてGMのノートさんが最後まで倒れませんように!(フラグ...?




○例によってシオンが10未満のみのロール。
・聞き耳
聞き耳 2D6 → 1 + 3 + (3) = 7 (06/06-20:11:29)

・罠発見
罠発見 2D6 → 2 + 3 + (3) = 8 (06/06-20:11:38)

・罠解除
罠解除 2D6 → 4 + 6 + (3) = 13 (06/06-20:11:43)

・鍵開け
鍵開け 2D6 → 5 + 5 + (3) = 13 (06/06-20:11:52)

・鍵開けが全部失敗した時のアンロック
鍵開けに失敗した時のアンロック 2D6 → 6 + 5 = 11 (06/06-20:12:11)



○それから、中にモンスターが居た場合の知名度判定。
知名度  2D6 → 5 + 2 + (3) = 10 (06/06-20:12:29)



○指定ダイス
指定1 2D6 → 5 + 6 = 11 (06/06-20:12:43)
2 2D6 → 3 + 2 = 5 (06/06-20:12:46)
3 2D6 → 3 + 2 = 5 (06/06-20:12:49)


○ヘリオン指定ダイス
スキュラ@ヘリオン 指定ダイス1 2d6 Dice:2D6[1,2]=3
スキュラ@ヘリオン 2 2d6 Dice:2D6[3,6]=9
スキュラ@ヘリオン 3 2d6 Dice:2D6[2,4]=6

ウード [2013/06/06 22:14]
>「わたし、実はもう頭のなかゴチャゴチャなんだ。
>目の前のことを考えるのだけで精いっぱい」

>「じゃあ、これから細かい話は止めるとするか。
> これからは先に進んで、遺跡を制覇することだけを考えよう」


「オートが細かい話をやめるだって?
 エル、こりゃあ明日は雨かもしれんな」


はっはっはーと笑いつつ。


「ひとりで何もかも注意できなくてもいいさ。
 誰かの目がとどかんところは誰かが見てくれるし、
 誰かのできないことは他の誰かがカバーしてくれる」


これまで何度も危険なことがあったけどそうやって突破してきたし、
これからもそうやって突破していくだろさ。

-----

>「よかった...」

>「すまん、ここまでずっと頼りきりだったからな。
> 疲れてきたろう?」


被害は最小限に収まったらしい。どうやら動きには影響なさそうだ。
シオンといえども失敗することはある。
それを致命的なものにしないのはさすがといったところか。


「シオン、癒しの奇跡は回数に限度がある。
 この先番人がいるのは間違いないみたいだし、すまんがもうちっと辛抱してくれ」

-----

>「これ...階段の所で戦った怪物が入っていたんですかね?
> 地震の影響で壷が割れて、彷徨うようになったのかな」


「この腐ったような臭いといい、たぶんそうだろうね。
 こんな壷じゃなくてさ、もっと硬いもんに封じてくれればいいのにな」


壷を見るヘリオンに答える。
向こうではオートがはしゃいでた。余程いいものが見つかったのかね。


>「これは良いものが手に入った...見ろ、こんなに薄くて歪みがない!
> 触れてみなければ、まるでこの場に存在しないかのようだ」
>「壊れないように慎重に扱わないとな」


「ああ、そっちのへんてこな物はお前さんに任せるよ」

-----

>「さて」
>「それじゃあ、最後の舞台に上がるとするか」
>「ウード、次は前に出るんだろ?
> 後ろは任せてくれ」


「ほいさ」


入れ替わる際にごちんとやるべくオートに拳を向ける。
続けて前のシオンとエルとも。


「んじゃあご対面といこうかね」


お宝と、番人とやらに。

-----
PL:
おたから部屋へいきましょうー!

指定ダイスは 6、8、5 でした。うーんいまいちか。
----
ダイス:
サイゾウ@ウード : してい1 2D6 → 5 + 1 = 6
サイゾウ@ウード : してい2 2D6 → 6 + 2 = 8
サイゾウ@ウード : してい3 2D6 → 4 + 1 = 5
シオン [2013/06/07 21:24]

研究室を後にして、精製室へと向かう。

そんな俺達を先程と同じように半壊した鉄の扉が待ち受けていた。

この分なら鍵は大丈夫だろう。

罠は、ある。

・・・成る程、床と連動する仕組みか。特定の部分を踏むと、脇から毒ガスが出る、か。

 

なら、ここをこうして・・・っと、しまっ

 

疲れか油断か、手違いで罠が発動する!

