魔実棟寮:魔法のお仕事【判定済】
GM
[2013/07/18 16:50]
4人は今いる部屋の、南の部屋を捜索することにする。
地図によると凹型になっている部屋だ。
目的の部屋の扉は、今いる部屋を出てすぐ正面にある。
カギはかかっていない。
元々かかっていなかったのか、それとも4人より先に入った人物が開けたのかはわからない。
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【魔実棟寮】
この部屋はひどく散乱していた。
しかし埃の跡からいって、過去すでにそういう状態だったのだろう。
扉を開けると部屋は絨毯敷きで、エントランスを兼ねているものの造りとしては居間に近い。
ソファとローテーブルが通行の邪魔にならない位置にあり、部屋の向こうの壁、対面側にも扉がある。ここの扉をくぐれば中央の階段前に出るだろう。
ローテーブルの上にはしまわれていない本が開きっぱなし。
これは下位古代語の本だった。
東の壁には本棚が並び、そして小部屋に繋がる入口があった。
それは西の壁も同じである。
比較的新しい足跡が床の埃の上に続いている。
だが本の乗ったテーブルや本棚へ寄った形跡は薄い。
右の部屋、そして左の部屋へ続いている。
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【東翼】
簡単なキッチン、ユニットバス、どちらも共用らしかった。
北へ伸びる通路は2人用のプライベートルームが並んでいる。
各部屋を覗くと、ひどく劣化した布やインク瓶があるだけだった。
小さな人体の骸骨もある。人間の子供にしては骨が太く、もしかしたら異種のものかもしれない。
ある部屋には小さな箱があったが、それはすでに開けられ、中身が抜き取られていた。
埃の具合からいって最近だろう。
どの部屋にも共通しているのは、羊皮紙の数が多いことだ。
ある紙は走り書き、またある紙は丁寧に書かれたノートになっている。
筆跡も様々で、分からない図形が書き込まれてもいる。
手がかりになりそうなメモは上位古代語だ。
―――――誤作動報告書
魔術師長 殿
ベースメントフロア3《第一シェルター》のセキュリティ機能を人為的に作動させたことを報告します。
概要:
魔法実験棟内で作業中、思わぬ事故によりセキュリティブザーを発動させた。
それにより、一時的に第一シェルター・魔法実験棟ブースが閉鎖。
施設内の各人に影響を与えた。
理由:
蛮族を使用しての新規実験。
詳細は魔実棟チーフに提出。
今後の対処法:
実験前にリスクを洗い出し、事前に告知し被害に備えるようにします
その他:
すみませんでした。以後注意します。
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【西翼】
こちらも造りは東翼と同じ。
ある部屋、机の上の羊皮紙の束を調べると、中から物質を入手した。
それは羊皮紙に包まれていた。
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鑑定:
羊皮紙をひらく。
中には爪ほどの大きさの乳白色の、石・・・のような、金属のような、有機物のようにも見える。
パールより強い輝きを放っている。
包みになっていた羊皮紙には下位古代語で文字があった。
―――――今日の実験で綺麗なものが出た。
工房にいるドワーフに精霊銀で細工させれば、よき装飾品になるだろう。
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魔実棟のチーフメイジに関する手がかりは、決定的なものは得られなかった。
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GMより:
<08>調査!アイテムは<I08>!
これは目標値17で公開です。
>あいでー
はいっ、医務室のマンティコアが言ってるやつですね。
こちらは1つあればOKです!
!※重要※!
進み方の話になるのですが、
もしこのままこの階層で調査を進めるなら、一気に「調査した」とすることができます。
その場合、入ってから12時間経過したとし、ライトとランタンが消えます。
また、鑑定ダイスを先振りして頂いたほうがスムースでしょう。
もちろん、もうそろそろ下行っちゃう?というのもありですよ^^
どうぞお好きに!
☆こちらへの返信は『地下2階』のみへチェックをいれてください
【追記】
判定のダイス結果を追記しました。
ここで入手した<I08>は「換金アイテム」ということだけわかります。
価値は今のところ不明です。