C.帰還

GM [2013/06/17 23:00]
閃光が瞬いた後、視界が次第に取り戻される。

「塔が在った場所に、戻ったのかい...」

こめかみを押さえながら、ベティが周囲を確認する。
塔は跡形も見当たらないが、此の場所は間違い無く、
塔の入り口があった場所だ。

それが証拠にルーイが繋ぎ止めた荷馬達が嘶いた。
それぞれの使い魔に呼びかければ、速やかに応じてくれる事だろう。

「この場所は、全く分かりませんね。一体どの辺りなのか...」

一方、地下迷宮から移動してきたヘリオンは困惑するばかりだ。

***********************************

帰り道は賑やかなものとなった。
殊に古代語魔術師は4人、半分近くを占める。
ヘリオンはルーイ、レイフィアに質問を浴びせ掛けた事だろう。

ベティは同業者であるシオンに気さくに話し掛けていた。

「最近名を上げてきたんだってね。
 エースの親分がアンタに会いたがっていたよ」

尤も、その内容は到って業務的であったが。

オートとエレアノールは果たしてどうであったか。
ルーイが絡み、色々とこんがらがったのかも知れない...

***********************************

「...何とも面白い報告だ」

イライジャはレイフィアが書き留めた報告書を読み、眉を潜めた。
肝心な所を伏せている為、内容が結構むず痒いものになっている。
報告する側も、表現にはさぞ苦労した事であろう。

「要は、消失した2枚の地図の他に似たような地図がたくさん眠っていて、
 それは隠された使い捨ての遺跡へと繋がっている、という訳だな?」

それ自体は驚く事では無い。
古代魔法王国の遺跡には、娯楽施設的なものがたくさんある。
彼のルーイン子爵所有の毎回行き先が変わる迷宮然り。
ネロス候所有の"人形使い"バンドールの館の地下遺跡然り。

「各地にまだ「生きた」遺跡が点在する証拠の根拠にはなるだろう。
 ご苦労だったな、この探索は成功と言ってよいだろう」

イライジャは傍らの書生に指示を出し、金貨の入った袋を持ってこさせた。

「獲得した品の鑑定と引き取りは別途行うとして、
 約束の後金だ」

ルーイ、レイフィア、ミユ、ベティに等しく分配される。

「さてヘリオン君よ...」

「はい、何でしょう、賢者イライジャ」

「君はよく独力で此処までやったな。君の行動力は素晴らしいものがある。
 学院に交渉して、君には研究費用を供出する事になった...
 その代わり、今回の探索行について詳細な報告書を提出する事。
 オデロ君も手伝うように。レイフィアは2人への指導をするように。
 ルーイ君にも協力を頂きたいのだが、よいかな?」

ヘリオンの探索行を、学院が成果として認めた、という事だ。

「...あ、有難うございますっ!」

ヘリオンが破顔する。

「やりました、やりましたよ皆さん!」

後ろに控えるシオンと【燕の尾】の所へ、ヘリオンが駆けた。

***********************************

偶然、同じタイミングで発見された2枚の謎の地図。
それは、未知の遺跡への招待状だった。

創造主、"御方"は今日も玉座に腰掛け、
自らの創った迷宮に新たな挑戦者が訪れるのを心待ちにしている...

                                -了-

===================================

【GMより】

エンディング第3弾、これにて『遺跡へのパスポート』完結です!

【報酬配布】

-経験点- ※1ゾロは各自再計算してみてください!

○Aルート:基本1364点
 ・エレアノール...+1ゾロ30点+PT経験点100点+クリティカル御祝儀100点
 ・ウード   ...+1ゾロ20点+PT経験点100点
 ・オート   ...+PT経験点100点
 ・シオン   ...+1ゾロ20点

○Bルート:基本1628点
 ・ルーイ   ...+1ゾロ10点
 ・レイフィア ...+1ゾロ50点
 ・ミユ    ...+1ゾロ50点

-現金&獲得アイテム-

○Aルート:基本現金400ガメル(前金込み)
 ・エレアノール
  ☆銀製トライデント(11/16):売却価格900ガメル
  ☆現金1080ガメル
 ・ウード
  ☆バスタードスード(12/17):売却価格560ガメル
  ☆ロングボウ(14/19):売却価格240ガメル
  ☆水晶石(2):売却価格480ガメル
  ☆現金700ガメル
 ・オート
  ☆愛玩従者の触媒1:売却価格200ガメル
  ☆現金1780ガメル
 ・シオン
  ☆ガード・グラブ(スモール):売却価格750ガメル
  ☆現金1130ガメル

○Bルート:基本現金1500ガメル(前金込み)
 ・レポート「塔入口」「1階」「2階」「3階」「4階」:売却価格1000ガメル
 ・金の額冠:売却価格1100ガメル
 ・マンカラ盤:売却価格1000ガメル 
 ・豪華な装丁の本:売却価格1400ガメル
 ・紋章の盾:非売品(2000ガメル相当)
 ・竜の牙:売却価格2500ガメル 
 ・愛玩従者の触媒2:売却価格400ガメル
 ・魔晶石6:売却価格1800ガメル 
 ・"御方"のペンダント:非売品&ルーイ固定

