地下1階

GM [2013/07/06 08:16]

暗い。
あたりに光源はない。
鉱山妖精の視界だけが機能しているだろう。


音は、それぞれが動作で立てる金属音、または衣擦れ、吐息、足音だけだった。
その反響で、あまり広くない場所にいるということが分かる。
広くない――――狭い、という方が合うかもしれない。


地図を思い出せば、ここは地下1階の北方だということがわかるだろう。
地上からの玄関にあたる廊下の袋小路だ。


そして、ダンテとガラフには気づくことがある。
早く前に踏み出さないと、魔法陣は逆に作用し地上へと出されてしまうということ。


しかし暗い。
何をするにも明かりを灯す必要がある。
そして、かすかな腐臭が漂う


もし明かりを灯せば、
通路脇に並ぶ台座の上には何もないこと、かわりに砕けた黒曜石が床を覆っていることが、見て取れるだろう。
目の前の扉には、イアンの印があった。くさびに白い紐を結んだものが、打ち立てられている。


そして床には小さく、いつかプレナが記した文字が小さくある。
この地下内部は地上の磁場と違い、怨念のようにこびりついたマナによる自浄作用はなさそうということがわかる。



―――――――――――――――――――――――――――
GM:

来ましたー!
「地下1階」です。

まずは、明かりを灯してくださいませ!誰の、どの灯りかお願いします

ちょっとシンプルすぎですが、攻略用MAP。
上が北です。北の○が現在地になります。

map_s_010.png

下の○が、地下2階へと行く魔法陣になります。
行くならば、『合言葉を唱えた』と宣言お願いします。
ここの合言葉は完全に"上位古代語"で作用します。来るときは下位古代語もOKでした。


この階の部屋を調べてもいいですし、真っ直ぐ南へ向かっても良いですね。
どうしましょう!


☆こちらへの返信は『地下1階』のみへチェックをいれてください

ルーイ [2013/07/06 11:13]

あの、感覚。

「オレも早くテレポートが使えるようになりたいよ」

くらくらする頭を振り払う。
転送された先は、真っ暗だった。

 

 『あまねく魔力よ、その輝きをもて闇を打ち払え。【ライト】』

 

ダガーに明かりを灯す。
作るの忘れてた。

 

「誰かの書き付けがある。
 ここは復元しないんだ。
 ・・・復元したら同じ宝も取り放題だもんね、残念だなあ」

 

見回す。
ガラフさんとダンテさんは、既に知っている場所みたいだ。


「既に枯れちゃってるんだよね。
 じゃ、とっとと次の階層に行かない?」


ぺたぺたと壁を触る。
どういう作りだろう。

転送装置はどういう仕組みだろう。

みんなの結論が出るまでに、見るだけ見る。

古代の知識は、それだけで宝だ。

 

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PLより:

全員の同意が得られましたら、地下二階へと向かいます。
ひとりでも寄り道の案が出るようなら、まだ合言葉は唱えません。

鳩からMP使ってライト唱えます。
ダガーに灯しますピカー
ローエMP2/3

11:10:54 たいまん@るライト作るの忘れてた。ライトー(ぺかぺかーん 2d Dice:2D6[6,2]=8

アレル=リリー [2013/07/06 12:28]
青白い光に包まれて、自分たちは遺跡の内部へ。
遺跡の内部が暗いのは、先ほどの光で目がやられてしまったのか、それとも本当に暗いのか。
かすかに漂う腐臭が鼻腔をくすぐる。
 
>『あまねく魔力よ、その輝きをもて闇を打ち払え。【ライト】』

ふわっと、近くで無機質な明かりが灯る。
ルーイさんが、魔法の光を点したようだ。
 
「助かります。何も見えないのは不安ですからね。」
 
お礼を言いつつ、周りをみる。
あの台座の近くの黒曜石は、魔法生物の成れの果てだろうか。
誰かの書留もある。・・・今のところ、敵の気配はしない。
 
>「既に枯れちゃってるんだよね。
> じゃ、とっとと次の階層に行かない?」


「そうですねぇ・・・探索され尽くした所は、あまり興味が出ません。
 それに、まずはいち早くあの階段について知りたいですしね。」
 
故意にしろ、そうじゃないにしろ・・・地図に示されていない場所って、ワクワクするでしょう?