 

「・・・ごほっ、げほっ・・・」

 

喉が焼けるように痛い。・・・全く無様なものだ。

もし親父に見られたら、呆れられるな、これは。

 

>「シオンさん!大丈夫ですか!?」
 
>「すまん、ここまでずっと頼りきりだったからな。
> 疲れてきたろう?」
 
>「シオン、癒しの奇跡は回数に限度がある。
> この先番人がいるのは間違いないみたいだし、すまんがもうちっと辛抱してくれ」

「大丈夫だ。少し吸い込んだだけだからな。
・・・皆は大丈夫でよかったよ。」
 
心配をかけて仲間に頭を下げる。
・・・まったく、不注意で仲間に傷を負わせるところだった。
オートの薬草飴が苦く口の中へと広がった---
 
 

 

精製室の中を、地震で荒れ果てていた。

瓦礫や破片を掻き分けながら部屋を捜索する。

見つかったのは、幾つかの硝子の容器だった。

硝子って確か珍しい物だったはずだよな・・・

文献の知識と、ドルフィン号でのアネットの言葉が頭に浮かんでくる。

 

部屋の隅には、異臭を放つ磁器の割れた壺が転がっていた。 

 

>「これ...階段の所で戦った怪物が入っていたんですかね?
> 地震の影響で壷が割れて、彷徨うようになったのかな

>「この腐ったような臭いといい、たぶんそうだろうね。
> こんな壷じゃなくてさ、もっと硬いもんに封じてくれればいいのにな

 

「確かにな。

・・・これじゃなければいけない理由でもあったのかもしれないな。」

 

そんな俺達の会話を脇に、オートが硝子の容器に目を輝かせていた。

 

「オート。・・・戦闘で割れないように気をつけろよ。」

 

 

>「ヘリオン君、宝物庫を暴きたい。
 良いかね?」

>「んじゃあご対面といこうかね」

 

「ああ。いよいよ本命だな。」

 

ウードが前列へと出る。

そして俺達は、宝物庫の前に来た。

 

 

-PL-

宝物庫へ!

 

21:45:41 シオン 知名度 2d6+3 Dice:2D6[5,5]+3=13

21:44:57 シオン 聞き耳 2d6+5 Dice:2D6[6,4]+5=15

21:43:58 シオン 罠解除 2d6+6 Dice:2D6[6,4]+6=16

21:43:51 シオン 罠発見 2d6+5 Dice:2D6[3,3]+5=11

21:43:42 シオン 鍵開け 2d6+6 Dice:2D6[1,4]+6=11

21:42:23 シオン 指定3 2d6 Dice:2D6[4,3]=7

21:42:18 シオン 指定2 2d6 Dice:2D6[1,5]=6

21:42:09 シオン 宝物庫指定D 2d6 Dice:2D6[6,5]=11

 

ダイス目が落ちてきております・・・

ここに来て、幾つか修正値を間違えてた事に気づきましたw

エレアノール [2013/06/07 21:56]
>「じゃあ、これから細かい話は止めるとするか。
> これからは先に進んで、遺跡を制覇することだけを考えよう」

 

「でも長い話をしないオートなんてオートじゃないみたいだよ」

 

オートはいつも長い話をしてて、それをわたしが聞いてるんだけど途中で眠くなっちゃうっていうのがいつものやり取りだったから。

それがなくなっちゃうのはちょっとさみしい。 

 

>「オートが細かい話をやめるだって?
> エル、こりゃあ明日は雨かもしれんな」

  

「雨どころか雪が降っちゃうかもしれないよ!」

 

>「ひとりで何もかも注意できなくてもいいさ。

> 誰かの目がとどかんところは誰かが見てくれるし、
> 誰かのできないことは他の誰かがカバーしてくれる」

 

スワローテイルを組んだ時に、ウードがわたしに言ったこと。

あれと同じことなのかな。

 

「そうだね、仲間ってそういうのだよね!」

 

ふふふ、やっぱりいっしょに冒険する仲間っていいなあ。

 

ーーーーーーーー

 

いきなり煙みたいなものがブワーって噴き出してきた。

それが扉を調べてたシオンに思いっきりかかる。

 

「シオン!」

 

たぶん、さっきのと同じようなヤツだ!

 

 

「シオン!だいじょうぶ!?」

 

よかった、大したことはないみたい。

 

ーーーーーーーー 

 

>「これは良いものが手に入った...見ろ、こんなに薄くて歪みがない!
> 触れてみなければ、まるでこの場に存在しないかのようだ」

 

混ざってるものがぜんぜんない、向こう側が透けて見えるガラス。

すごくキレイだけど、わたしが触ったら割れちゃいそう。

オートに任せよう、うん。

 

 

ーーーーーーーー 

「じゃあ、宝物庫だね!いったい何があるのかな。

何が出てくるのかな」 

 

シオンと入れ替わったウードと拳をごちんってする。

あの日記には守護者を召喚した、って書いてあった。

召喚っていうのは別の所から呼び出すって言う意味なんだって。

わざわざ遠くから呼んだりするんだからきっとすごい強いやつんだろうなぁ。

でもどんなのが出てきてもわたしたちは負けない。

 

-PL-

よし、じゃあ宝物庫行っちゃいましょう!

