【進行A22】精製室。
GM
[2013/06/06 10:55]
「まぁ、その魔方陣とやらが見つかったら、また調べてみればいいさ。
地図が遺跡発見の鍵だったように、
魔方陣に近づけないと解らないかもしれないしな」
「そうですね、シオンさん。僕もそう思います。
精製室を調べてから、その時に考えましょう」
次の行き場所については、精製室という事で意見の一致を見た。
***********************************
精製室。
入口の扉は、研究室と同様無残にひしゃげていた。物音もしない。
だが油断せず、罠の有無は確認する。
罠は...あった。
床の特定の場所を踏むと、猛毒のガスが噴き出す仕組みだ。
分かってしまえば問題無い。問題無いと思ったが...
シオンは罠の解除に失敗してしまった。
咄嗟に口を押さえて大量に吸い込むのは防げたが、
それでも防ぎきる事は出来なかった。
鼻・喉が焼けるような苦しみに襲われる。
「シオンさん!大丈夫ですか!?」
ヘリオンがシオンの元に駆けつける。
幸い、命に別状は無いようだ。
「よかった...」
その顔に、安堵の表情が広がった。
***********************************
精製室の中も、惨々たる有様であった。
地震のせいかあらゆる物が倒れ、壊れ、散らかっている。
精製に使われたと思われる器材も例外では無い。
零れた薬品の類は乾燥してしまったようだ。
まだ何か、役に立つ物や手掛かりがあるかも知れない。
5人は瓦礫の山と化した空間を丁寧に調べていく。
半刻ほども探した後、オートとシオンは発見する。
それは破損していない、硝子の容器であった。
何か薬品を入れたり保管する為のもののように思う。
容器は複数発見出来た。それなりの価値があるだろう。
その他、部屋の奥に一際大きな磁器の壷があるのに気付いた。しかも2個。
壷は落ちてきた天井の破片によって半ば粉砕されている。
近づくと、シオンとウードは嗅ぎ覚えのある強烈な異臭を感じた事だろう。
「これ...階段の所で戦った怪物が入っていたんですかね?
地震の影響で壷が割れて、彷徨うようになったのかな」
ヘリオンが推論を展開する。あながち外れても居なさそうだ。
破片をよく調べるとこんな下位古代語が刻まれている。
『危険...取り扱い注意...劇物...失敗作...天地無用...』
===================================
【GMより】
それでは①精製室に進みました!
こちらはAルート、スワローテイル・シオンのルートになります。
シオンの毒ガス罠への抵抗には前回の予備ダイス1、出目9を採用しました。
なので抵抗成功扱いです。せっかく振ってくれたので!
本文の通りの情報とアイテムを得ました。
さあ、次はどちらへ向かいますか?
【各種判定結果】
○屋外からの<聞き耳>精製室:オート8
→怪しい物音は聞こえない。
○①扉<罠発見>:オート12、シオン13
→毒ガスが噴き出す罠を発見!
○①扉<罠解除>:オート6、シオン10
→罠発動!シオンが1点ダメージを受ける。
○①扉<鍵開け>:オート9
→半壊している為、鍵は掛かっていなかった。
○指定ダイス1=精製室内の<捜索>
エレアノール4、ウード5、オート14、シオン12、ヘリオン9
→ガラス製のフラスコセットを入手!
○指定ダイス2=半壊した壷の調査(セージ技能)
エレアノール6、ウード14、オート10、シオン14、ヘリオン15
→2階階段で遭遇した正体不明が納まっていたのでは?と思った。
○指定ダイス3=未使用、破棄
-入手アイテム-
○ガラス製のフラスコセット...売却価格500ガメル
-HP及びMPの管理-
エレアノール:HP 15/15 MP13/13
ウード :HP 15/15 MP13/13
オート :HP 11/11 MP11/20
シオン :HP 16/17 MP12/18
ヘリオン :HP 12/12 MP 4/11
-次回投稿に際して皆様ヘのお願い-
○次に向かう行き先を決定してください!
○GM指定のダイスを振り、添付してください!
指定ダイスも含めてヘリオンの代振りをお願いします!
この記事への返信は「地下3階」にチェックを入れて投稿してください。
上位カテゴリ「A.地下迷宮」へのチェックは不要です。
【ダイスチャットからの添付】
10:08:40 テッピン@GM シオンダメージ。 r0+3 Dice:R0[2,4:1]+3=4
10:08:49 テッピン@GM 1点。