詐欺か真か

アレル=リリー [2013/06/20 21:26]
>「ああ。ったくこんなところ、用がなかったらこねえ。
> ・・・購買に用があったんだ。
 
> これ」
 
自分の問いかけに、戦士風の男性はそう返事をする。
差し出してきたのは、どうやら地図のようなものが書かれた羊皮紙のようだ。
 
「これは・・・地図、ですか?」
 
そう自分が質問すると同時、
 
>   「っは!?」
 
事切れていたルーイさんが、息を吹き返した。
 
「あ、大丈夫ですか?ルーイさん。」
 
> 「あ、アルドノー・・・じゃなくてアレル」
 
良かった。どうやら記憶に異常はないようだ。
アノルドーって呼ばれたときは思わずショック療法を試そうと思ってしまった。
 
 
その後は、男性とルーイさんで会話が行われる。
50ガメル・・・確かに駆け出しの頃は苦労した気がするなぁ。
・・・でもルーイさんってもう中堅くらいじゃ?
そんな小さな疑問が浮かびつつも、二人の話を大人しく聞いていた。
 
>「でも、興味深いですね。
> あなたが潜った遺跡の地図は2枚なのに、露天商が売ってたのは3枚。
> ニセモノか、ホンモノか。
> 探ってみたくなるなあ。
> ね、アレル」

 
「んー、そうですねぇ。
 あんまり詐欺紛いの商売をされると、場合によっては
 こちらも見過ごせなくなりますしねぇ・・・。
 それに、単純に遺跡の地図と言うのは、興味が惹かれます。」
 
こう、指先が、むずむずと。
 
>「あ、オレ、ルーイっていいます。
> あなたは?」

 
「自分はアレルと言います。
 一緒に購買まで言ってみますか?」
 
ルーイさんに従って自己紹介をし、そう聞いてみる。
 
 
 
 
 
 
 
PL
ルーイさんの案に従います!
50ガメルくらいなら別に・・・と思ってしまうあたり6レベルになった実感があります。