ボス戦だー!

指定ダイスは8,8,7でした。

 

指定ダイスその1ー 2d6 Dice:2D6[2,6]=8

その2- 2d6 Dice:2D6[3,5]=8

 その3- 2d6 Dice:2D6[5,2]=7

GM [2013/06/08 00:56]
「じゃあ、これから細かい話は止めるとするか。
 これからは先に進んで、遺跡を制覇することだけを考えよう」

「でも長い話をしないオートなんてオートじゃないみたいだよ」

「オートが細かい話をやめるだって?
 エル、こりゃあ明日は雨かもしれんな」

「雨どころか雪が降っちゃうかもしれないよ!」

スワローテイルのやり取りに、ヘリオンは頬を綻ばせる。

「仲間っていいものですね。羨ましいな」

精製室の探索を終え、一行は次の行き先を確認する。

「ヘリオン君、宝物庫を暴きたい。
 良いかね?」

「んじゃあご対面といこうかね」

「ああ。いよいよ本命だな。」

 「じゃあ、宝物庫だね!いったい何があるのかな。
 何が出てくるのかな」 

「はい、行きましょう!」

力強く頷いた。

***********************************

5人は遂に宝物庫へと踏み込む。
相変わらず、物音は聞こえない。静寂だけが広がっている。

罠は...無いような気がした。
だが、咄嗟の所でシオンは気付いた。
魔法の電撃が作動する罠する仕掛けの存在を!

危うい所であった。背中に冷たい汗が滴り落ちる。
気を取り直して、仕掛けを停止させた。

***********************************

鍵の開錠も滞り無く終わり、扉を開け中へ入る。
中はかなり広い。広いが殺風景だ。
奥まった空間には宝箱が幾つか置かれているのが見える。
大きさは様々だ。

だが、すぐには行けない。
安置された宝物の前。丁度立ち塞がるようにして直立する異形の影。

灼熱の肉体、蝙蝠の皮膜、鋭い鉤爪。
シオンとオートは知っている。あれは下位魔神・ザルバードだ!

「隣のあの奇妙な生き物は...魔界獣です!」

ヘリオンが叫ぶ。
ザルバードに付き従う2体の奇妙な獣の正体。
姿は梟と熊を混ぜたような珍妙なものだ。
しかし油断は出来ない。これもまた魔神と故郷を同じくする異形なのだ。

『侵入者...排除...』

ザルバードがぽつりと呟く。
ばさりと翼をはためかせると、ふわりと宙に浮いた。
魔界獣も、翼をばさばさと動かし始める!

===================================

【GMより】

いよいよ③宝物庫に進みました!
こちらはAルート、スワローテイル・シオンのルートになります。

此方も最終戦闘突入です、頑張って行きましょう!

【各種判定結果】

○屋外からの<聞き耳>宝物庫:オート7、シオン15
 →怪しい物音は聞こえない。
○③扉<罠発見>:オート8、シオン11
 →罠は見つからなかった。
○③扉<罠解除>→<罠感知>:オート13、シオン16
 →迂闊に触れると電撃が走る罠に気づく!
○シオン前回の予備ダイス2出目8=<罠解除>達成値14
 →罠の解除に成功!
○③扉<鍵開け>:オート13、シオン11
 →扉は開いた。
○オートの《アン・ロック》達成値15
 →開錠に成功したので使用キャンセル
○指定ダイス1=<怪物判定>目標値13
 エレアノール11、ウード10、オート14シオン14、ヘリオン9 
 →ザルバードと判明!
○指定ダイス2=<怪物判定>目標値15
 エレアノール11、ウード12、オート8、シオン9、ヘリオン15
 →アザー・ビーストと判明!
○指定ダイス3=不使用、破棄

【宝物庫での戦闘について】

○敵は固定値使用します
 ・セミオートか1Rずつかはお選びください
 ・モンスター同士の戦闘の場合、変動値を採用します
○事前準備無しで第1ラウンドから始まります。
○位置関係をはっきりさせて戦います。
 ・PCと敵前衛の距離は10mとします
 ・敵はアザビー・ザル・アザビーが横1列に並んでいます
 ・接敵の概念を厳密に採用します
 ・天井は先述した通り5mです!
○アザビーについて
 ・梟の顔、小柄な熊の身体をしています
 ・翼もあり、空を飛べます!
 ・両腕で2回攻撃を行います!(攻撃点11/打撃点10)
○ヘリオンの行動宣言も決めてください。 
○第1Rの行動宣言は、
 ・A16アザビーA「シオンに近接攻撃」
 ・A16アザビーB「空中移動してヘリオンに近接攻撃」
 ・A14ザルバード「空中移動してヘリオンに近接攻撃」

