勝因は戦乙女の槍
宝物庫の番人は、火炎魔神と異界の魔物だった。
魔神が遺跡の番人に召還されると文献で読んだ事はあるが・・・
実際にお目にかかると、厄介だな、これは。
戦いは過酷を極めた。
俺の突剣は異界の魔物を捉えるも、なかなか手傷を負わせる事はできない。
逆に豪腕から繰り出される鉤爪が俺を引き裂く--
「くっ・・・この!」
ウードの癒しの奇跡が傷を癒し、
オートの魔術が俺達を援護し、
エルの槍が異界の生物の一匹を打ち倒す。
その間に火炎魔神の炎が、暗黒神の奇跡が俺達に牙を向く。
俺は手の空いたエルの援護を受けて、もう一匹の異界の生物を倒し、火炎魔神へと刃を突き出す。
「在るべき場所へ還れ!」
白騎士が火炎魔神の皮膚を切り裂き、一瞬の隙が出来たその時--
>「くらえ!!」
エルの魔力を帯びた槍が魔神を貫き、その勢いのまま壁まで縫い付けた。
その衝撃で魔神の肉体は砕け散った・・・
・・・まったく、この娘は凄いとしかいいようが無いな。
この小さな身体の何処にこんな力があるのやら。
>「ああ、それは良いな。
「同感だな。」
剣を納めながら、そう漏らす。
>「さすがは小さな勇者のエルだ。また一つ伝説ができたじゃないか」
>「えへへ、そうかな?」
「ああ、本当に、真近で見ると凄まじいな。
助かったよ。さすがスワローテイルの戦乙女だ。」
「いや、なにも無いようだ。」
「そうみたいだな、古代の魔術師にとって俺達蛮族の戦いなんか、余興に過ぎないのだろうさ。」
「ああ、こっちは命を賭けたんだ。その分の報酬は頂くさ。」
中には槍と弓、そして手袋が入っていた。
やはりオートが興味深げにしげしげと手にとっている。
とりあえず任せておく、か。
やがて、何処からともなく声が聞こえてくる。
噂の御主人様からの御招待という訳か・・・
>「シオンとエレアノールはどうだ?」
>「ちょっと怖いけど行こうよ。
>せっかく会いたいって言われたんだし」
「そうだな。行くか。
この様子なら、取って喰われる事もないだろうしな。」
-PL-
お招きに預かりましょう。
11:30:12 シオン なんという期待値・・・
11:29:57 シオン 指定3 2d6
Dice:2D6[4,3]=7
11:29:51 シオン 指定2 2d6
Dice:2D6[6,2]=8
11:29:47 シオン 指定1 2d6
Dice:2D6[5,3]=8
11:29:41 シオン 手袋 2d6
Dice:2D6[4,3]=7
11:29:33 シオン 弓 2d6
Dice:2D6[5,2]=7
11:29:28 シオン 槍 2d6
Dice:2D6[2,6]=8
どうしてこの目が戦闘中に出ないんでしょう(笑)