オススメのコツ
GM
[2013/06/20 03:38]
>「こいつぁ」
>「ほー、面白そうだな。ほんじゃ、一つ貰おうかな?なんかいいもんはのってるかい?」
巨体の冒険者が立ち止まり反応したことで露天商の男はにわかに笑みを浮かべたが、
あくまで飄々とした対応のダンテに、態度を崩さないでいようという努力が伺えた。
だがその努力も、嬉々とした動作によって虚しくなっている。
「もちろん!のってるよ。
いい買い物だよぉ。
まず、地下への入り方。
あそこの荒野は全面がまやかしなんだ。いちいち乗り越えなければいけない部屋がある。
だがコレには、それらをすっとばせるルートも描かれてる。ハハッ裏道ってやつだあ。
それから注目して欲しいのが3枚目。
これはなあ、まだ荒っぽいからなあ・・・調べ足りねえんじゃないかって思うのよ。
まぁあとでじっくり見て。
それと。
もし行ってなんかいいもん見つけたらさ、うちで買い取るから。
持ってきてよ。な?イイ値つけるから」
そう言い顔を上げた商人は、ダンテに視線に勘付くと、くたびれた展示品から一つを取り出した。
「ランタン。
地下、暗いから。
どこの店もこういうの40ガメルくらいするけど、うちのは30ガメル。
油も1本おまけで付けるよ。ど?
・・・ランタンなら、松明と違ってドアノブに引っ掛けながら仕事できるよ」
どうやら商人は、ダンテからの"顔の見られ方"が、ある組織で教えられるものと一致すると思ったようだった。
それから、強調するように言葉を繰り返した。
「いいもん見つけたら、おれんとこ持ってきてよ?
買い取るから!」
そう言いながらサッと、ダンテのつま先から頭のてっぺんまでに視線を走らせた。
「んじゃコレ30ガメル。
役に立てて!」
この小柄な露天商は、ダンテに3枚綴りの地図を渡す。
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GMより:
ダンテさんにレス!
この商人は、ダンテが遺跡の最初の人物とは気づかずにいます。
ですが、シーフの技術を使うことには勘付きました。
それは今のところ、商品のオススメピックアップ(ランタンですw)以外に影響はないようです。
商魂逞しく、ランタン+油1本を30ガメルで販売すると言っています。
商人は商人で別途、地図を渡す時ダンテの姿を覚えようとしました。
です!
ここで支払いが行われれば、実際に地図を入手することができます。
ランタンはどちらでも構いません。
次回の場面はミノ亭了解です!助かります!
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