 以上、調整中。

【開放処理について】

○〆の投稿
○報酬受領宣言
○本セッションの評価(10点満点)

以上の全てを完了した方から順に開放致します。
最終期限ぎりぎりになってしまい申し訳ありませんが宜しくお願い致します。

Bルートの皆様はお手数ですが報酬分配の相談をお願い致します。

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ルーイ [2013/06/18 12:39]

 

あの、瞬間転移独特の浮遊感の後。

 

オレたちは、森の中の空き地にいた。

 

「あ、ロイド。
 みんな、ただいま」


相棒たちの首を叩いて、無事を確認する。

 

「高度な幻覚だったのかな。
 すごいなあ」

 

空き地を眺めて、うろうろ。
何の痕跡もない。


「ベティさん、なんか残ってる?
 オレ、なんも見つけられないや」

 

「この場所は、全く分かりませんね。一体どの辺りなのか...」
 
「2日くらいでオランに帰れるよ。
 帰りは人数が倍だ、テントはある?
 ロイドたちがいるから、荷物運びは楽できるよ」
 
ヘリオン(同い年くらいだったからそう呼ぶことにした)が困ってるみたいだったから、答えた。
地図が消えちゃったから、具体的には説明しにくいけど。
(だって、オレが地図を描いてもなんだか分からないモノになっちゃうからね!)
 
 
* * *
 
 
帰り道、それから夜営。
 
火を囲みながら、地下迷宮の話を聞く。
もちろん、オレたちは塔の話だ。
 
 
「―――でね、魔法を使っちゃいけない部屋に入っちゃったんだよ。
 スケルトン・ウォリアーとストーンサーバント、それにボーンサーバント。
 危なかったんだよ、ベティさんもレイフィア先輩も倒れちゃってさ。
 オレ?ああ、オレはあはははは」
 
 
墓穴を掘った。
話題を変えよう。
 
「あ、そうそう、面白いモノもらっちゃった。
 ミスリル製だってさ。
 オレ、ミスリルなんて初めて見たよ」
 
紋章入りのミスリル製だというペンダントを眺める。
これをいじくりまわしてるだけでも、何日か過ごせそうだ。
 
 
 
* * *
 
 
 ルーイ君にも協力を頂きたいのだが、よいかな?」
 
「あっハイ」
 
学院で、導師にそう言われてぎょっとする。
れぽー・・・と?
 
オレが素知らぬ顔でレイフィア先輩にレポートを押し付けていたのは、勿論理由がある。
オレの字が、フツーのひとには読めないくらいヒドいからだ。
勿論字を書くのは習慣になってるし、記録は逐次羊皮紙に取ってる。
ジゼルに手紙を書く時は物凄く丁寧に書こうとがんばってる。
でもね・・・ひとに見せるための字をたくさん書くのはね・・・うう・・・
 
「先輩のレポートがカンペキだからオレの出る幕はなさそうですね!
 うん、全然ないですね!」
 
 
遺跡より、こっちの方がよっぽど難問だよ・・・!
 
 
 
-------------------
PLより:
 
一足お先に〆日記!
皆さま、どうもありがとうございましたー!
楽しかった!
感想は別途!
 
以下を拝領します。
セッション評価は10点!
それではお疲れ様でした、ありがとうございました!
 
経験点:1638点
報酬:600ガメル
・愛玩従者の触媒
・マンカラ盤
・"御方"のペンダント
 
マンカラ盤
 世界最古のボードゲームと言われるゲーム盤。
 ドワーフ製の精緻な作りとなっている。
 ビロード製の球が付属している。
 魔力はないが、保存状態はいいらしい。
 
○"御方"のペンダント
 魔力付与者 :【不死者の王】"御方"
 形状    :ペンダント
 材質    :ミスリル
 基本取引価格:非売品
 魔力    :何が起きようと持ち主の許へと戻ってくる。
        
 謎の地下迷宮で発見されたペンダントが、
 作成者である"御方"の手で新たな魔力を付与されルーイに手渡された。
 特別な力は無いが、失くそうが捨てようが必ずルーイの許へと返ってくる。
 
愛玩従者の触媒
 知名度=12
 魔力付与者=不明、多数
 魔力=ストーン・サーバントをデフォルメされた動物の形で作成する
 
 この石で作成された石従者は、彫りこまれた動物を抽象化した姿となる。
 熊、兎、犬、狐、ペンギン、猿、鼠、猫、虎などが確認されている。
 但し、能力に一切の強化は無く、単なる外見の変化に留まる。
 古代魔法王国時代に様々な種類のものが作られ、
 可愛らしいと言う事で主に女性の魔術師から好評を博したらしい。
 現在では比較的多くの数が発見されている。
オート・メララ [2013/06/19 21:59]
オランへの帰路。

ひょんな事から一緒に帰ることになったルーイ君達と、
お互いの冒険の話をしながら歩く。
特に夜は盛り上がった。
人間は焚き火を前にすると饒舌になるものだ。


>「―――でね、魔法を使っちゃいけない部屋に入っちゃったんだよ。
> スケルトン・ウォリアーとストーンサーバント、それにボーンサーバント。
> 危なかったんだよ、ベティさんもレイフィア先輩も倒れちゃってさ。
> オレ?ああ、オレはあはははは」


