地下2階
細長い階段を下りる。
下りれば下りる程、じめじめと澱んだ空気は更に強くなる。
心無しか、肌寒さも増したような気がする。
階段を下りた先は、小部屋であった。
奥には鉄格子が見える。エレアノールが見つけた鍵は、
おそらく此処を開ける為のものだろう。
鉄格子近くの壁面には、ご丁寧にも下位古代語でこう書かれていた。
『この先、実験領域』
部屋の中央には人骨が斃れている。
纏った衣裳を見るに、此処の守衛だろう。
武具は鉄製だったようで朽ち果てている。
ウードはこの部屋に入ってから、微かな違和感を覚える。
ほんの微かに、何かが腐ったような臭いがするのだ。
仲間に問うても、返事ははっきりと返っては来ないだろう。
それ位、微かなものであった。
傍らに手鏡が落ちているのを発見した。
銀を磨いたもののようで、骨董品としての価値は高そうだ。
オートはその価値を正確に、金貨20枚程度と見積もった。
だが、それにしても何故守衛が手鏡を持っていたのか?
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【GMより】
では地下2階に進みました!
こちらはAルート、スワローテイル・シオンのルートになります。
-地下2階情報開示-
○精霊力は光、土及び精神のみ。火と水は持ち物次第。
○魔法の明かりで照らされているので視覚ペナルティーは発生しない。
○《シェイド》は召喚出来ない。
○《ダークネス》は範囲内だけ自然の状態に戻す=自然の暗闇状態。
○通路の幅は5m、高さも5m。横に並べるのは3人まで。
両手武器を振り回したいなら2人までとする。
【①の部屋】
○指定ダイス1=冒険者Lv+知力B
エル13、ウード6ゾロ!、オート10、シオン14、ヘリオン10
→ウードがほんの微かな腐敗臭に気付く。
○指定ダイス2=<捜索>
エル13、ウード11、オート9、シオン9、ヘリオン11
→銀の手鏡を発見!
○指定ダイス3=手鏡の<宝物鑑定>
エル11、ウード12、オート13、シオン11、ヘリオン10
→銀の手鏡の売却価格は400ガメルと判明!
地下2階進入時に調査済みとみなす。以下判定必要無し。
【②の部屋】
頑丈な鉄製の扉で閉ざされている。
扉には「失敗作」と下位古代語で記されている。
この部屋に入る者は、2d6を3回振る事。
【③の部屋】
頑丈な鉄製の扉で閉ざされている。
扉には「危険」と記されている。
この部屋に入る者は、2d6を3回振る事。
【④階段】
地下3階へと到る階段及び階段前の廊下。
この空間に進む者は、2d6を3回振る事。
-次回投稿に際して皆様ヘのお願い-
○次に向かう行き先を決定してください!手分けもOKです。
○隊列及び明かりの有無を宣言してください!
○GM指定のダイスを振り、添付してください!
シーフ関連のダイスは別振りでお願いします。
その他希望の行動があればどしどしどうぞ!
もしPCの自発的行動とGM指定ダイスの適用内容が重なった場合、
出目のよい方を採用し低い方を破棄させて頂きますので宜しくお願いします。
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上位カテゴリ「A.地下迷宮」へのチェックは不要です。
>『この先、実験領域』
「この先、実験領域...っと、そういえば
今日は全員、古代語が読めるんだったな」
古代王国の建造物で実験となれば、それはやはり魔法関連の実験になるのだろう。
呪文の研究か、アーティファクトの開発か、魔獣の類の合成か。
多くの場合、この手の研究施設は厳重な警備が敷かれている。
罠、守護者、さらには研究対象そのものが、敵として立ちふさがって来るかもしれない。
>「内から出ようした奴にやられたにしては鉄格子が閉まってるし、
> 外からの侵入者にやられたにしてはさっきの骸骨戦士は残ってた。
> うーん。まさか外との連絡を断たれて餓死したとかじゃあるまいな?」
「かつてこの遺跡で餓死者が発生したというには、
今まで通ってきた場所には、そのような痕跡は見当たらなかった。
内部での出来事だと思うが...ううむ」
施設内に一人閉じ込められての餓死・渇死となれば、
普通の人間は正気ではいられない。土を掘り返そうとしたり、普通なら
食べられないような物を食べようとしたり、なにかしら異常な行動に走るはずだ。
そしてそのような痕跡は、今のところ見つかっていない。
「扉や鍵を開け閉めできる何かが、この遺跡の中に住んでいるとか...