 です。

-HP及びMPの管理-

エレアノール:HP 15/15 MP13/13 
ウード   :HP 15/15 MP13/13
オート   :HP 11/11 MP11/20
シオン   :HP 16/17 MP12/18
ヘリオン  :HP 12/12 MP 4/11
ザルバード :HP 25/25 MP18/18
アザビーA :HP 14/14 MP16/16
アザビーB :HP 14/14 MP16/16

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上位カテゴリ「A.地下迷宮」へのチェックは不要です。

【ダイスチャットからの添付】

00:43:00 テッピン@GM アザビー攻撃対象決定 1エル 2ウード 3オート 4シオン 5ヘリオン 2d5 Dice:2D5[4,5]=9
00:43:11 テッピン@GM シオン、ヘリオン。
GM [2013/06/13 10:58]
戦いは熾烈を極めた。

初撃を放ったのはシオンであった。
だが、魔界獣の分厚い毛皮にはばまれ貫けない。
反撃に、鋭い鉤爪で切り裂かれてしまう。

エレアノールは鎖帷子の頑丈さに身を任せ、
最初から防御を捨てた格好だ。
しかし、相手も魔界の生物。
鎧で守りきれず、激しく切り裂かれる。

共に、ウードの《癒し》が無ければ大変な事になっていたであろう。

そのウードも、ザルバードに執拗につけ狙われる事になる。
魔神は高い知能を持つ。ウードが一行の生命線なのを承知しているのだ。
炎で焦がされ、魔法に襲われる。
だが、堪えた。

オートは《魔力付与》と《抗魔》の呪文で仲間を援護する。
前線には立たない。自分が足手まといになるのを分かっているのだ。

それはヘリオンも同様。
真っ先に狙われた所を、仲間に庇われる形で部屋の外へ逃げる。

一進一退の攻防が繰り返される。
危うい瞬間も何度もあった。
だが、均衡はやがて崩れる。

エレアノールの槍が、魔界獣を捕らえた。
立て続けに魔界獣を串刺しにし、葬る。
シオンもこれで行動の自由が確保された。
3人でザルバードに挑む。

そして、遂に!

ぐしゃあっ!!

自身を槍と一体化させたような苛烈な一撃がザルバードを貫いた。
余りの衝撃に、壁に槍が突き刺さる。
ザルバードは木っ端微塵の肉片と化した。
ヘリオンはその光景を見て呆然とした事だろう...

「凄い...まるでヴァルキリーだ...」

精一杯の、それは褒め言葉であった。

***********************************

守護者を退治した後、宝物庫を改めて探る。
部屋の奥には小ぶりだが魔方陣が描かれていた。

魔方陣の真後ろに、宝箱が置かれている。
結構な大きさだ、エレアノールが横になった位はあるだろうか。
鍵は掛かっていないようだ。守護者が居るので手抜きをしたのか。

開けると、三叉槍が置かれているのが分かった。
隣には弓が置かれている。
それと、手袋。不思議な事に、片手分しかない。

5人がそれぞれの宝物を手に取っていると、突然声が鳴り響いた。

―――素晴らしかったぞ―――

すると背後の魔方陣が輝き出した。
淡い虹色の光が明滅する。

―――お前達に会いたくなった。魔方陣に乗るがいい―――
   
気がつけばペンダントの紋章が魔方陣と同じように輝いている。

「これは...」

ヘリオンが輝きをじっと見入る。

「どうやら、この遺跡の主から招かれているようですね。
 皆さん、どうしますか?」

そう尋ねながらも、ヘリオンは興奮が抑えられない。
恐怖もあるだろうが、それを好奇心が上回っているようだ。

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【GMより】

結果は御承知とは思いますが、宝物庫戦闘終了です。
こちらはAルート、スワローテイル・シオンのルートになります。

エレアノール...恐ろしい子...(笑)

さて、遺跡の主らしき人物からお呼ばれされました。
魔方陣に乗って頂ければエンディングへと向かいます!
合流!合流!

【入手アイテムについて】

○トライデント
○ロングボウ
○手袋(片手)

の3つです!詳細については<宝物鑑定>の結果を受けて公開します。

-次回投稿に際して皆様ヘのお願い-

○<宝物鑑定>を3回振ってください。
○それとは別に2d6を3回振ってください。
 何方かヘリオン君の代振りをお願いします!