「なんの、君も戦ったんだろう?
 私も大概だが、君もその体でよくやるよ。ハハハ」


私はこれまで街や学院にいるルーイ君しか見たことがなかったが、
なかなかどうして。仕事中の彼は食えない人物だなと感じる。
『御方』の誘いに、唯一、はっきりとした拒絶を示さなかったルーイ君だ。
ああ見えて、彼は灰色の男なのかもしれない。


「しかし、あの遺跡があれっきりというのが残念だ。
 まだ見てない部屋もあったのに...そちらはすべての部屋を改めたかね?」


古来、冒険者とは墓荒しから始まったという。
私もその端くれとして、調べ逃した玄室に未練が隠せない。
『御方』め、自分の判断だけで勝手に冒険を終わらせてくれおって。


「まぁ、一度は踏破できた遺跡だ。
 また地図が見つかったら一緒に行こうじゃないか」


もちろん明日をも知れぬ身上の冒険者。
たまたま地図が見つかった時、今日の面子が揃っているとは限らない。

ただ、それでも。

どうせ分からぬ未来なら、いいように考えておこうと。
そう思ったのだった。


────────────────────────────────


「ウード。
 二つ、話がある」


語り終え、夕食も済ませ、皆が三々五々、
寝床や見張りに離れていったあたりで、我が相棒を呼び止める。
エレアノールは...もう寝たかな?


「一つは私の事だ。
 『御方』の誘いの時、出しゃばったな。
 すまん」

「エレアノールを取られちまうんじゃないかと思って、な...
 それでつい喋りすぎたよ」


あの時の私は自分一人で三人分の答えを出そうとしていた。
だがそんな必要はなかった。本当に重要なのはそこではなかった。
私はただ、『行かない』と。そして『行くな』と、はっきり示せばよかったのだ。



「この前の事もあって、今回は最後まで冷静でいようと思ったんだが...
 やっぱり最後まで持たなかった。お前が一緒でよかったよ」


優男風のウードだが、その内面は深く、硬い。
一見が柔らかそうに見えるので、飛び込んで痛い目にあったこともあるが、
今はその大きな岩のような精神が、茹だった私から熱を奪ってくれるようで心地よい。

スワローテイルがこの一年これといった損失もなく過ごしてこれたのは、
エレアノールの槍と並んで、ウードの揺るがぬ心によるところも大きいのだ。


「次も勝とうぜ」


私の望みは二つ。
エレアノールを幸せにすることと、ウードに『やるな』と認められる事だ。
ライバルに認められたいと、男なら誰でも思わないか?


────────────────────────────────


そうして、色々と話した後。
我々はオランの街へと無事帰り付き、遺跡の調査結果を携えて
賢者の学院を訪れていた。


> その代わり、今回の探索行について詳細な報告書を提出する事。
> オデロ君も手伝うように。

>「...あ、有難うございますっ!」
>「やりました、やりましたよ皆さん!」


「ははっ、やったなヘリオン君!
 私で良ければなんでも手伝うぞ」


魔術師は何かを生産する職業ではない。
神々の力を真似た古代語魔術の可能性はまさに無限であるが、人の貧弱な精神では、
その力を完全に活かすことは出来ないのだ。魔術の奥義を極めたとて、腹も減れば眠くもなる...
『魔力の塔』が存在したほんの一時を除いて、魔術師は常に誰かに養われる存在だった。

それだけに、自分の研究成果が誰かに認められるということは嬉しいものだ。
自分のしてきた事は無駄ではなかった、自分は人の期待に応える事ができる。
その証明になるからだ。

おめでとうヘリオン。
同じ魔術師として祝福しよう。


「それにしても、こうして皆が無事に帰ってこれたのは戦乙女の加護によるのかもな。
 というのもな、エレアノール。ヘリオン君がお前のことを、まるでヴァルキリーだと...」


スワローテイルが形をなす前、我らの最初の冒険で、
我々は古代の魔法装置に呼び出された戦乙女を目にすることがあった。
あの姿を覚えているか、エレアノール?
精霊の乙女に例えられるなんて、それは女戦士に対する最大級の賛辞なんだぞ。


「要するに、強くて綺麗で可愛いって言われたんだよ。
 そんなことを言われて、お前はどう思うんだ?
 エレアノール」


ちょっとしたヤッカミも込めて、ヘリオン君の淡い好意を暴露してしまう私であった。
ソレは私の宝なんだ。
欲しかったら、私という守護者を倒してみせるんだな!


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-PLスキュラ-

・報酬
 愛玩従者の触媒1個(200)+ 1380ガメル

・経験点
 ○Aルート:基本1364点+PT経験点100点


以上、受領いたします。
感想等は後ほど!


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「それで、二つ目なんだが」


熾き火がうっすらとだけ明かりを灯す夜。
まだもう一つ、話したい事がある。
今度はウード、お前の事だ。


「お前、あのとき一人で戦おうとか考えてなかったか?」


言葉を交わさずとも何となく分かりあえる人間が、私には三人いる。
実家の兄とお袋、そしてウードだ...どうでもいいが妹のブレダと
我らがリーダーの事だけは、未だによく分からない。

だがあの時、不死王の前に立ったときのウードは、
何を考えているのか分からなかった。今まで見たことのない目をしていた。

あれからずっと考えて、ようやく推測がついた。
あの時ウードが考えていたこと。それは...


