人を喰う。

ガラフ [2013/06/30 22:33]
ダンテと共に地図を購入したという露天商の元へと向かう。

「あーら、さっきのアナタ。
 うち、返品は受け付けてないから」

ペブルと名乗る露天商は、想像通りかなり人を喰った性格だった。

「ん?
 いやあそれは学院の正規品だよぉ。
 嘘とか書いてないから。
 安心して!」

言葉の端々に胡散臭さが濃厚に漂うが、
それは彼に限った事では無く、この稼業全体のものだろう。

「あー、いやいや。確認しにきただけ。ほら、一応、命懸かってるしさ。
 嘘とか書かれてたら死ぬかもしんないじゃん?」

こう見えて盗賊ギルドにも繋がりがあるダンテに、
主たるやり取りは任せる。
素人が中途半端に首を突っ込むのは逆効果だ。

「...誰にって?そりゃおめえ、長もの下げたおねーちゃんが言ってくれたのよ。
 おれは脚ばっかり見てたけどよ!」

ダンテと気が合いそうなふざけた言葉だが、若干引っかかるものがある。

「ふーん、そのおねーちゃんが地図の提供者ってわけ?
 いいねえ、おれもそのおみ足拝見させて貰いたいねえ。
 住所とか名前とか教えてくんねんか?」

「これダンテよ、目的が違ってきてはおるまいか。
 ...まあ、両得なら構わないか」

などと、自分も毒された発想をしてしまうのは何故か。

「...あのねーちゃんが描いたヤツ、で間違いないね」

さて、ペブルは風を受ける風車の如くよく口が回る。
普段はパダの宿屋に勤めるセブルという女性。
オランに来た時の風体を考えると、剣の心得がありそうだ。

「ペブル氏よ。一つお尋ねしますが、
 その女性が地図を売った理由は何か言っておりましたかな?
 例えば急ぎの理由で金に困っているとか」

"生きて"いる遺跡である"死城"を攻略途中で放棄する訳は一体何か。

「ダンテよ、あくまで現時点での推測じゃが」

ダンテに少し屈んで貰い、ペブルに聞こえないように耳打ちする。

「ワシらに露払いをさせて美味しい果実を得ようとする輩が居る、
 その可能性についてはどう思うか?」

杞憂であれば問題無い。
問題なのは本当にそうだった場合だ。

「おお、これはよいランタンですな...ワシも丁度欲しかった所でしてな」

無論、自分には必要無い代物だ。
だが冒険者という職業柄、あらゆる事態は想定しておきたい。

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【ステータス】

HP22/22 MP23/24 インスピ:未使用 体調:健康 
支援魔法:無し

【装備品】

武器1=銀製最高品質モール【精霊鎚】(必要筋力26-5):
    攻撃力 7 打撃力36 Cr値12 追加D 7
武器2=銀製ハンドアクス【フューネラルアクス】(必要筋力11):
    攻撃力 6 打撃力16 Cr値11 追加D 7
武器3=銀製高品質ダガー【シルバームーン】(必要筋力5-2):
    攻撃力 6 打撃力 5 Cr値10 追加D 7
武器4=最高品質ロングボウ【ラク・ダーレィ】(必要筋力26-5)
    攻撃力 6 打撃力31 Cr値10 追加D 7

盾=なし:回避力 5
盾=銀製スモールシールド【ランパート】(必要筋力1):回避力 6

鎧=最高品質ラメラー・アーマー【ガレスの鎧】(必要筋力22-5):
  防御力27 D減少 4

その他=ジュリアンのリュート

【消耗品管理】

矢19 銀の矢24 
魔晶石3・3・1・1 暗晶石3・2・1・1
保存食42 羊皮紙17 松明6 ロープ30m くさび30個

【PLより】

投稿遅くなりすみませんでした!
ペブルに「地図を売る理由って何だか本人は言ってたかい?」
と尋ねます。

ガラフもランタンセット30ガメル買いますよ!

【ダイスチャットからの添付】

今回は無し!