-HP及びMPの管理-

エレアノール:HP 13/15 MP13/13 
ウード   :HP 15/15 MP 4/13
オート   :HP 11/11 MP 3/20
シオン   :HP 16/17 MP12/18
ヘリオン  :HP 12/12 MP 4/11
ザルバード :HP-26/25 MP 6/18【放映禁止】
アザビーA :HP- 6/14 MP16/16【放送自粛】
アザビーB :HP-15/14 MP16/16【放送禁止】

カテゴリを移動します。
「4階」に記事を投下しますのでお待ちくださいませ。

【ダイスチャットからの添付】

今回は無し!
オート・メララ [2013/06/13 15:52]
果たして、宝物庫の守護者は魔神であった。
炎の魔神・ザルバードは、その名に違わぬ炎と魔法で我々を苦しめた。

奴らは三体、こちらの前衛も三人。
悪しき魔界の者どもとはいえ、互いの力を振り絞るような戦いであった。

しかし、それを制したのは我々だった。


>自身を槍と一体化させたような苛烈な一撃がザルバードを貫いた。
>余りの衝撃に、壁に槍が突き刺さる。

>「凄い...まるでヴァルキリーだ...」


「ああ、それは良いな。
 本人に言ってやれば喜ぶかもしれんよ」


保護の魔力が満ちた遺跡は本来、外的な力での破壊は困難なはずである。
しかし見よ、槍は突き立てられた。

力だけではない、鳥を落とすような速度と、力を一点に収束する精密さが
この一撃を可能にしたのだ。
エレアノールと冒険していると、人生で忘れられない場面に何度も出会う。
今日のこともきっと、私は生涯忘れないだろう。


「よし、昇位試験の題材はコレにするか」


第三階位で習得する『幻影』の魔法は、術者の臨む光景を作り出すことができる。
遺跡の壁に立つ大槍...はたして導師殿は、これを見て現実にあったことと
分かってくださるだろうか。今から楽しみである。


────────────────────────────────


「ウード、すまん。
 援護の仕方を間違えた...大丈夫だったか?」


エレアノールの活躍が剣(本人は槍と言い張るかもしれないが...)であるなら、
ウードの戦いぶりはまさに盾であった。強敵・ザルバードの度重なる攻撃にも耐え、
エレアノールとシオンに機動の自由を与えたのはウードの粘りによるものだ。

そういう意味では、エレアノールの一撃はウードと共に放たれたものでもある。


「私が『盾』の呪文を使って、シオンに『水精の護り』を掛けてもらえば
 炎はかなり軽減できていたはずだったのだが。動転していた」


戦いの最後の場面で、ウードが投げ捨てていた大盾を拾ってくる。
ずっしりと重い大盾は、何度も炎にあぶられたせいか今でも熱をはらんでいた。
手袋越しに、ウードが食い止めていた魔神の力を感じる。


「だが、勝ったな」


戦いの前にもした儀式を、もう一度する。
激しい戦いであったが、『癒し』が行き渡っていたお陰で大きな怪我は見られなかった。
だから、手加減はなしに。
いつも通りにガッシリと、拳を打ち合う。


────────────────────────────────


「シオン、そっちはどうだ?
 私は罠も鍵も見つけられなかったが」


宝物庫には宝箱が安置されていた。
通常、この手の固定的な財宝には最後の守護者...死に至るような罠が
仕掛けられているものだ。だが、この部屋には何もない。


「やはりウードの言ったとおり、我々は剣闘士ということなのかね。
 真打を倒した後は、面倒は無しと」


最終的に勝ったとはいえ、魔神共との戦いは危険をなぞるようなものであった。
アレを見て喜んでいる誰かが居るというのは、なんとも嬉しからざる事だが...


「まぁ、剣闘士なら剣闘士らしく。
 戦いの報酬を頂いていくとしようか」


いわくありげな武具らしき品々を、回収することにする。
槍はエレアノールとして、他はどうするか...後で考えればいいか。
それぞれを手にとって品定めを行う。


「なにか魔力のある品だと嬉しいんだが...
 ヘリオン君、わかるかい?」


────────────────────────────────


そうして、宝を調べてさあ帰ろうかという段に。


>―――素晴らしかったぞ―――
>―――お前達に会いたくなった。魔方陣に乗るがいい―――
   

「...ウード、どう思う?」


どうやら遺跡の主は未だ存命のようであった。
古代王国崩壊からすでに数百年、どんな形で生き延びたにせよ、
まっとうな人間ではないだろう。

我らが赤いツバメを見たいという気持ちは、分からぬでもないが...


