必殺奥義木っ端微塵槍
魔神のことはよくは知らないけど、強いっていうのは聞いたことがある。
魔法も使うし、火を吹いたりもするんだって。
はやく倒さないときっと大変なことになる。
だから、今回はちょっとだけ無茶をしてみる。
ちょっとくらいの攻撃なら鎧がなんとかしてくれるし、それにウードがいるから。
「よし、行くぞっ!」
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爪で深く引っかかれたりしながら、ひとつふたつ、と魔界獣を貫く。
もう残ってるのは魔神だけ!
さっきの魔界獣と同じで、思いっきり突けばいいんだよね!
これ以上変なことはさせない!
「くらえ!!」
わたしの全力の突きはしっかりと魔神に届いてた。手応えがあった。
そしてぐしゃあ、ってすごい音がして、少しだけ体が浮いて。
魔神はぐちゃぐちゃになった。
「倒したみたい・・・多分」
「みんなだいじょうぶ?
・・・あれ?ヘンだな、抜けない」
少し引っ張っただけじゃ槍はぜんぜん抜けない。
もしかして後ろの壁まで刺さってるのかな。・・・刺さってそう。
ってどうしよう遺跡壊しちゃった!
ううん、そんなことよりも早く槍を抜いてあげないと。
「よい、しょっと!・・・抜けた!」
ちょっとだけ壁のカケラがパラパラ落ちたりしたけど何とか抜けた!
「ううん、ウードが引きつけてくれたから思いっきり攻撃できたんだと思う。
みんなのおかげだよ」
>「さすがは小さな勇者のエルだ。また一つ伝説ができたじゃないか」
「えへへ、そうかな?」
伝説かあ・・・あんまりピンとこないけど、こうやって誰かのことを守ることができて
それで誰かに褒めてもらえるのが嬉しい。
これからも、がんばろう!
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この部屋には魔方陣と宝箱がある。
宝箱はけっこう大きくて、がんばればわたしが入っちゃいそうなくらい。
宝箱に罠とかはなさそうだって。守護者がいるからなくてもいいかって思ったのかな。
中には何が入ってるのかな!
「槍と弓と手袋だね。
どういうモノなのかな」
って考えてると、どこかから声が聞こえてきた。
この声の人があの日記とかに書いてあった御方って人なのかな。
>「シオンとエレアノールはどうだ?」
「ちょっと怖いけど行こうよ。
せっかく会いたいって言われたんだし」
「それにわたし、ここのことをぜんぶ知りたい」
招待してくれた人がクローディアみたいに友だちになれるような人だったらいいと思うんだけど、それはなさそう。
だって、ずっとわたしたちのことを見て楽しんでたっていう人だし。
ちょっと、怖い。けど、行ってみたい。
-PL-
よし、行っちゃいましょう!
宝ダイスは槍:6、弓:8、手袋:10でした。
指定ダイスは7,5,8です。
ーダイスー
ニカ@エレアノール 槍ー 2d6+3
Dice:2D6[1,2]+3=6
ニカ@エレアノール 弓ー 2d6+3
Dice:2D6[2,3]+3=8
ニカ@エレアノール 手袋ー 2d6+3
Dice:2D6[2,5]+3=10
ニカ@エレアノール 指定その1- 2d6
Dice:2D6[1,6]=7
ニカ@エレアノール その2- 2d6
Dice:2D6[2,3]=5
ニカ@エレアノール その3ー 2d6
Dice:2D6[5,3]=8
ニカ@エレアノール くっ、槍で6ゾロ出したら面白かったのに...!