まだ分からんが、この守衛の死体は何かを表している気がするよ」
その意味が明らかになった時には手遅れ...なんて事にならなければ良いのだが。
「せめて、何が原因で死んだのか分かればいいんだが」
普段、内ポケットに隠してある星の聖印を握りながら
錆を退け衣を剥がし、朽ちた守衛の遺体を調べてみる。
.
.
.
>「皆、臭わないか?何かが腐ったような...」
「んん、よく分からんが...
するのか、なにか?」
常々「盗賊になっていれば大成しただろう」と思うウードの感覚は
信用するに値する。ウードがそう言うなら、それはそうなのだろう。
「腐敗臭か...しかし一体、何が腐敗しているんだ?
守衛の亡き骸なら完全に干からびていたが」
建設・放棄から数百年たったであろうこの遺跡だ。
腐るような肉を持った存在がいたとしても、それは時の流れで
すっかり乾燥するか、塵に帰っているはずだ。
となれば、魔法の力が働いた何かがあるのかもしれない。
「死霊魔術の不死人か、あるいは不浄の存在か...
守衛といい、きな臭くなってきたな」
鉄格子、2枚の扉、そして奥へと続く通路と階段を見渡す。
このいずれかに、守衛を殺すような何かがあるのだろうか。
.
.
.
>オート、その手鏡は値打ち物かい?」
「あ、ああ。
古代王国の銀鏡だな。
好事家ならそれなりの値段で買い取ってくれるだろう」
鏡、鏡か。
私も鏡は持っているが、それは主にヒゲを剃るときに使う物で、
この守衛のように、仕事中に持ち歩くような物ではない。
「まさかそういう趣味の持ち主...いやいや、芝居が凝り過ぎだな」
去年の5月祭の悪夢を思い出し、身震いする。
しかし、仕事中も鏡を手放さないような人物では無いのだとすれば、
彼はなぜ手鏡など持って守衛の任についていたのか?
「多分、仕事に必要だから手鏡を持ち歩いていたんだと思うが...?」
なにか、あと一歩で何かが分かる気がする。
あともう一つ、情報が手に入れば...
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鏡と遺骸を前にウンウン唸っていると、
ウードが次の方針を話し始めた。
>「この遺跡はどうやら何かの研究所みたいだ。> とすると管理室とか資料室のたぐいがあるんじゃないかと思うんだけどね。
「ふむ、確かに」
そのような部屋を見つけて情報を手に入れる事が出来れば、
無用な危険を冒さずに済むかもしれない。
> そうじゃないにしても、『危険』な部屋やら『失敗作』がある部屋に宝は置かんだろう。> 退路を断たれちゃ困るから、鉄の扉が簡単に開かないことを調べてもらってからだけど、> 先に地下三階を調べないかい?」>「俺たちは何か目的の品を求めてとか、魔物退治しに来たってわけじゃない。> 後で行くかどうかは置いといてさ、わざわざ警告されてる部屋にいきなり行かんでもいいんでないかい?
「この階層は飛ばす、ということか。
後背の安全を確保できるなら、それもいいかもしれんな...」
「実際にどうするかはともかく、
シオン、ザッと調べてみるか?」
扉と、扉の周辺。
それから階段への通路。
このあたりが、手がかりにしても罠にしても怪しい気がした。
> ...と思ったんだが、エル、どうしようか?」
「どうするんだ、エレアノール?」
────────────────────────────────
-PLスキュラ-
どうしましょうかーリーダー|д゚)ジジジー
失敗作ってアレかなーとか、手鏡ってアノ人かなーとか、
嫌な予感がビンビンしますね!
GMの事だから、そういう部屋にこそ思いもかけぬ何かがあるような気もしますが...(ゲフンゲフン
あと溶かされノールも面白くて良い気もしますが...(ゲフンゲフンゲフン
.
