ヘリオンとの会話

GM [2013/06/19 07:06]

ガラフはこの日、ラーダ神殿の礼拝堂に向かった。
それは夜中だった。


ガラフはこのシチュエーションに覚えがある。
深夜の礼拝堂にいたのはヘリオン。


細身の半妖精はゆっくりと振り向くとガラフを見つけ、挨拶がてら会話を少ししたいと申し出た。


「ガラフ神官。
 ご無沙汰しております・・・。
 
 冒険者としてご活躍されていることは僕も聞き及んでいます。
 お忙しいでしょう。
 星王の幸が多くありますよう」


と前置いたあと、


「ガラフ神官は御存知ですか。
 ・・・いえ、失礼を申しました。
 
 ・・・・・・。
 最近、僕の中で気にかかることがあります・・・。
 今夜もそのことについて考えていました。
 
 ファリス神の懐にいる者達の間に伝わる"終末神話"についてです。
 なぜ終末神話は、ファリス神殿に伝わったか・・・。
 
 僕はそれが、運命の役割に思えました。
 我らが星王ラーダの信徒は、その伝えについてどう取り組むのか試されていたのではないかと。

 すみません。今、僕は、この場所で不謹慎を口にしてしまいました・・・。

 この神殿に仕える者として自覚を得たくなったのです。
 出すぎた考えです」


そう言って、ヘリオンは黙った。



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GMより:

ガラフの導入はこちら!
ちょっとぶっ飛んじゃっていますが、
なんてことのないプロローグだと思ってください(笑)

ガラフは夜、ラーダ神殿の礼拝堂でヘリオンと二人きりでいます。
少しの会話をしてあげてください。

細かい設定はお好きにしちゃってください!

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