【進行B21】階段を守る者たち。
GM
[2013/06/05 23:09]
レイフィアとルーイは円盾について調べる。
魔力が掛かっているのは疑い無い。
その他に特別な力は付与されていないようだ。
紋章が気になる所ではある。だが、よく分からない...
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「痛む?ミユが癒してくれたよ、ベティさん。なんとか、先輩とミユが踏ん張ってくれた」
「まだ痛むけど、大丈夫。ルーイ、心配かけたね。
ミユ、レイフィア、有り難うね」
意識を取り戻し、ゆっくりと身体を起こしながら、
ベティはルーイにぎこちない笑みを返す。
「盾はミユか――一旦、ベティさんが持つ方がいいかもね。強敵が出たら、アドバンテージになるし」
「そうだね。ミユが持っておくといいと思うよ。
私が倒れてもこうやって傷は治して貰えるけど、
ミユが倒れたら私たちはおしまいだし」
ルーイの意見にベティは賛同する。
「オレには戦士の素質がないみたいなんだ。剣を振ってみたことはあるんだけど、なんというか、てんでダメでさ」
「人それぞれ、だからね。
その代わり、あんたには図抜けた頭脳と魔法の才がある。
それでいいじゃないか、世の中の全ての男が筋骨隆々でなきゃいけない
決まりもないしね」
私みたいながさつで大雑把な女も居るんだからさ、と付け加えた。
「ベティさんが動けるようになったら、3階に行ってみよう。とにかく出口を確保しないと。窓から出られれば魔法でどうとでもできるけど―――」
さて、レイフィアは塔の外で待機させているアーデルハイトに呼び掛け、
塔の構造を外側から確認してみた。
塔は、高さとしてはそんなに高くは無さそうだ。
それでも、オランの家屋で言えば5階じゃ利かないだろう。
窓は...見当たらない。
「まだ上があるみたいですね。そろそろ進みますか?」
「行こう。こう言う場所じゃ、進んだ方がいいんだ」
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3階へと続く階段へと到着する。
『証ハアルヨウダナ』
『3階ニ進ムガヨイ』
4人を出向かえたのは、2体の人型の異形であった。
青銅色の肌、長い尾。手にしているのは淡い輝きを放つ剣。
剣に魔力が込められている事は疑い無いだろう。
柄には地図や盾と同じ紋章が刻まれている。
ルーイは経験から、レイフィアは怪獣図鑑の知識から、
その正体を把握する。異世界から召喚されし魔神、グルネルだ。
「証をきちんと貰ってなかったら、魔神と戦う羽目になった、
って事かい?おっかないねえ...」
声を潜め、ベティがぞっとしない様子で呟く。
4人を見送り、グルネルは動かない。契約には忠実なのだ。
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【GMより】
では3階に進む、という事で進めますね。
こちらはBルート、レイフィア・ミユ・ルーイのルートになります。
【各種判定結果】
○紋章の盾の<宝物鑑定>ルーイ16、レイフィア13
→本文の通りの情報を得る。
○指定ダイス1=<怪物判定>ルーイ既知、レイフィア自動成功、ミユ7、ベティ9
→魔神グルネルと判明!
○指定ダイス2=<宝物鑑定>ルーイ12、レイフィア11、ミユ15、ベティ6
→本文の通りの情報を得る。+1の魔剣。
○指定ダイス3=未使用、破棄
※シーフ関連ダイスは全て未使用、破棄しました。
【質疑応答】
○塔の高さは?
→メタ的な回答で4階建てと言う事が分かっておりますが、
高さで言うなら40m程とお考えください。
○窓はある?
→本文の通り、ありません。
これは本文の通り、特殊な目的で建造されたものだからです。
-HP及びMPの管理-
レイフィア:HP 11/13 MP16/17 アリス:MP3/3
ルーイ :HP 11/11 MP20/20 ローエ:MP1/3
ミユ :HP 18/18 MP10/20
ベティ :HP 9/14 MP14/14
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