「お前は誰を相手にしてもその態度で通してるが、
 あの不死王の時は必死な顔をしていた。
 ...私は鈍いからな。いままで分からなかったんだが」

「お前がどういう作戦で不死王を出し抜こうとしてたかは知らん。
 お前が私よりずっと頭がいいってのは、この一年で嫌ってほど分からされたしな。
 お前がそれでやる気になったのなら、そこには勝算があったんだろう」


ウードが一体、なにを勝利条件に設定したのか。
不死王を倒すなど非現実的な目標を掲げるこの男ではない。
それになにより、あのときのウードの目だ...きっとあの時ウードが掲げた『勝利』とは、
ウードが普段、安易な使用を嫌ってきた、自己犠牲を伴う作戦だったのだろうと私は思うのだ。
それだけヤバい局面だったのだろう。
エレアノールのことで頭が沸騰していた私は、半ば気づかずに居たのだが...


「だがな、ウード」

「お前の作戦がどんなものだったとしても、
 それで生き残るのが私とエレアノールっていうなら、
 そんな作戦に私は乗れん」

「二人でエルを守るんだろう。
 違うか?」

「生きるにしても、死ぬにしても、私はお前と一緒に戦いたい。
 私はずっとそのつもりで、お前と組んでるんだよ」


.
.
.


「なあに、エレアノールなら上手くやるさ。
 あいつは見た目よりずっと大人だ。生き延びれば、きっと本物の勇者になる。
 敵さんだって、速いのと遅いのが同時に来たほうがやりづらいだろうしな」


「なるべく三人で生き残ろう。
 できれば皆で、笑って帰ろう。
 ...それでも、どうしてもダメな時は」


「ウード。
 地獄に落ちるときは道連れだ」


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-蛇足のスキュラ-

地の文が減っていくのは細かい説明をするのが恥ずかしかったからですギャー!
赤い人は寝ててもいいし感づいても良い|д゚)チラッ
レイフィア=ハイウィンド [2013/06/19 23:21]

楽しみにしている、か。

本当に、強者というものは度し難いな...

天に手を伸ばす。ここに存在した塔は霞の如く消え失せた。

伸ばした手にアーデルハイトが舞い降りる。

ルーイ"旅団"もそこに在り彼は持ち前の性格で、燕尾の依頼主とおもしき少年と友誼を結ぶ。

 

「・・・さて、私たちの仕事は帰って報告するところまで、です。

 もう後ひと踏ん張りしましょうか」

 

ミユとベティに声を掛ける。

さぁ、帰ろう。

 

 

(」・ω・)」(/・ω・)/ (」・ω・)」(/・ω・)/ (」・ω・)」(/・ω・)/ (」・ω・)」(/・ω・)/

 

 

帰途は随分と賑やかになった。

単純に人数が増えたのもあるが、ヘリオンという少年とルーイのやりとり。

その飛び火が私にまで飛んでくると言うのも理由のひとつだろう。

主観的なものだ。

 

「・・・別に、私やベティさんが倒れたことは事実です。

 ミユのお蔭で助かりましたしね。適材適所、何も問題は在りませんよ、ルーイ君。

 あなたたちもそうは思いませんか?」

 

燕尾の者たちにも声を掛ける。

せっかく、他の冒険者と利害関係もなく同道する幸運に恵まれたのだ。

お互いの体験談を用い、次の糧にするのは有意義だ。

そうだ・・・

 

「・・・そういえば、エレアノールさん?

 私も槍を使います、今度お手合わせでもどうでしょう」

 

戦士としての未熟さは、身に沁みている。

専門の戦士というのがどういうレヴェルにあるのか、見極めるのも一興だろう。

 

「・・・ところで、あの人は良い人なのですか?」

 

魔法学院で見かけた事のあるあのオートという魔術師に視線がいく。 

どうにも、すれ違った事はあるのだが、視界に入っていなかった風に感じる...

 

 

(」・ω・)」(/・ω・)/ (」・ω・)」(/・ω・)/ (」・ω・)」(/・ω・)/ (」・ω・)」(/・ω・)/

 

 

>「...何とも面白い報告だ」

 

渋い顔をする導師。こちらとて、それは同じだった。

むしろ、隠しているという事は判ったのだろう時点で、察して欲しいものだ。 言えないのだ、と。

言葉を選ぶと言うのは、存外難しい。

 

>「要は、消失した2枚の地図の他に似たような地図がたくさん眠っていて、

> それは隠された使い捨ての遺跡へと繋がっている、という訳だな?」
「・・・そういう事になります。
 もし発見した場合、冷静に努める事が求められるでしょう。
 同時に、得難い経験も得られる類のものです」

 

愚かであれば、その経験は永劫に悔恨になるだろう。

いや、そうなったのであれば、それはひとつの勝利かもしれない。

 