.
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以下、行動宣言。
・守衛の遺体の調査。
11:40:14 スキュラ@オート 守衛の遺骸を調べる 2d6+3 Dice:2D6[6,4]+3=13
11:41:09 スキュラ@オート ②に聞き耳 2d6+3 Dice:2D6[1,5]+3=911:41:19 スキュラ@オート ③に聞き耳 2d6+3 Dice:2D6[4,2]+3=9
・②と③付近の床を捜索。
扉の隙間からネバネバした何かが滲み出てないかとか、
11:41:30 スキュラ@オート ②周辺を捜索 2d6+3 Dice:2D6[4,6]+3=1311:41:41 スキュラ@オート ③周辺を捜索 2d6+3 Dice:2D6[6,2]+3=11
・②と③の扉に『ロック』の魔法。
自動的にドアが開いちゃう罠などがあると困るので、ロックで封鎖します。
23:42:58 スキュラ@オート ②にロック 2d6 Dice:2D6[2,3]=523:43:04 スキュラ@オート ③にロック 2d6 Dice:2D6[2,4]=6
.
.
.
『ロック』を掛けるまで無事進めたら、隊列を組んで④に向かいます。
とりあえずオートとヘリオンは後衛に。
殿はどうしましょうかー前衛の御三方?
移動に際しての調査はシオンにお願いし、シオンの達成値が⑩未満の時のみ
オートもシーフロールを行います。
1:41:54 スキュラ@オート ④で罠発見 2d6+3 Dice:2D6[5,3]+3=1123:39:42 スキュラ@オート 罠解除 2d6+3 Dice:2D6[2,5]+3=10
23:43:17 スキュラ@オート 指定ダイス 2d6 Dice:2D6[3,2]=523:43:27 スキュラ@オート 指定2 2d6 Dice:2D6[5,4]=923:43:34 スキュラ@オート 指定3 2d6 Dice:2D6[3,1]=4
23:43:51 スキュラ@ヘリオン 指定1 2d6 Dice:2D6[6,2]=823:43:56 スキュラ@ヘリオン 指定2 2d6 Dice:2D6[2,5]=723:44:01 スキュラ@ヘリオン 指定3 2d6 Dice:2D6[2,6]=8
以上、修正したのでした。
階段を降りた先は、また小部屋だった。
そこには白骨化した死体と・・・鉄格子。
更に書かれている文字は"この先、実験領域"か。
鉄格子は、さっき見つけた鍵で空くみたいだから問題はない。
だが実験領域となると、何が起きるかわからない・・・
ますます警戒する必要があるだろう。
しかしウードのいう異臭と、オートが見つけた手鏡の意味はなんだろうか・・・
そんなことをふと考えていると、ウードが先に3階へ降りようという提案をしてきた。
確かに、わざわざ危険と書かれている扉を開ける必要はないな。
オートも同意見のようだ。
「という事だが、ヘリオンもそれで構わないか?」
便乗相談日記。
オートにならって扉2、3の聞き耳。および付近の床の捜索をします。
(罠や何かの痕跡がないか)
その後は4へ直行希望ですが、エルの同意が得られなかったら、聞き耳と床捜索までで。
ダイスを持ち越しするからはGMにお任せします。
00:05:14 シオン 指定3 2d6
Dice:2D6[6,1]=7
00:05:08 シオン 指定2 2d6
Dice:2D6[1,3]=4
00:05:02 シオン 指定ダイス1 2d6
Dice:2D6[5,5]=10
00:04:52 シオン 4階段の罠捜索 2d6+5
Dice:2D6[2,6]+5=13
00:04:15 シオン 扉3聞き耳 2d6+5
Dice:2D6[5,1]+5=11
00:04:05 シオン 扉3付近の床捜索 2d6+5
Dice:2D6[6,5]+5=16
00:03:50 シオン 扉2聞き耳 2d6+5
Dice:2D6[2,2]+5=9
00:03:35 シオン 扉2付近の床捜索 2d6+5
Dice:2D6[2,3]+5=10
00:03:06 シオン 遺体捜索 2d6+5
Dice:2D6[4,4]+5=13
やっぱりダイスが微妙になってきましたねぇw
人の死体は今でも見るのはちょっと、つらい。
ずっと昔を生きてた人だけど、わたしたちと全然変わらないんだよね?
