道端
ある日の昼近く。
陽気に誘われてか、なんとなく人通りの多い道を歩く。
特に理由も目的もない。
ただ、「なんとなく」ぶらぶらと歩く。
露店に並ぶ様々な商品を眺めながら・・・無論買う気はさらさらないのだが。
そんな感じでぼーっと歩いてると、一人の商人らしき男が声をかけてきた。
>「おっ冒険者!?いいとこに。ちょうど探してたんだよ。
>コレ最新の地図。レックスんとこ。いる?
>この前、パダの連中がココで結晶化したバケモン持って帰ってきたっつって、
>ほくほく顔でオランにきたの。その時の地図情報もしっかり写してあるから。
>コレ、普段だと学院まで行って写しの申請して50ガメルくらい取られるんだけど、
>うちのコレはちゃんと学院のと同じ最新だし、写しを待たなくてもいいよ!
>30ガメル。
>うちの地図、安いよ。
>買いなよ。さっき追加のが来たばっかりで、コレすぐ売れちゃうんだよね。
>今だけだよ?買えるの」
と、早口でまくしたてるもんでよくわかんねえ。
ただ一つ・・・・うさんくせえ。
身なりも展示してる品も怪しいもんだ・・・・しかし
「こいつぁ」
地図はかつて隻腕のシーフの依頼で冒険したとこの地図だ、まちがいねえ。
最近、護衛の仕事・・・・しかも、あんまりうまくいってなかった。死なせなかったからよかったもんだが。
〝自分の命をチップに一攫千金狙い"ってのも悪くねえ―――つーか、こっちの方が性にあってそうだわ。
「ほー、面白そうだな。ほんじゃ、一つ貰おうかな?なんかいいもんはのってるかい?」
【PLより】
ダンテは古代遺跡周辺の地図とはわかってますが、知らんふりして尋ねてみます。
・相手の反応を見ます。
・相手の顔を覚えます。
どちらにせよ地図は買います。
その後は、ミノ亭に行く予定です。
>「こいつぁ」
>「ほー、面白そうだな。ほんじゃ、一つ貰おうかな?なんかいいもんはのってるかい?」
>「もちろん!のってるよ。
> いい買い物だよぉ。
> まず、地下への入り方。
> あそこの荒野は全面がまやかしなんだ。いちいち乗り越えなければいけない部屋がある。
> だがコレには、それらをすっとばせるルートも描かれてる。ハハッ裏道ってやつだあ。
> それから注目して欲しいのが3枚目。
> これはなあ、まだ荒っぽいからなあ・・・調べ足りねえんじゃないかって思うのよ。
> まぁあとでじっくり見て。
> それと。
> もし行ってなんかいいもん見つけたらさ、うちで買い取るから。
> 持ってきてよ。な?イイ値つけるから」
なーんか裏があるかなと思い、念のため親爺の顔を覚えとこうかと思ったが・・・・単なる商売人かな?
>「ランタン。
> 地下、暗いから。
> どこの店もこういうの40ガメルくらいするけど、うちのは30ガメル。
> 油も1本おまけで付けるよ。ど?
> ・・・ランタンなら、松明と違ってドアノブに引っ掛けながら仕事できるよ」
どうやら、おれが記憶術を使ってることを察知したみたいだが・・・・食えねえな。
「いやいや、お仕事っつっても、戦士だからなあ。
モンスターがドアノブにひっかける暇与えてくれるならいいんだけどさー・・・・たいまつで充分よ。」
>「いいもん見つけたら、おれんとこ持ってきてよ?
> 買い取るから!」
「オーケイオーケイ、任せときな。じゃあ、あんたの屋号か名前聞いとこうか。」
買い取るほどの資産持ってるとは思えねえけどな。
>「んじゃコレ30ガメル。
> 役に立てて!」
30ガメルを渡し三枚綴りの地図を受け取る。
値切ろうかと思ったが、30ガメルで浪漫を買ったと思えば悪くない。
さて、魔術師ギルドの写しって言ってったな。
一応確認しとくか。あの遺跡は結構えげつないトラップがあるからな。
ミノ亭に行けば誰か知ってる学院の関係者がいるだろう。
【PLより】
30ガメル支払います。
ミノ亭に行けば知人の魔術師かセージがいるだろうと思い、向かいます。
ルーイとかアレルとかガラフとかw
この地図とギルドの地図を照会したいなー(ちらり
所持金:4458
>「オーケイオーケイ、任せときな。じゃあ、あんたの屋号か名前聞いとこうか。」