>「各地にまだ「生きた」遺跡が点在する証拠の根拠にはなるだろう。

> ご苦労だったな、この探索は成功と言ってよいだろう」
 
心の奥で、溜息をつく。
ある程度、これでせっつかれる事もなくなるだろう。
何度も言うように、私自身は自らを高める事が目的だ。そしてそれを急ぐつもりは無い。
おそらく、今回の功績は上奏されるだろう。
そうなれば、きっとルーイは私を超えるか、並ぶ筈だろう。 魔術に純粋なルーイは、私に比べれば数倍は成長が早い。
アーデルハイトを見て、憧れの眼差しを向けていた少年は、今では立派な正魔術師だ。
 
「・・・」
 
間を見て、離席しようとしたが、思わぬ方向で掴まった。
 
>「―――
> ―――レイフィアは2人への指導をするように。
> ―――」
 
やれやれ。私は他人を教えるような人間ではないのだが。
 
>「先輩のレポートがカンペキだからオレの出る幕はなさそうですね!
> うん、全然ないですね!」
 
この子は...まったく。
 
「・・・構いませんよ、ルーイ君。
 色々教えてあげます」
 
 

 

(」・ω・)」(/・ω・)/ (」・ω・)」(/・ω・)/ (」・ω・)」(/・ω・)/ (」・ω・)」(/・ω・)/

 

 

数日後、認定が降りた。

 

_______________________________________________
PLより

はい、これにてレイフィアも終わりになりますルー

何で時間かかったかって?

報告文考えてたんだよ・・・あきらめたよ・・・wwwwwwww  ごめんちゃいw

 

絡み足りなかった、スワローテイルの皆さんには、代表してエレ子に接触。恋ばなですよ、恋ばな!(こら

 

 

さて、此度は色々ありました。 ピンゾロとかピンゾロとか。 2.0だったらすばらしい点数ですよ?w

多彩なモンスターが地下迷宮、塔と出ましたね。

やはりダンジョンとモンスターが一杯出るとwktkですわ。 

 

セッション評価は9+1点。

 

まだまだ上があるぜ、的な意味で9点! 

そして満足度ぼーなすの1てんですねww

 

リザルトまとめ

経験点:1628+50点

報酬:4100ガメル

    愛玩従者の触媒  ←猫だっけ?

 

以上ですねー。  

 

みなさん、おつかれさまっした!

 

ミユ・リーブス [2013/06/21 02:11]

どうやら皆さんも玉座の主人の誘いには加わらなかったようです。
皆さんもまだ修行や冒険を行いたい気持ちが強いようです。

そして謁見が終わり、転移の魔法で塔の入り口へ戻って来ました。
来るときに比べてシオンさんのパーティメンバーも加わりましたので、かなり人数が増えています。

オランへ戻る道中は特に戦いになることはありませんでした。
これだけの人数の冒険者と技能があれば、よほど強力な相手でなければ攻撃してくることもありませんでしょうから、
必要以上に戦わずに済むのは助かります。
論議の方では、古代語魔法を使う方が多く、この依頼もそういう方々のための依頼でしたので、
いろいろと白熱しているようです。

「適所適材ですが、司祭と精霊と野外活動に関しては育った環境が基礎にありましたが、
剣を使うことになるとは思わなかったですね。
1つは依頼内容、もうひとつは皆様たちとの交流の結果でしょう。」

そして、レイフィアさんの師匠とも言える方の依頼の報告に同行します。
レイフィアさんは二人の生徒の受け持ちになるようですね。
報告内容に関しては、レイフィアさんやルーイさんが専門なので、そちらにまかせます。

そうしてすべての事柄が終了して、皆さんがそれぞれの帰路へつくときに挨拶。
「それでは皆様、またどこかでお会いしましょう。」

PL:

経験点 1678点

報酬
500ガメル
紋章の盾(スモール・シールド+1)(回避力2UP)
魔晶石6点

以上を受け取ります。

セッション評価は9点ということで。
では皆様お疲れ様でした。

エレアノール [2013/06/21 03:47]

>「―――でね、魔法を使っちゃいけない部屋に入っちゃったんだよ。

> スケルトン・ウォリアーとストーンサーバント、それにボーンサーバント。
> 危なかったんだよ、ベティさんもレイフィア先輩も倒れちゃってさ。
> オレ?ああ、オレはあはははは」
 

ルーイたちの塔での話を聞いてみる。

やっぱりそっちも色々大変だったんだね。

 

「そっか、わたしも『槍を使っちゃダメ』っていう部屋があったら

すごく大変だったんだろうなぁ。

でもみんな無事でよかったね」

 

>「・・・別に、私やベティさんが倒れたことは事実です。

> ミユのお蔭で助かりましたしね。適材適所、何も問題は在りませんよ、ルーイ君。

> あなたたちもそうは思いませんか?」

 

「うん!

 『誰かの目が届かないところは誰かが見てくれるし、

 誰かのできないことは誰かがカバーしてくれる』ってウードも言ってたし。

 そのための仲間なんじゃないかな」

 

 

そうだ、今度はわたしたちのことも話さないと!

 

「そうそう、こっちも色々あったんだよ!」

 

「例えばーそうだ!ヘンなモヤモヤしたのと戦った時は大変だったんだよ。

息吸うだけで苦しかったし、              

それに槍も効かなかったし、わたしだけじゃぜったいに勝てなかったよ。

そうだ!後はね、おっきな百足とか魔神とも戦ったんだよ!