>「魂よ、安かれ」
「安らかに」
少しの間目をつぶった。
この人をちゃんと埋めてあげることはできないのかな。
>「皆、臭わないか?何かが腐ったような...」
「うん、えっとどこにしまったっけかな...あったあった」
鍵を取り出しながら、守衛の人を見る。
「・・・どうしてこの人、鍵を持ってなかったのかな」
単に忘れてたのかな。
それとも持ってくヒマがないくらい大変なことがあった?
ウードは、ここにある2つの部屋には入らなくてもいいんじゃないかって言ってる。
「えーっと・・・」
危険、失敗作・・・どっちも実験室と同じくらいイヤな響きの言葉。
わざわざ入ることはないとは思う。
「そうだね。
まずは奥まで行ってみようか」
「ヘリオンもそれでいい?」
ただ。
もしあの2つの部屋に今も何かがいるなら。
誰もいない場所に長い間、ずっと閉じ込められてるのはどんな気持ちなのかな。
ってちょっと思った。
わたしたちに倒されるのと、これからもずっとここに閉じ込められるの、
どっちが幸せなのかな。
ううん、ヘンなことを考えちゃダメだ。
早く下に降りないと。
ウードの言ってた腐った匂いを出す何かがいるのかもしれないし!
「じゃあここを開けるよ」
鉄格子の鍵穴に、鍵を差し込む。
-PL-
キャーフラレター(*ノωノ)
先に3階に降りた方がいい気がして来ました!
失敗作がアレだったとしたら鎧溶かされるノールも見てみたい気もしますが④番行きましょう!
隊列はB1と同じく
前 中 後
エル、シオン・・・ヘリオン、オート・・・ウード
でよろしいでしょうか?
予備ダイスは7、6、10でした。
指定ダイスその1ー 2d6
Dice:2D6[5,2]=7
その2- 2d6
Dice:2D6[2,4]=6
その3- 2d6
Dice:2D6[5,5]=10
「実際にどうするかはともかく、
シオン、ザッと調べてみるか?」
「そうだな・・・調べるだけ調べて、先に下に行くのがいいと思う。
余裕があれば戻ってきて調べればいいさ。」
「という事だが、ヘリオンもそれで構わないか?」
なんかでた!
>「誰か、ヤツの正体は分かったか!?」
「分かんないけど、とにかく戦うしかないよ!」
入り口のヤツも何だか分かんなかった。
さらに今は狭い遺跡の中でうまく動けない。
あの時以上に気をつけないと。
「じゃあオート、アレ!アレ使って!
アレだよ、武器が燃えるやつ!」
「何してくるか分かんないし早く終わらせちゃおう!
行こうシオン!」
-PL-
サイゾウさんまとめありがとうございます!
エレアノールはガンガン攻めることにいたします。
オートファイポンプリーズ!
ー宣言ー
開始位置は前衛。
装備は例によってパイクです。
・1R目は遅延強打+2。
2R目以降は強打+2。8以上のダメージを受けている場合は通常攻撃。
ターゲットはダメージの大きい方を優先。
見つけた守衛と思われる遺体を調べたものの、死因は解らなかった--
まぁ、時間が経ちすぎているし、これは仕方がないか。
ついで【失敗作】の扉前を調べる。
さすがに鉄の扉からは何も聞こえない、か。
扉前の床周辺も何も見つからない。
だが【危険】の扉前の床には、ある物を見つける事が出来た。
・・・鱗?
蛇の鱗だと思うが、この大きさからすると、幼生なのか・・・大きくはない種だろう。
>「ウロコだな。
オートも同意見のようだ。
何か危険を察知したオートが古代語魔法で施錠をする。
「消耗させてしまい、すまないな。」
オートに礼を言い、奥の階段方面へと向かった。
警戒しながら先頭を歩く。
鱗を見て、何やら考え続けるオート。
--何だ?