「クローディア姫のような存在かもしれんな。
 ああ、クローディアというのは...」


事情を知らないはずのシオンとヘリオン君に、
ルミナス城の姫君の話をする。


「...つまり、霊体となって現代に生き延びた古代人が居たということだ。
 もしかしたら、ここもそうなのかもしれん...ああ、話が広まると本人が困るだろうし
 他言は無用に頼む」


幽体離脱の魔法は、古代語魔法のなかでも奥義にあたる高位魔術だ。
戦いになれば、魔神どころではない強敵になるのは間違いない。
ただでさえ剣も槍も通じない相手、魔力的に消耗しきった我々では刃は立つまい。


>ヘリオンが輝きをじっと見入る。
>「どうやら、この遺跡の主から招かれているようですね。
> 皆さん、どうしますか?」


「恐れながら...と帰ってしまうのも手だが、行ってしまったほうが安全な気もするな。
 貴賓席から我々を眺めていた誰かの顔を、私としても拝んでみたいし」

「シオンとエレアノールはどうだ?」


────────────────────────────────
-PLスキュラ-

逝っちゃいませう!


・各達成値
15:21:03 スキュラ@オート 槍 2d6+3 Dice:2D6[5,3]+3=11
15:22:07 スキュラ@ヘリオン 槍 2d6+6 Dice:2D6[1,1]+6=8

15:21:09 スキュラ@オート 弓 2d6+3 Dice:2D6[5,2]+3=10
15:22:42 スキュラ@ヘリオン 弓 2d6+6 Dice:2D6[5,4]+6=15

手袋
15:21:18 スキュラ@オート 手袋 2d6+3 Dice:2D6[4,2]+3=9
15:22:55 スキュラ@ヘリオン 手袋 2d6+6 Dice:2D6[1,6]+6=13



指定ダイス
15:21:26 スキュラ@オート 指定1 2d6 Dice:2D6[6,3]=9
15:21:30 スキュラ@オート 2 2d6 Dice:2D6[4,3]=7
15:21:34 スキュラ@オート 3 2d6 Dice:2D6[1,3]=4

15:23:01 スキュラ@ヘリオン 指定1 2d6 Dice:2D6[3,4]=7
15:23:06 スキュラ@ヘリオン 指定2 2d6 Dice:2D6[3,1]=4
15:23:10 スキュラ@ヘリオン 指定3 2d6 Dice:2D6[4,6]=10
ウード [2013/06/13 21:39]
「energia!」


魔界の野獣の鉤爪がシオンを、ついでエルを傷つける。
その度に癒しの奇跡を願う。その間をぬって魔神に何回か攻撃をしかけたけど効果は薄い。
おまけにこの魔神野郎の吐き出す炎で炙られると来たもんだ。
ことに二発目の炎は文字通り尻に火がついた。


「...energia!」


気力を使い果たすわけにはいかん...まだか、エル、シオン!
そのときエルが二匹目の魔界獣を倒すのが目に入った。
よし、こうなったら残りの魔神野郎に集中攻撃だ!


「オート!」


オートに援護を頼むなら、その名を呼ぶだけでいい。
すぐに俺の剣にも魔法を付与してくれるだろう。
と、思ったところに。

ひとすじの光に見えたのはエルの槍。
奴を貫き、壁にまで突き刺しちまった。


「...こいつは驚き」


エルの底力にはこれまで何度も驚かされてきたけど、今回のは桁はずれだね。

-----

>「ウード、すまん。
> 援護の仕方を間違えた...大丈夫だったか?」


「ありがとさん、どうにかくたばらずに済んでるよ。
 俺のほうも、ヘリオンにさっきの水晶石をもらっとけばよかったよ。
 それに盾を捨てたのは失敗だったかもしれんな」


火をいくらか吸収するという水晶石を貰っとけばもうすこし楽に戦えただろう。
もしエルの一撃がなくこのまま戦闘が続いたなら、撤退を考える必要が出たかもしれんし、
その際に殿を務めるのは俺の役目だったはずだ。
けどまあ、よしとしよう。


「俺たちもけっこういろんな奴と戦ってきたけど、こいつは掛け値なしに強敵だったな」


>「だが、勝ったな」


「ああ、俺たちの勝ちだ」


オートとがちっと拳をぶつける。

-----

「おつかれさん」


剣にまた毛布を巻いてから、エルに労いの言葉をかける。


「しっかし、なんちゅう威力だよ。
 俺があれだけ苦労したやつを一撃とはね」


そういって頭をがしがしとする。


「さすがは小さな勇者のエルだ。また一つ伝説ができたじゃないか」

-----

「シオンもおつかれさん。傷はどうだい。
 今回は調査から戦闘までシオンには世話になりっぱなしだな」


魔界の野獣を相手に一歩も引かなかったシオンにも声をかける。


>「シオン、そっちはどうだ?
> 私は罠も鍵も見つけられなかったが」


どうやら安全そうだな。


>「まぁ、剣闘士なら剣闘士らしく。
> 戦いの報酬を頂いていくとしようか」


「どれどれ、お宝は何かな...?」

-----
PL:
ながーくなってしまいましたので一旦おたから発見までにします。
それにしても水晶石のことをまったく失念してたのは失敗だったー。

宝物鑑定
槍:11 弓:7 手袋:15

指定ダイス 6、11、6 でした!手袋は知ってそう!