ね、ヘリオン!」

 

 

 

ーーーーーーーーーー

 

>「・・・そういえば、エレアノールさん?

> 私も槍を使います、今度お手合わせでもどうでしょう」

 

先に言われちゃった。

 

「うん、喜んで!

 ・・・えへへ、じつはわたしもお願いしようかなーって思ってたんだ」

 

「レイフィアは戦うだけじゃなくて魔法を使うこともできるんだよね。

 すごいなあ、わたしは戦うのしかできないもん」

 

「でも槍なら負けないよ!

よろしくね、レイフィア!」

 

 

そういえばレイフィアっていくつなのかな。

わたしよりちっちゃいけど、すごく落ち着いてるしもしかするとわたしよりお姉さんなのかも。

 

 

>「・・・ところで、あの人は良い人なのですか?」


 

あの人って・・・そっか、オートのことか。

 


「うん、もちろん!」

 

 

 「すっごくいい人だよ。

 とっても優しいし、物知りだし。

 いつもわたしを助けてくれるんだよ!」

 

 

「もちろんオートだけじゃなくてウードもシオンもヘリオンも、

 みんなみんないい人だよ!」

 

だからこそ、あの遺跡をみんなで無事に出られたんだと思う。

次またあの遺跡に行くことがあったら、またみんな揃って行くことができたらいいな。

 

 

「シオン、今回はありがとね!

 鍵開けたり、罠外したり、すごく助かったよ!」

 

 

「次もこうやっていっしょに冒険できるといいよね。

 えへへ、その時はまたよろしくね!」

 

シオンはすごかったなぁ。

鍵の開け方とかわたしにはぜんぜんわからないもん。

こういう場所なら罠の場所はなんとなーくわかるけど、ああいう場所だと何か鈍くなっちゃって。

だから大きな街とかで迷子になっちゃったりするのかな。

 

 

ーーーーーーーー

夜。

わたしは寝る番だけど、その前に。

 

「ねえ。オート、ウード。

 ちょっとだけいい?」

 

 

「その・・・ごめんね。

 あの時、勝手に飛び出そうとして。

 わたしひとりで何とかできる相手じゃないのに」 

 

 

あの時、御方って人と初めて会った時。

わたしたちなんて一瞬で倒しちゃうくらい強いってわかったけれど、どうしてもそうしたかったの。

 

「わたしが囮になって他のみんなが助かればそれでいい、って思ってたけど

 そういうのってちょっと違うよね」

 

1人が犠牲になって他の人が助かるよりも、

みんなでがんばってみんな生き残ったほうがいいって思う。

 

 

「色々考えたけどやっぱりわたしはみんないっしょがいいな。

 なにがあっても、3人いっしょ。

 どんな時もはなれない、誰かが犠牲になるよりもそういうのがいい。」

 

 

「もうわたし、二度と無茶なことはしないから。

 だからふたりも無茶はしないでね。

 約束だよ、約束」

 

 

「・・・眠くなってきちゃった。

 おやすみ、ふたりとも」

 

 

ーーーーーーーー

 

 

 

オランに帰ってきて、賢者の学院にわたしたちもいっしょに行った。

あの御方って人は自分のことは内緒にしてーって言ってたから、

ちょっとわかりづらい話になっちゃったみたい。

 

 

>「やりました、やりましたよ皆さん!」

 

でも、ヘリオンのやったことはちゃんと認められたみたい。

 

「よかったね、ヘリオン!」

 


>「それにしても、こうして皆が無事に帰ってこれたのは戦乙女の加護によるの>かもな。
>というのもな、エレアノール。ヘリオン君がお前のことを、まるでヴァルキリー>だと...」
 
>「要するに、強くて綺麗で可愛いって言われたんだよ。
> そんなことを言われて、お前はどう思うんだ?
> エレアノール」
 
 
そういえばシオンもわたしのこと戦乙女って呼んでくれてたっけ。
わたしもあんな風に強くかっこよく見えてた、ってことなのかな?
そんなにすごかったのかな、わたし。
 
 
「・・・ちょっと照れくさいけれど、もちろんうれしいよ。
 えへへ、ありがとうヘリオン」
 
 
綺麗で可愛いかぁ、えへへへ。
 
 
「でもヘリオンだって、わたしが知らないような事をたくさん知っててすごいよ!」
 
 
「わたしたちもヘリオンの知識にはよく助けられたし。
 ヘリオンはきっといい賢者さんになれるよ!」
 
 
 ヘリオンが今よりもっと偉くなってる頃には、わたしも今よりすごい戦士になれてるといいな。
本当のヴァルキリーみたいなすごい槍使いに。
 
 
 
 
ーPLー

うーん長い!

ではお疲れ様でした!

評価、感想等は別記事に!

 

ー報酬ー

基本1364点+1ゾロ30点+PT経験点100点+クリティカル御祝儀100点=1594点
 
・400ガメル(前金込み)+1080ガメル=1480ガメル
・銀製トライデント(11/16):売却価格900ガメル
  
頂きます!
 
