足音の主

シオン [2013/05/06 19:16]

この朽ちた扉にも鍵はかかっていた。

・・・だが、この程度の構造なら問題ない

再びすんなり開錠に成功する。

 

扉を開けると、足音の主・・・巨大な百足が二匹蠢いていた。

 

>「連中はまだ此方に気がついていません、一気に畳みかけましょう。
> あいつらに噛まれると厄介な事になりますから」

 

ヘリオンの言葉を受け、仲間に目線で合図すると、ウードとエルが突入するようだ。

なら・・・

「俺は見張りに回るよ。

・・・二人とも気をつけろよ。」

 

そう言いながら、ウードの為に場所を空けた。

 

-PL-

作戦通りの観戦モードです。

後列に下がって、主に4の間の方向を警戒しておきます。

がんばれー。

 

- - -

 

エルのつぶやきにオートが得意げに薀蓄を披露する--

 

「オート、戦闘前は止めておけ。

・・・士気が下がっても知らんぞ。」

 

軽く胸の辺りを小突いてやった。