戦利品は

シオン [2013/05/13 21:42]

この部屋が朽ちているのは、まだ工事途中であったとオートが推測する。

岩壁には力任せに削っていた跡が残されていた。

 

それで、この雑多な状況が出来上がった訳か。

となると、何故途中で工事が終わったのかと新たな疑問が出てくるのだが。

まぁ、それはいいだろう。

こんな考察をしてしまうのは、なまじ本を読んで過ごしていたせいだろうか・・・

 

戸棚を注意深く調べると、木箱の中から動物の描かれている石が見つかった。

どうやら、石従者を特別な形で作り上げるものらしい。

オートが興味深そうに見ているので、そのまま持たせておく事にして、もう少し戸棚を調べてみる。

 

下の方の錆びた工具の中から、一本の鶴嘴を見つけた。

これだけはまだ使えるようだが・・・何だ?

埃を拭えば、それは銀で出来ている業物だった。

俺が使うには重過ぎるが、俺には既に"相棒"がいる。

 

「エル、ウード、銀製の鶴嘴が見つかったが使ってみるか?」

 

普通の武器では傷つけられない魔物もいるという。

銀製の武器は持っていても損はないだろう。

 

 

部屋を調べ終り、一度廊下で作戦会議をする。

 
>「突き当りの『誰か』は待っていてくれるか。
> ありがたい事だ」

 

「では、このまま全員で『誰か』さんに挨拶しにいくか。」

オートのつぶやきにそう返し、白騎士を鞘から抜き放った--

 

 

-PL-

④へ行きますよ日記。

隊列はスキュラさんのいう通り、サイゾウさんの案で。

 

21:58:40 シオン ダイス3 2d6 Dice:2D6[1,5]=6

21:58:36 シオン ダイス2 2d6 Dice:2D6[4,2]=6

21:58:29 シオン 部屋4指定ダイス 2d6 Dice:2D6[4,4]=8

 

何が出るかな。