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ダイス:

サイゾウ@ウード : トライデント 2D6 → 5 + 2 + (4) = 11
サイゾウ@ウード : ロングボウ 2D6 → 1 + 2 + (4) = 7
サイゾウ@ウード : 手袋 2D6 → 5 + 6 + (4) = 15
サイゾウ@ウード : してい1 2D6 → 3 + 3 = 6
サイゾウ@ウード : してい2 2D6 → 5 + 6 = 11
サイゾウ@ウード : してい3 2D6 → 3 + 3 = 6
エレアノール [2013/06/13 22:18]

魔神のことはよくは知らないけど、強いっていうのは聞いたことがある。

魔法も使うし、火を吹いたりもするんだって。

はやく倒さないときっと大変なことになる。

 

だから、今回はちょっとだけ無茶をしてみる。

ちょっとくらいの攻撃なら鎧がなんとかしてくれるし、それにウードがいるから。

 

「よし、行くぞっ!」

 

 

ーーーーーーーー

爪で深く引っかかれたりしながら、ひとつふたつ、と魔界獣を貫く。

もう残ってるのは魔神だけ!

 

さっきの魔界獣と同じで、思いっきり突けばいいんだよね!

これ以上変なことはさせない!

 

「くらえ!!」

 

わたしの全力の突きはしっかりと魔神に届いてた。手応えがあった。

そしてぐしゃあ、ってすごい音がして、少しだけ体が浮いて。

魔神はぐちゃぐちゃになった。

 

「倒したみたい・・・多分」

 

「みんなだいじょうぶ?

・・・あれ?ヘンだな、抜けない」

 

少し引っ張っただけじゃ槍はぜんぜん抜けない。

もしかして後ろの壁まで刺さってるのかな。・・・刺さってそう。

 

ってどうしよう遺跡壊しちゃった!

ううん、そんなことよりも早く槍を抜いてあげないと。

 

「よい、しょっと!・・・抜けた!」

 

ちょっとだけ壁のカケラがパラパラ落ちたりしたけど何とか抜けた!

 

>「しっかし、なんちゅう威力だよ。
> 俺があれだけ苦労したやつを一撃とはね」

 

「ううん、ウードが引きつけてくれたから思いっきり攻撃できたんだと思う。

みんなのおかげだよ」

 

>「さすがは小さな勇者のエルだ。また一つ伝説ができたじゃないか」

 

「えへへ、そうかな?」

 

伝説かあ・・・あんまりピンとこないけど、こうやって誰かのことを守ることができて

それで誰かに褒めてもらえるのが嬉しい。

これからも、がんばろう!

 

ーーーーーーーー

 

この部屋には魔方陣と宝箱がある。

宝箱はけっこう大きくて、がんばればわたしが入っちゃいそうなくらい。

 

宝箱に罠とかはなさそうだって。守護者がいるからなくてもいいかって思ったのかな。

中には何が入ってるのかな!

 

 

「槍と弓と手袋だね。

どういうモノなのかな」

 

って考えてると、どこかから声が聞こえてきた。

この声の人があの日記とかに書いてあった御方って人なのかな。

 

 

>「どうやら、この遺跡の主から招かれているようですね。
> 皆さん、どうしますか?」

 

>「シオンとエレアノールはどうだ?」

 

「ちょっと怖いけど行こうよ。

せっかく会いたいって言われたんだし」

 

「それにわたし、ここのことをぜんぶ知りたい」

 

招待してくれた人がクローディアみたいに友だちになれるような人だったらいいと思うんだけど、それはなさそう。

だって、ずっとわたしたちのことを見て楽しんでたっていう人だし。

 

ちょっと、怖い。けど、行ってみたい。

 

 

 

 

 

-PL-

よし、行っちゃいましょう!

