手厚い洗礼

シオン [2013/06/07 21:24]

研究室を後にして、精製室へと向かう。

そんな俺達を先程と同じように半壊した鉄の扉が待ち受けていた。

この分なら鍵は大丈夫だろう。

罠は、ある。

・・・成る程、床と連動する仕組みか。特定の部分を踏むと、脇から毒ガスが出る、か。

 

なら、ここをこうして・・・っと、しまっ

 

疲れか油断か、手違いで罠が発動する!

 

「・・・ごほっ、げほっ・・・」

 

喉が焼けるように痛い。・・・全く無様なものだ。

もし親父に見られたら、呆れられるな、これは。

 

>「シオンさん!大丈夫ですか!?」
 
>「すまん、ここまでずっと頼りきりだったからな。
> 疲れてきたろう?」
 
>「シオン、癒しの奇跡は回数に限度がある。
> この先番人がいるのは間違いないみたいだし、すまんがもうちっと辛抱してくれ」

「大丈夫だ。少し吸い込んだだけだからな。
・・・皆は大丈夫でよかったよ。」
 
心配をかけて仲間に頭を下げる。
・・・まったく、不注意で仲間に傷を負わせるところだった。
オートの薬草飴が苦く口の中へと広がった---
 
 

 

精製室の中を、地震で荒れ果てていた。

瓦礫や破片を掻き分けながら部屋を捜索する。

見つかったのは、幾つかの硝子の容器だった。

硝子って確か珍しい物だったはずだよな・・・

文献の知識と、ドルフィン号でのアネットの言葉が頭に浮かんでくる。

 

部屋の隅には、異臭を放つ磁器の割れた壺が転がっていた。 

 

>「これ...階段の所で戦った怪物が入っていたんですかね?
> 地震の影響で壷が割れて、彷徨うようになったのかな

>「この腐ったような臭いといい、たぶんそうだろうね。
> こんな壷じゃなくてさ、もっと硬いもんに封じてくれればいいのにな

 

「確かにな。

・・・これじゃなければいけない理由でもあったのかもしれないな。」

 

そんな俺達の会話を脇に、オートが硝子の容器に目を輝かせていた。

 

「オート。・・・戦闘で割れないように気をつけろよ。」

 

 

>「ヘリオン君、宝物庫を暴きたい。
 良いかね?」

>「んじゃあご対面といこうかね」

 

「ああ。いよいよ本命だな。」

 

ウードが前列へと出る。

そして俺達は、宝物庫の前に来た。

 

 

-PL-

宝物庫へ!

 

21:45:41 シオン 知名度 2d6+3 Dice:2D6[5,5]+3=13

21:44:57 シオン 聞き耳 2d6+5 Dice:2D6[6,4]+5=15

21:43:58 シオン 罠解除 2d6+6 Dice:2D6[6,4]+6=16

21:43:51 シオン 罠発見 2d6+5 Dice:2D6[3,3]+5=11

21:43:42 シオン 鍵開け 2d6+6 Dice:2D6[1,4]+6=11

21:42:23 シオン 指定3 2d6 Dice:2D6[4,3]=7

21:42:18 シオン 指定2 2d6 Dice:2D6[1,5]=6

21:42:09 シオン 宝物庫指定D 2d6 Dice:2D6[6,5]=11

 

ダイス目が落ちてきております・・・

ここに来て、幾つか修正値を間違えてた事に気づきましたw