次から次へと

アレル=リリー [2013/07/18 21:23]
>「この部屋の物だけ持ち帰っても、結構満足できそうだよ。ねえアレル」
 
「あはは、まさしくその通りです。満足しすぎて、数冊消えちゃうかも。」
 
部屋に入ってのルーイさんの一言に、そう同意する。
消えるのはもちろん自分の懐の中、です。



部屋を探索して見つけたのは、蛇の置物。
精霊銀で作られたものだろう。その見た目はとても綺麗だ。
強いて残念なところがあるとすれば、飾る以外の用途がなさそうなところかな。
 
「まぁ、いいお小遣いにはなるでしょう。回収回収。」
 
とりあえずは自分のバックの中でいいかな。
 
 
なんてやっていると、書物の方も解読が終わったようだ。
内容は、どうやら何かの実験の様子。
 
>「なんか、とんでもない魔法生物の研究をしてたみたいだね。
> 権力争いみたいなのは、昔も今も変わらないんだ」
>「つまり、」
>「すっごいお宝が、期待できるんじゃない?」

 
「おやおやルーイさん、今さらですか?
 自分は最初からすっごいお宝しか期待してませんでしたよ。」
 
くすくすと笑いつつ、そんな軽口を叩いて。
さて、そろそろこの部屋ともお別れかな。
 
 
 
 
 
 
 
次にやってきたのはすぐ真正面の部屋。
魔実棟だとか何とか書いてあるけど、まぁ現在の寮みたいなものだろう。
最低限の探索はしてから、扉を開ける。
 
部屋の中は、酷く荒れていた。
そう、"荒れていた"んだろう。恐らく最初から。
冒険者が荒らしたにしては、埃が積もりすぎている。
 
「誰が荒らしたんでしょうかね。
 一体何があったのか・・・気にはなりますが、今は置いておきましょう。」
 
部屋の中には、上位古代語で書かれたメモがたくさんある。
自分じゃどれが重要なものかもわからないから、あれはやはりルーイさん任せだ。
 
「では、先ほどと同じ流れで。
 早くキーが見つかるといいんですけどねぇ。」
 
残された時間は、果たしてどれくらいだろう。

 
 
 
 
 
 
 
PL
宝物判定は失敗しました!
とりあえずキーが見つかるまでは全部屋調査でいいと思いまーす。
調査ダイスはとりあえず7個振って、7、10、5、7、6、5、6でしたー。
 
 
宝物判定:2d6+8 Dice:2D6[4,1]+8=13
調査ダイス:14d6 Dice:14D6[3,4,6,4,2,3,6,1,1,5,1,4,5,1]=46