ありがと!ティコ先生
「うわー」
一連の工程をじーーーっと見る。
なんだあれ。
小人の魔力をマンティコアが吸ってるのか?
魔晶石のシステムを生物に応用してる?
なんだあの言語。
タング、を使おうとしたら、詠唱は終わってた。
むー、残念。
『看護しーさん、ありがとー』
ふらつきながら去る小人たちに声をかけて、手を振った。
アレもなんだろう。
フツーに住んでるみたいだけど、なに食べてるんだろう。
アレも魔獣なんだろうか。
それなら食べなくてもいいらしいけど。
『やー、先生ありがとうございます。
よーく言っときますから。
あの魔法陣を作った呪文って何ですか。
上位古代語じゃないですよね。面白いなあ。
あ、ところで看護しーさんって何人くらいいるんですか?
何百年も大変ですよねー』
とりあえず32人はいそうだ。
「で、とりあえず詳しい話しはあと。
まずここを出よう、ヘリオン。
イアンさんも」
マンティコアに世間話風に尋ねながらも、急かすように、医務室を出る。
* * *
「ええと、ベッドもあるし、大部屋にいこうか。
一応男子用で」
男しかいないし。
いやもう何百年前も前だから部屋の男女とかどうでもいいけど一応気分の問題です。
「魔術師のルーイです、よろしく。
かくかくしかじかで、みなさんの装備品は階下に回されちゃったみたい」
大部屋に移動してから、イアンさんのパーティに、マンティコアに捕えられていたこと、オレたちが助けたことを伝える。
オレたちが助けた、ここ重要。
「で、みなさんがどういう風にやられたのか、話を聞かせてくれませんか」
オレたちの情報を伝えるより前に、聞いとく。
5人が寝かせられていたあの状況。
マンティコアのチカラじゃないはずだ。
薬か、魔法か。
それをどうやってやられたのか。
もし、力づくで医務室を漁ることになった時の為に、聞いておいた方がいいだろう。
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PLより:
男子大部屋に行きましょう。
ここで一晩休むつもりで。
イアンたちですが、どうしましょうか。
装備を取り返したいとか帰りたいとか色々言われる可能性はあると思います。
僕としては、レックス内を丸腰で帰るのもキツイと思いますので、この部屋で待機しててもらって、帰りは一緒に帰ってあげる、みたいな感じがいいかなーと思ってます。
丸二日帰って来なかったら死んだと思って頑張って帰ってね、みたいな。
工房と医務室以外だったら安全が確認されてるので見てていいよー、みたいな。
そういえば、生実棟寮Aに落ちてた針、回収してたことにしてもいいですか。
ダメなら後で拾いに行きます。システムに【興味があります】。
シーとマンティコアをつないでるシステムみたいなのをセージチェックしてみました。15。
シーの知名度判定は13で失敗。イチタリナイ。6が出ない。
やはりセッション開始前に「セージの出目はいい」とか豪語したせいだ。
11:46:44 たいまん@る 魔力接続システムらしきもの 2d+8
Dice:2D6[1,6]+8=15
11:46:24 たいまん@る シー 知名度判定 2d+8
Dice:2D6[3,2]+8=13