立たざるべきもの
ボーンサーバントの動きは、一人前といえる戦士のそれだ。
つまり、オレなんか歯牙にもかけないレベル。
でも、耐えることに集中すれば、何十秒かは持つ。
その間に、ミユが壊してくれれば、オレの勝ちってわけだ。
4回。
「ごめん、限界・・・!」
ミユに任せて、結局下がる。
殴られたあばらや防御した右腕が痛い。
死ぬ。
―――何が耐えれば勝ちだ。
魔術師が、前線に立った時点で負けだろう?
倒れるベティさんと、限界に達しそうな先輩を見て、歯を食いしばり過ぎた。
さっきとは別の、血の味がした。
何度魔法を使おうと思ったか。
でも、それをやったら、全て無駄になる。
「がんばって・・・先輩!ミユ!」
オレは、声を振り絞って叫ぶことしかできなかった。
* * *
―――待て―――
意思のある声が響く。
戦いは、お目こぼしという意味で、終わった。
試練が通ればそれでいい。
勝敗にこだわるのは無意味だ。
でも。
「ありがと、ミユ。
助かったよ」
ミユの癒しを受けて、身体が一気に軽くなった。
でも、傷で集中力が乱れたのか、うまくいかなかったみたいだ。
ベティさんが息を吹き返して、心底ほっとした。
「痛む?
ミユが癒してくれたよ、ベティさん。
なんとか、先輩とミユが踏ん張ってくれた」
オレの応援が効いたね、なんて軽口はとても言える気分じゃない。
「盾はミユか――一旦、ベティさんが持つ方がいいかもね。
強敵が出たら、アドバンテージになるし」
塔を出たら、所有者は決めればいい。
「オレには戦士の素質がないみたいなんだ。
剣を振ってみたことはあるんだけど、なんというか、てんでダメでさ」
身体が付いていかないんだよな。
筋力がないのは勿論そうなんだけど。
それだけじゃないんだ。
「ベティさんが動けるようになったら、3階に行ってみよう。
とにかく出口を確保しないと。
窓から出られれば魔法でどうとでもできるけど―――」
どうだろう。
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PLより:
ひゃっほう、スモシ+1!
とりあえずミユが持ってればいいと思います。
これからの敵を見て、ベティのスモシとスイッチして使えばいいかなと。
ルーイには、いりませんw
MP的に今休む必要性は薄いかなーと思います。
というより、休む場所があるのかという・・・w
ミユもまだキュア4回は使えるので、進んじゃいませんか。
あとKIMさん、キュアの回復は10レーティングなので、ダイスの出目そのままじゃないですよー。
ベティHP9/14
レイフィアHP11/13
ルーイ・ミユ全快
かしら。
とは言っても消耗しているのはルーイじゃないので、判断はお任せします。
休憩するならキャンプファイアータイムだ・・!
休めるにしろ進むにしろ、3の階段に進む前提でダイス3つ振っておきます。
武力の間クリア扱いなので、たぶん何も起こらないと思うんだけども!
出目が!出目が!w
指定ダイス: 3,4,5
>GMにしつもん!
外に出られそうな窓はありますか?w
12:10:38 たいまん@る 盾セージチェック 2d+8
Dice:2D6[4,4]+8=16
12:11:07 たいまん@る 3階へ 指定ダイス3回 6d
Dice:6D6[2,1,1,3,3,2]=12