高貴な御方、それは人間か

オート・メララ [2013/06/13 22:55]
>「此処は...何処なんでしょうか?」


「さて、また魔神が出るような事で無ければ良いのだが」


魔法陣に踏み込むと、そこはどこかの建物の中のようだった。
耳の奥がおかしい...まるで山に登ったときのようだ。
とすると、ここは地下ではない?


>「エル!?
> オートさんにウードさんに、・・・シオンさんまで!」


「むっ、ルーイ君じゃないか。
 君もこの遺跡にやって来て...いやまてよ」

「ルーイ君、ここはどこだ?
 我々はとある地下遺跡で転移の魔法陣に入って、ここに来たのだが」

「...ああ、私はオートという。
 見ての通りの同業者だ。そちらも?」


慌ただしく状況を確認し、名乗りも済ませる。


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>『では一同揃った所で自己紹介しよう』


「...ルーイ君、もしかしてココって」

「かなり危険な場所かね?」


この大層な御簾に、傍らに控えるどう見ても魔獣にしか見えないなにかといい。
私は嫌な予感でいっぱいである...無事に帰らせてくれよ、主殿?


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-PLスキュラ-

ひとまず塔側到着日記!