PL
私も次に進むに賛成でーす。
未探索エリアに行きたいぜぇ
ダンテ [2013/07/06 14:59]

突然、目の前が真っ暗になる。
どうやら無事転送されたようだが・・・・無事もなにもなんにも見えねえ。

ルーイがなにやらもにゃもにゃ唱えると明かりがついた。
便利なもんだなあ。

>「誰かの書き付けがある。
> ここは復元しないんだ。
> ・・・復元したら同じ宝も取り放題だもんね、残念だなあ」

「あー、そういやこの間プレナがなんか書いてたなー。」

記憶を辿ってみる。

「とにかく、ここから出ようか。早くしねえとさっきの場所に戻されちまうぜ。」

**************************


>「既に枯れちゃってるんだよね。
> じゃ、とっとと次の階層に行かない?」

>「そうですねぇ・・・探索され尽くした所は、あまり興味が出ません。
> それに、まずはいち早くあの階段について知りたいですしね。」

んー、なんかこの階にヒントがあるかもしんねえけど、
まあ、詰まってから戻ればいいかな。

「おっけーおっけー、ほんじゃぁ、先に進もうか?」


【PLより】

わからなくなってから戻ればいいさということで、
地下二階に参りましょう。


【ステータス】
ダンテ:HP22/22 MP13/13
所持金:4428

武器:島揺らし、魔法のファルシオン+1、ダガー
防具:プレートアーマー(24)、パリーパリー

ランプ、油×2、保存食39w

ガラフ [2013/07/06 23:50]
「半年ぶりじゃな...」

あの時は鏡像魔神に追い返された。
だが、今回は違う。

「オレも早くテレポートが使えるようになりたいよ」

「貴殿はまだ若い。そう無理に急がなくても、きっと適うであろうよ」

ルーイは遥か先を見越している。
そして、彼ならそう遠くない未来にそれを実現しそうに思われた。

『あまねく魔力よ、その輝きをもて闇を打ち払え。【ライト】』

「助かります。何も見えないのは不安ですからね。」

「おお、そうであったな。貴殿らにはこの闇は辛かろう」

自分は夜目が利くので、仲間のこうした苦労をうっかりと見過ごしてしまう。
分かってはいるが悪い癖だ。

「誰かの書き付けがある。
 ここは復元しないんだ。
 ・・・復元したら同じ宝も取り放題だもんね、残念だなあ」

「あー、そういやこの間プレナがなんか書いてたなー。」

「そうであったな。何だか懐かしいのう」

あの賢明なラーダの愛娘は、元気にしているであろうか。

「とにかく、ここから出ようか。早くしねえとさっきの場所に戻されちまうぜ。」

「尤もじゃな。前回ワシ等はそれで戻されたのであった」

ダンテに促され、慌てて魔方陣から踏み出す。

***********************************

「既に枯れちゃってるんだよね。
 じゃ、とっとと次の階層に行かない?」

「そうですねぇ・・・探索され尽くした所は、あまり興味が出ません。
 それに、まずはいち早くあの階段について知りたいですしね。」

「おっけーおっけー、ほんじゃぁ、先に進もうか?」

「どうやら全員意見は同じようだの...」

ヘリオンやイアンの安否を一刻も早く確認したいのだ。

「それと、微かに腐臭が匂う気がするのう。
 微妙に気になる所ではある、が」

杞憂であればいいのだが...

