結論のひとつとして導き出されるもの
思う以上に高さがある。
アーデルハイトの齎す情報で、なにかが進展するという事はない。
が、これもひとつの外的視点による資料だ。
きちんと書き留めておこう。
ベティが先に進むことを進言している。
中途半端な消耗状態にまでリカバリーは出来ているので、ソレもまぁ一つの案だろう。
と言うより、趣味の問題か。
周りはその気なのだから、わざわざこれ以上異を唱えることもないだろう。
上に行けばいくだけ、困難な敵が出る可能性は高い。
あくまで、これは傾向的な話だ。
個人的には、最初の関門に最大戦力を置くことこそ、最大の防衛力を発揮すると言う考えがあるのだが...
どうにも、物語をはじめ、こういった遺跡もその傾向がある気がする。
カストゥールの連中も、結局のところ我々と精神面では大差ないのではないかという考察も立てよう物だ。
ともあれ、三階にあがる、ということで結論は出た。
ルーイとベティのやり取りには微笑ましい視線を送っておこう。
\(・ω・\) (/・ω・)/ \(・ω・\) (/・ω・)/ \(・ω・\) (/・ω・)/ \(・ω・\) (/・ω・)/
出迎があるとは思いましたが...
「・・・グルネル、ですね」
最下級とはいえ、魔神。手に魔剣を持っている事をかんがみれば、その中でも優秀な部類。
今の私たちならやり合って、勝てないという事はない相手だ。
もっとも、万全な状態であればと言う注釈は付く上に、被害は確実に出る。
...つまりは、相手にしない事が大事だ。
証、と言うのはミユの持つ盾に刻まれた紋章を意味するのだろうか。
偽造品でどうなるかを試すわけにも行くまい。
ベティの呟きは、おそらく正解だろう。
ルーイの好奇心と言うより・・・これは、なんだろう・・・別の感情が見え隠れする。
私と違い、知識を呼び起こしたと言う感じではなかった。
ソレをたずねると言う気にはならない。
そういう表情だったからだ。
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PLより
ぐるねるするー!