○呼称不明(銘はご自由にお決めください!)
 形状       :トライデント
 製作者      :不明
 材質       :銀
 必要筋力/本来筋力:11/16
 魔力       :なし 
 取引価格     :1800ガメル(売却価格900ガメル)


 謎の遺跡で宝物として安置されていた三叉槍。
 長年置かれていたにも関わらず、黒ずみは全く見られ無い。
 小ぶりながらも研ぎ澄まされた刃を持ち、高い殺傷能力を持つ。

シオン [2013/06/22 12:32]

冗談だ--そう笑い、生命なきものの王の魔力で俺たちは外へと転移させられた。

ルーイ達と合流をした俺達は、行きの倍の人数となり帰路へと就く。

 

ベティの話に相槌を打ちながら、皆の、特に別働班だった者達の様子を聞く。

「エースの親分か・・・近々挨拶に行った方がいいのだろうか」

 

しかし、何の面識もない下っ端の俺が会いに行って大丈夫なのか?

・・・正直、今はまだ闇の奥へと踏み入れたくはないのだがな。

 

 

>「シオン、今回はありがとね!

> 鍵開けたり、罠外したり、すごく助かったよ!」

>「次もこうやっていっしょに冒険できるといいよね。

> えへへ、その時はまたよろしくね!」

 

「こちらこそ、エルの槍には助けてもらったからお互い様だな。

また一緒に仕事する時はよろしく頼む。」

 

道中のエルの賞賛に、こちらも賞賛で返す。

どこまでもまっすぐなエルは、見ていて時々眩し過ぎるくらいだ。

・・・特に俺のような裏の人間には。

オートはこういうところに強く魅かれたのかもしれないな。

 

 

 

賢者の学院へとルーイ達やヘリオンと共に報告へ向かうことになった。

・・・王との約束は勿論守っている。

アレは人の手に負える存在じゃない。・・・少なくとも俺達のようなひよっ子には。

 

導師に評価され、ルーイ、レイフィア、オートと共に報告書を作成するように求められる。

--要は学院に評価されたということだ。

 

>「やりました、やりましたよ皆さん!」

 

「よかったな、ヘリオン。

報告書の作成、頑張れよ。」

 

喜びの表情を俺達へと向けるヘリオンに、笑顔で賞賛を送った。

 

-PL-

皆様お疲れ様でした&ありがとうございました!

 

☆経験点:1384点

☆ガード・グラブ(スモール):売却価格750ガメル

☆現金1130ガメル

 

頂戴いたします。

セッション評価は8点とさせていただきます。

感想はまた後日という事で!

 

 

- - -

 

学院と後にして、一人郊外へと向かい、白騎士を鞘から解き放つ。

 

・・・俺はまだまだ未熟だ。

 

火炎魔神を貫いたエルの槍の軌跡を思い描き、突剣を振るう。

 

弱点を的確に貫く迷いの無い一撃。

いつかあれを自分の技術にできるように。

 

何度も何度も、身体に沁み込ませるように、剣を振るい続けた---

 

 

オート・メララ [2013/06/22 18:28]
あの不思議な遺跡の冒険が終わって、オランに帰ってからしばらくして...
私は無事、古代語魔術第三階位を修める事に成功したのだった。


「では、失礼します」


導師の目の前で、ひと通りの魔術を行使し、
魔術に対する心得や知識を試され、ついに試験が終わる。
少年時代に学院を落第して以来、私はこの手の『誰かに試される』というのが
大の苦手で、ようやく手にした学院の刻印入りスタッフに汗を滲ませながらの退出であった。


「きっと架空の絵図だと思ったろうなぁ」


『擬態』や『変装』に続く第三の幻術の魔法、『幻影』を行使して見せるにあたって
私が選んだ題材はあの魔神との戦いだった。



シオンの刺突剣"白騎士"が、盾を投げ捨てたウードの剣が魔神を怯ませ、

そこに疾風の如く踏み込んだエレアノールの長槍が魔神を磔にし、

魔神の持つ、物質界での仮初の肉体が消え失せ、

後には槍だけが残った...



その場面までを描き出したのだ。



「魔術以上の不可思議もあるのですよ、導師殿。
 くくく」


誰にも聞こえぬよう、研究室のドアを振り返りながら
私はそう、小声で呟いたのだった。

あの光景が本当にあった出来事なのだと、
スワローテイルと、そしてシオンだけが知っている。


────────────────────────────────


さて、第三階位を修めたからには、やらねばならぬ事がある。
使い魔との契約だ。

召喚術の触媒にと、普段から世話をしている野良猫の毛を引きぬいてから
私は自分の部屋に戻る。

私は猫が好きだ。

だが好きだからこそ、いつか使い魔を得る時には
猫は選ぶまいと思っていた。
冒険の中で、自分の愛する者が傷つくなど、
想像したくもなかったからだ。

だが...