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【ステータス】

HP22/22 MP24/24 インスピ:未使用 体調:健康 
支援魔法:無し

【装備品】

武器1=銀製最高品質モール【精霊鎚】(必要筋力26-5):
    攻撃力 7 打撃力36 Cr値12 追加D 7
武器2=銀製ハンドアクス【フューネラルアクス】(必要筋力11):
    攻撃力 6 打撃力16 Cr値11 追加D 7
武器3=銀製高品質ダガー【シルバームーン】(必要筋力5-2):
    攻撃力 6 打撃力 5 Cr値10 追加D 7
武器4=最高品質ロングボウ【ラク・ダーレィ】(必要筋力26-5)
    攻撃力 6 打撃力31 Cr値10 追加D 7

盾=なし:回避力 5
盾=銀製スモールシールド【ランパート】(必要筋力1):回避力 6

鎧=最高品質ラメラー・アーマー【ガレスの鎧】(必要筋力22-5):
  防御力27 D減少 4

その他=ジュリアンのリュート

【消耗品管理】

矢19 銀の矢24 
魔晶石3・3・1・(2) 暗晶石3・2・1・1
保存食42 羊皮紙17 松明6 ロープ30m くさび30 油2

【購入物管理】

ランタン1個&油2個=30ガメル

【消費アイテム管理】

魔晶石1

【PLより】

追いつけ投稿第2弾!地下2階直行賛成です。
ですがGM描写の「腐臭」が気になったので一応ダイス振っておきます。
平目で6です。

【ダイスチャットからの添付】

テッピン@ガラフ : 腐臭チェック (07/06-23:48:34)
テッピン@ガラフ : 2D6 → 4 + 2 = 6 (07/06-23:48:37)

ルーイ [2013/07/07 12:08]

ライトは灯したけど。

「ダンテさん、一応ランタンも点けといてくれますか。
 突然魔法が効かなくなる場所に出るかもしれないし。
 念の為、ね」

なんか買いたてのほやほやっぽいし。
使わなきゃ損!

 

* * *

 

「へえ、プレナさんってひとが書いたのか。
 字がキレイでいいなあ


オレは知っている。
字がキレイなひとは、殴り書きでもキレイなんだ。
もう、根本的に、次元が違うんだよ。
読めない殴り書きを書くひとは、元々字をキレイには書けないんだ。

 

少し遠い目をして、ふと。

 

「それと、微かに腐臭が匂う気がするのう。

 

ガラフさんの言葉に、鼻をひくつかせた。

 

「ホントだ、気付かなかった」

 

魔物の死骸ならいいけど。
アンデッドの可能性もある。

 

「なおさら、早く行こう。
 ヘリオンたちが腐るにはまだ早いから、大丈夫」


可能性として、懸念されることは口に出して払拭しておく。

魔法陣に立つ。

 

「行くよ、ちゃんと集まってね」

 

地図にあった合言葉を。

 

 『エロイムエッサイム、我は求め訴えたり!』

 

 

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PLより:

火の明かりも欲しいので、合言葉を唱える前にお願いしておきます。
ダンテにお願いしてますが、誰でもいいですw

 

合言葉唱えたよ日記。

GM [2013/07/08 04:14]

一行は通路を真っ直ぐ進むことにした。
ルーイがライトを唱え当たりを照らすも、別に炎の明かりを要請する。


ドアを開け、黒い壁の廊下を突き当りまで進む。
腐臭はより強くなった。


地下二階へ繋がる魔方陣があるはずの扉を開けると、
滲みだした体液であろう液だまりの中に、1体のフレッシュゴーレムが横たわっている。
腐臭の原因はこれだった。ガラフには、他のアンデッドの可能性ではないということもわかる。


魔法の効力が消え、ただの肉塊と化した人形は腐敗するのも早かった。
息をしなくとも鼻の奥にまで勝手に入り込んでくる死臭が、とてつもない臭気を放つ。


その腐った肉塊が漏らす液のそと、魔法陣の近くに、白い紐を結んだくさびが落ちている。
わざと落としたものだろう。



          ---------------



4人は魔法陣の中に入り、地図に記されていた合言葉を上位古代語にて唱える。
移転後も魔法陣から再度ここに戻るには、同じ合言葉を唱えればよいことも知っている。


魔法陣は正常に起動し、青く光る文字や図形らしきかたちが足元から這うように登ってきたころ、移動が終わった。



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GMより:

◎ライト了解です、現在を正午として、これから12時間保ちますね!
 他の方から別の明かりを灯すなど宣言があった場合、大体同じタイミングでつけたということにします。
◎フレゴさんがただの屍になっていました。
◎移動しましたー!


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