 

宝ダイスは槍:6、弓:8、手袋:10でした。

指定ダイスは7,5,8です。

 

ーダイスー

ニカ@エレアノール 槍ー 2d6+3 Dice:2D6[1,2]+3=6

ニカ@エレアノール 弓ー 2d6+3 Dice:2D6[2,3]+3=8

ニカ@エレアノール 手袋ー 2d6+3 Dice:2D6[2,5]+3=10

ニカ@エレアノール 指定その1- 2d6 Dice:2D6[1,6]=7

ニカ@エレアノール その2- 2d6 Dice:2D6[2,3]=5

ニカ@エレアノール その3ー 2d6 Dice:2D6[5,3]=8

ニカ@エレアノール くっ、槍で6ゾロ出したら面白かったのに...!

シオン [2013/06/14 10:38]

宝物庫の番人は、火炎魔神と異界の魔物だった。

魔神が遺跡の番人に召還されると文献で読んだ事はあるが・・・

実際にお目にかかると、厄介だな、これは。

 

戦いは過酷を極めた。

 

俺の突剣は異界の魔物を捉えるも、なかなか手傷を負わせる事はできない。

逆に豪腕から繰り出される鉤爪が俺を引き裂く--

 

「くっ・・・この!」

 

ウードの癒しの奇跡が傷を癒し、

オートの魔術が俺達を援護し、

エルの槍が異界の生物の一匹を打ち倒す。

 

その間に火炎魔神の炎が、暗黒神の奇跡が俺達に牙を向く。

俺は手の空いたエルの援護を受けて、もう一匹の異界の生物を倒し、火炎魔神へと刃を突き出す。

 

「在るべき場所へ還れ!」

 

白騎士が火炎魔神の皮膚を切り裂き、一瞬の隙が出来たその時--

 

>「くらえ!!」

 

エルの魔力を帯びた槍が魔神を貫き、その勢いのまま壁まで縫い付けた。

その衝撃で魔神の肉体は砕け散った・・・

 

・・・まったく、この娘は凄いとしかいいようが無いな。

この小さな身体の何処にこんな力があるのやら。

 

>「凄い...まるでヴァルキリーだ...」

>「ああ、それは良いな。
 本人に言ってやれば喜ぶかもしれんよ」

「同感だな。」

 

剣を納めながら、そう漏らす。

 

>「さすがは小さな勇者のエルだ。また一つ伝説ができたじゃないか」

>「えへへ、そうかな?」

 

「ああ、本当に、真近で見ると凄まじいな。

助かったよ。さすがスワローテイルの戦乙女だ。」

 

  

 

>「シオンもおつかれさん。傷はどうだい。
> 今回は調査から戦闘までシオンには世話になりっぱなしだな」

「そんな事はないさ。こっちこそ癒しの奇跡をありがとう。
おかげ様で身体は大丈夫だ。」
 
こちらへ向かってきたウードへ返事をする。
実際に、ウードの奇跡がなかったら危険だったからな。
まだまだ未熟という訳だ・・・
 
>「シオン、そっちはどうだ?
> 私は罠も鍵も見つけられなかったが」

「いや、なにも無いようだ。」
部屋に残された宝箱を調べてみたものの、罠はおろか鍵すらかかっていないようだった。
>「やはりウードの言ったとおり、我々は剣闘士ということなのかね。
> 真打を倒した後は、面倒は無しと」

 

「そうみたいだな、古代の魔術師にとって俺達蛮族の戦いなんか、余興に過ぎないのだろうさ。」

 

>「まぁ、剣闘士なら剣闘士らしく。
> 戦いの報酬を頂いていくとしようか」

「ああ、こっちは命を賭けたんだ。その分の報酬は頂くさ。」
 

 

中には槍と弓、そして手袋が入っていた。

やはりオートが興味深げにしげしげと手にとっている。

とりあえず任せておく、か。

 

 

 

やがて、何処からともなく声が聞こえてくる。

噂の御主人様からの御招待という訳か・・・

 

>「どうやら、この遺跡の主から招かれているようですね。
> 皆さん、どうしますか?」

 

>「シオンとエレアノールはどうだ?」

 

>「ちょっと怖いけど行こうよ。

>せっかく会いたいって言われたんだし」

 

「そうだな。行くか。

この様子なら、取って喰われる事もないだろうしな。」

 

 

-PL-

お招きに預かりましょう。

 

 

11:30:12 シオン なんという期待値・・・

11:29:57 シオン 指定3 2d6 Dice:2D6[4,3]=7

11:29:51 シオン 指定2 2d6 Dice:2D6[6,2]=8

11:29:47 シオン 指定1 2d6 Dice:2D6[5,3]=8

11:29:41 シオン 手袋 2d6 Dice:2D6[4,3]=7

11:29:33 シオン 2d6 Dice:2D6[5,2]=7

11:29:28 シオン 槍 2d6 Dice:2D6[2,6]=8

 

どうしてこの目が戦闘中に出ないんでしょう(笑)