古代遊戯

ルーイ [2013/05/02 17:07]

扉の中から、意志のある声が聞こえた。それだけでも驚いたけど、更にはゲームに付き合えという。相手は古代王国の魔術師だろうか、ゴーストだ。初めて見る。いろいろ話を聞いてみたい。得られるものは計り知れないだろう。そのためには。

彼を、負かすしかないってわけだ。

この好奇心を刺激される部屋を調べ回りたい欲求を抑えて、先陣を切るレイフィア先輩を見守る。先輩は、ゲームのやり方を身をもって示してくれた。結果は負けたけど、これでいい。オレたちはチームなんだから。

「後は任せて下さい、先輩。
 おかげで攻略法が見えました」

少し魂が抜けかけてる気もしたけど、にっこり笑い、ぱん、と先輩の手を打って交代した。

「ルーイです。あなたの名前を聞いても?」

対面に座する。

「オレも魔術師の端くれです。カストゥールの先輩からは、学びたいことがたくさんあるんです」

じゃら、とキレイな玉を掴み、感触を楽しむ。


「さあ、やりましょう」

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PLより
スマホから!
ダイス添付はご容赦下さい。
無事2勝ですね!
先輩を立ててみるテスト(笑)