冒険者御用達

アレル=リリー [2013/06/21 17:24]
>「もう口調が丁寧なのは諦めるから、せめて呼び捨てて欲しいなあ」
 
「んー、癖・・・みたいなものですからね。
 いきなり変えろといわれても中々・・・
 ・・・ルーイさんが自分の命を助けてくれるような出来事があったら、考えます。」
 
微笑みながら、そう返す。
いつか本当に呼び捨てにする日も、来るかもしれませんね。
 
 
 
 
 
購買部、資料コーナーの方で、自分たちは店員と話をする。
といっても話し合ったのは主にイアンさんとルーイさんで、自分は見てるだけだったけど。
どうやら話はうまくいったようで、イアンさんも満足そうだ。
ガッツポーズをする彼に、微笑を返す。
新たに地図を差し変えてもらった自分たちは、一度その場を離れる。
 
 
>「・・・ところでさ。
> ルーイくん、さっきなんか言ってたっしょ、なんかくれって。
> それでさ・・・」
 
離れたところで、イアンさんがそう切り出す。
そういえばさっきそんな要求をしてたっけ。
 
>「これ。この地図のコピー、俺作ってやるよ。
> ハハハ何を隠そう最新だぞ。しかもタダ。どう?
 
提示されたのは、地図のコピー。
ある程度踏破されてこそいるが、いまだ未探索の部分も多い遺跡。
もちろん未探索の部分にはまだ手付かずのお宝などもあるだろう。
しかもまったく未探索ではないから、ある程度遺跡内の脅威のレベルも分かる可能性がある。
そんな遺跡の地図が、タダ。これは・・・結構美味しいかも。
 
>「もしそれで良かったら、どっか移動しようぜ。
> ここじゃダメだな、さすがに」
 
「自分はそれで構いません・・・というか、お願いしたいくらいですね。
 とりあえず場所は移動しましょうか。そうだなぁ・・・
 冒険の話と言ったら、やっぱりあそこですかね。」
 
角のない、あのお店とか。






PL
すみません時間がないので短めですが!

とりあえずミノ亭に移動でいいんじゃないかしら。
巨漢が待っている気がしますしね!