「タビー。これからずっと、
 私と一緒にいれくれるか?」


...だが、好きだから遠ざけるという考えは、前回の冒険で私がエルに取った
態度を連想させた。それは人の自由や責任感を隠れ蓑にした、
ただの偽善、私の中の女々しさの発露そのものではなかったのか。
あの時ウードが怒気をはらんで呟いた言葉の行先は、
あれはお頭だけでなく、私に対してでもあった...そんな気がするのだ。


「悪いが、お前で練習させてくれ。
 きっと守ってやるから、さ」


愛するものを手元に置こうとする我儘と、
手元に招くからには守ってやりたいという願いと。

そんな気持ちを込めて、私は野良猫タビーを召喚したのだった。


「私かお前に何かあるまで、これで一心同体だ。
 私と...いや、私たちと一緒に戦ってくれ。
 タビー」


ウードと並び立つために、
エレアノールを守るために。

この子の名付け親の、大鷲の少年に語りかけるつもりで
私はタビーを膝に乗せたのだった。


────────────────────────────────


そうして、また再びの日常で。

私は学院の図書館から借りだした本の山を、ミノタウロス亭のテーブルに
積み上げていた。件の正体不明が何者だったのかを暴こうというのだ。
だが...


「ああー、さっぱり分からん。
 モヤ状の魔物なんていくらでも居るじゃないか」


まさに雲をつかむような話である。
エレアノールを襲ったあの怪物が、いや、そもそも本当に生命ある怪物なのかも
分からぬ『アレ』が一体何なのか。私は結局、調べることは出来なかった。

ウードに負けるならいつものことだが、最近の私はエレアノールにすら
とっさの知識で先んじられる事が増えてきている。
もっと頑張らねば、と発奮しての追調査だったのになぁ...トホホ。


「ウード、エレアノール!
 二人共手伝ってくれよ。 私と...」



「私とタビーだけじゃさっぱり分からん」



図鑑を開いて調べにあたる私の膝には、
『そんなモノよりわたしを見てよ』と落ち着かない、
私の使い魔・タビーが鎮座しているのだった。

タビーが、ニャンと鳴いた。


────────────────────────────────
-PLスキュラ-

やり残したことを消化!

・ファミリアを使用、『黒猫』を得る。
18:16:32 スキュラ@オート ファミリアー 2d6 Dice:2D6[1,2]=3

・判定に失敗したモンスターの追調査。
18:17:13 スキュラ@オート ギズモの図書館調査 2d6+3 Dice:2D6[2,6]+3=11
18:43:06 スキュラ@オート オブシディアンドッグの図書館 2d6+3 Dice:2D6[2,6]+3=11

・メイジスタッフ(10)を購入。
 -200G
ウード [2013/06/22 23:12]
>「色々考えたけどやっぱりわたしはみんないっしょがいいな。
> なにがあっても、3人いっしょ。
> どんな時もはなれない、誰かが犠牲になるよりもそういうのがいい。」

>「ウード。
> 地獄に落ちるときは道連れだ」


頭をかきかき。


「次またどうしようもない敵と会ったときには、
 なんとか三人そろってとんずらできる方法を考えるとするよ」

-----

>「やりました、やりましたよ皆さん!」


めでたしめでたし。
ヘリオンと握手して言う。


「よかったなヘリオン、おめでとさん。
 また何かあったら声かけてくれよな。
 こんごともスワローテイルをごひいきに」

-----

鞘の注文をして武具の店を出、シオンを追って郊外へ向かう。


「やあ、シオン。
 素振りばっかりってのもなんだし、よかったら手合わせといかないかい?
 ふたりならその手袋の具合も確かめられるだろ」


皆新しい力を得ようと貪欲に動いている。
俺もぼんやりとはしてられんよな。

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>「ウード、エレアノール!
> 二人共手伝ってくれよ。 私と...」
>「私とタビーだけじゃさっぱり分からん」


しばらく図書館で資料と格闘させられた。
本をぺらりぺらり。


「さーて...どうかねえ。
 それにしても、次はどんな奴が出てくるやら」


おかしな偽者野郎からはじまって精霊たちにゴブリンどもにダークエルフ。食人鬼ともやりあった。
試しの館の石従者には一撃くらったし、狼や赤禿鷲もなかなか狡猾だった。

クローディアのお姫さんにツインテールキャットのペルシャ(と今回のアテム、帰りにルーイに聞いた)、
彼らは敵対的じゃあなかったけど、もし戦う羽目になったら勝てなかっただろう。

んで魔神に魔界獣ときておまけに生命なきものの王ときたもんだ。
我ながらよく生き延びてるよ。

せっかくだ。次もその次も、ずっと三人揃って生き延びよう。

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PL:
シオンと合同訓練ーといいつつ次上げるのはプリ技能なんですけどね。
文献調査はわかりませんでした!
というわけでしめですおつかれさまでした!


・報酬
 ☆バスタードスード(12/17):売却価格560ガメル
 ☆ロングボウ(14/19):売却価格240ガメル
 ☆水晶石(2):売却価格480ガメル
 ☆現金700ガメル

・経験点
  基本1364点+1ゾロ二回20点+PT経験点100点 計1484点

受領いたします!

そして鞘をあつらえます。
鞘の値段の相場がよくわかりませんが、現在の所持金の端数の85ガメルを使うことにします。
これじゃ足りぬ!ということならばご指摘くださいませ。

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ダイス
サイゾウ@ウード : 文献調査:オブシ犬 2D6 → 2 + 5 + (4) = 11 (06/22-23:10:38)
サイゾウ@ウード : 文献調査:ギズモ 2D6 → 2 + 5 + (4) = 11 (06/22-23:11:23)