【進行A08】守衛の部屋。
傷んだ扉の向こうで這いずり回る音を聞き、
5人は一路「守衛」と刻まれた扉へと引き返す。
シオンは盗賊ギルドで習い覚えた技術を如何無く発揮し、
眼前の扉について精密な調査を試みる。
その結果、罠は無いが鍵は掛かっていた事が判明した。
シオンは鮮やかな手際で鍵を開錠した。
「流石ですね、シオンさん」
その様子を後ろからわくわくした表情で覗きこんでいたヘリオンであった。
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周囲に警戒しながら、慎重に扉を開け、中に入る。
中はこじんまりとした生活空間の様に思えた。
部屋に入ってすぐ横には引き出し。
奥には朽ちかけた寝台。
その隣には小振りな机と椅子。
所どころには蜘蛛の巣が掛かり、この部屋が長年放置されて来たのが分かる。
机の上には錆びついた鍵束が放り出されていた。
エレアノールは、この鍵が牢屋の錠前のような予感がする。
何故だと問われても、根拠ははっきりと言えないのだが...
引き出しを開けて見ると、球形に磨き込まれた小振りの青色の水晶を見つける。
「これは...水晶石ですね。残された力は、僅かなようですが」
賢者としての博識を披露するヘリオン。
曰く、炎の力から身を守ってくれる品だそうだ。
ウードは扉の傍に居て、後方の警戒にあたる。
だが、室内の調査の様子を見て所々に参加はしていた。
引き出しから水晶石を取り出し、皆が眺めている瞬間、
引き出しが上げ底になっているのに気付いたのは僥倖だったろう。
それは一歩引いた所から見ていたお陰かも知れない。
引き出しの底から出て来た物。
それは宝石が入った革袋だった。
小振りな物が幾つか入っている。
オートとシオンの見立てでは価値は金貨10枚、と言った所だろう。
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収穫出来たのは大体こんな感じだ。
さあ、次は何処へ移動しよう?
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【GMより】
それでは②「守衛」に進みました!
こちらはAルート、スワローテイル・シオンのルートになります。
せっかくなので予備ダイスも使用させて頂きました。
部屋は無人、細々とした物が色々獲得出来ましたよ!
シオンは1ゾロで経験点10点ゲットです(笑)
ウードの6ゾロはボーナス発見、といった使い方をさせて貰いました!
【各種判定結果】
○<罠発見><罠解除>は使用しなかった為破棄!
○<鍵開け>シオン15、オート11
→シオンの手によって開錠!
○指定ダイス1=鍵束の<知識>エル6ゾロ!ウード11、オート11、シオン10、ヘリオン12
→牢屋の錠前である事が判明!
○指定ダイス2=水晶石の<知識>エル8、ウード10、オート9、シオン6、ヘリオン17
→残り2点の水晶石を獲得!
○指定ダイス3=引き出しの上げ底に気付くか<シーフ+知力B>
エル5、ウード6ゾロ!オート11、シオン1ゾロ!ヘリオン11
→宝石が入った革袋を発見!
○予備ダイス1=宝石の<宝物鑑定>オート11、シオン11
→宝石の価値は売価500ガメル相当と判明!
○予備ダイス2=破棄!
-次回投稿に際して皆様ヘのお願い-
○次に向かう行き先を決定してください!
○GM指定のダイスを振り、添付してください!
指定ダイスも含めてヘリオンの代振りをお願いします!
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