違和感がある。
はっきりと言えないが、嫌な予感がした。
背中がちりちりと疼く。
>「やっぱり臭う。皆、何かいるかもしれん」
咄嗟のウードの警告とほぼ同時に、"何か"が襲い掛かってきた!
>「誰か、ヤツの正体は分かったか!?」
>「分かんないけど、とにかく戦うしかないよ!」
「あんなモノは知らないな、すまない。
が、エルの言う通りだ。」
後退と同時に皆が口々に言葉を発する。
体勢を立て直すのは、今しかない。
>「エル!シオン!ちっとの怪我なら俺が治すから安心して戦ってくれ!
「二人とも、フォローは任せた。」
言って突剣を抜き放つ。
>「何してくるか分かんないし早く終わらせちゃおう!
>行こうシオン!」
「ああ、一気に終わらせる!」
-PL-
戦術案いつもありがとうございます。
【宣言】
前列で装備は銀製エストック。
1Rはエルと同対象に通常攻撃。
それ以降は狙われたのが1体なら通常攻撃。
0なら強打+2を、2体に狙われたら防御専念します。
何か特別なことがありましたら止めてください。
(武器攻撃が通じない等)
なに、これ。
火を飲み込んだみたいにのどが痛い。
>「エル!だいじょうぶか!」
「げほっげほ・・・うん。
まだだいじょうぶ」
すーはーと何回か深呼吸。
よし、まだちょっとノドが痛いけど悪い空気は出て行ったみたい。
「ふう、ありがとうオート」
よし、ここからが本番だよ!
「シオン、あいつに普通の武器は効かないみたい。
何か魔法を使ってみて」
「わたしの槍を嫌がってたみたいだから、多分火に弱いんだと思う」
「息はなるべく吸わないように気を付けて!」
手応えがないのはヘンな感じだけど、わたしはこのまま槍を振り回してればいいんだよね!
ガスを吸わないようにしていればたいしたことはないはず!
-PL-
わーい更に10点ゲットー!
ー宣言ー
ひたすら通常攻撃。
うーんシンプル。
回復&ストップのタイミングはお任せします!
たしかに謎の敵を突剣は貫いた。
が、まったく手ごたえは無かった。
・・・これは。
隣を見る。
--オートの魔力で炎を纏ったエルの槍は手傷を負わせているようだ。
>「シオン、あいつに普通の武器は効かないみたい。
>何か魔法を使ってみて」
「なら・・・」
オートの、エルの言葉を聞き、即座に精神を集中させ精霊語を紡ぎ始める--
『火蜥蜴よ、奴らを焼き尽くせ!』
-PL-
宣言
2R、3R共に、対象拡大ファイアボルト。
ただし敵を倒していたら、拡大は無し。
4R目はまだ2匹残っていたら、拡大無しのファイアボルトをダメージの大きい方に。
1匹ならそれ以降は抵抗専念。
「げほげほっ、終わったみたいだね。
みんな、だいじょうぶだった? げほっ、げほっ・・・」
イヤな空気は全部吐き出したみたいだけど、たくさん咳したせいで喉がちょっと痛い。
何だったんだろう、あれ。
実験っていうので作られたやつだったのかな。
>「エレアノールさん、大丈夫ですか!?」
「だいじょうぶ、ちょっと喉が痛いだけだよ」
爪や牙は鎧で防げるけど、毒は鎧でも防げないんだよね。
またああいうのが出たらイヤだな。
>「ゆっくりと飲んでください」
「いいの? ありがとう」
ごくごく。
ふう、水が体の中をキレイにしてくれてる気がする。
もう一回お礼を言って、水袋を返した。
「じゃあ、今度こそ下に降りようよ!」
>「エル、顔を見せてごらん」
「? うん」
もしかしてまだ具合悪そうなのかな、わたし。
さっき一回ウードに癒しの奇跡をしてもらったけど、その後も毒を吸っちゃったような気がするし。
>「...energia」
体の中のモヤモヤした感じが消えていく。
>「これでだいじょうぶ。さ、下におりよう」
「うん! ありがと、ウード!」
-PL-
まずは二階日記!
サイゾウさんキュアありがとうございますー
エレアノールHP15/15