【進行A06】地下1階。

GM [2013/04/22 23:49]

「ヘリオン君、いまのうちに先を調べよう。
 どうやら今は皆、絶好調のようだからな」

「はい、そうしましょう」

オートの言葉に、緊張を新たにするヘリオンであった。

「入ったら自動的に閉まっちまうなんてオチはないだろな?」

「ドカーン!ってバクハツしたりしないよね?」

「何、扉が閉まったのなら、きっと出口は別にあるって事さ。
 しかし爆発は勘弁してもらいたいがな・・・」

「確かに爆発は勘弁して欲しいですね!」

軽口を叩き合う面々に、ヘリオンも加わる。
洒落で終わればよいのだが。

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5人は、鉄扉の奥へと踏み込む。
ひんやりとした、湿った空気が身に纏わりつく。

地下迷宮・地下1階公開用.png

中は岩盤をくり抜いて作られた通路が続いていた。
3人位までなら並んで歩けそうだ。槍を振り回すなら2人か。
天井はそれなりに高い。パイクを真っ直ぐ立てても、多少の余裕がある。
エレアノールには嬉しい事だろう。

通路の天井は白色に発光している。魔法の照明が今でも起動しているようだ。
シオンは、この空間では闇の精霊を呼び出すのが困難な事を感じるだろう。

さて、通路をしばらく進むと、右手に2つの扉があるのを発見する。
扉は両方とも木製だ。だが長い年月の経過を感じさせない。
まるで新品のようだ。

2つの扉の奥には、右ヘの曲がり角。
直進して行くと、正面にまた木製の扉が見つかる。
だが、この扉は酷く傷んでいる。年月の影響をもろに受けているようだ。

傷んだ扉からは、更に通路が続いている。
行き止まりには、開けた空間。小部屋程度の広さはありそうだ。
其処に、何者かが居る...

さあ、何処から捜索を開始しよう?

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【GMより】

お待たせして申し訳ありませんでした、ダンジョン進入です!
こちらはAルート、スワローテイル・シオンのルートになります。

-地下1階情報開示-

○精霊力は光、土及び精神のみ。火と水は持ち物次第。
○魔法の明かりで照らされているので視覚ペナルティーは発生しない。
○《シェイド》は召喚出来ない。
○《ダークネス》は範囲内だけ自然の状態に戻す=自然の暗闇状態。
○通路の幅は5m、高さも5m。横に並べるのは3人まで。
 両手武器を振り回したいなら2人までとする。

【①の部屋】
 綺麗な木製の扉で閉ざされている。
 扉には「移送の間」と下位古代語で記されている。
 この部屋に入る者は、2d6を3回振る事。 

【②の部屋】
 綺麗な木製の扉で閉ざされている。
 扉には「守衛」と下位古代語で記されている。
 この部屋に入る者は、2d6を3回振る事。

【③の部屋】
 傷んだ木製の扉で閉ざされている。
 扉には何か記されていたようだが、消えかけていて読み取る事は出来ない。
 この部屋に入る者は、2d6を3回振る事。

【④の部屋】
 広間のようになった空間に何者かが居る。
 この部屋に入る者は、2d6を3回振る事。

-次回投稿に際して皆様ヘのお願い-

○次に向かう行き先を決定してください!手分けもOKです。
○隊列及び明かりの有無を宣言してください!
○GM指定のダイスを振り、添付してください!
 シーフ関連のダイスは別振りでお願いします。

その他希望の行動があればどしどしどうぞ!
もしPCの自発的行動とGM指定ダイスの適用内容が重なった場合、
出目のよい方を採用し低い方を破棄させて頂きますので宜しくお願いします。

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